息子が昨年の12月から少年野球チームに入ったので、応援することが多くなって気が付いたこと。
応援で力をもらうのは誰か。
応援は、一般的にはされる側のためにあると思ってる。
プロ野球のヒーローインタビューなんかでも「ファンの皆さんの声援のおかげで~」などというし、
箱根駅伝を見ていても、やはり路上の声援や運営管理者から飛ばされる監督の檄に後押しをされて
力を振り絞る選手たちの姿がカメラに映し出される。
しかし、今日も応援をしていて本当に力をもらったのは自分なんじゃないか、と思った。
今日は息子のチームが所属する地域の児童軟式野球連盟に所属する4チームが参加した駅伝大会でした。
1区間は1㎞~1.5㎞で、10区を襷でつなぎます。
会場は運動公園の中に有るグランド周辺の通路で、アップダウンが激しいコース。
というか、ほとんどアップかダウンでかなりキツそう。
うちの子はまだチームに加入したばかりなので、私自身もようやく走る選手たちの顔と名前を覚えたところ。
コースの誘導役をしながら声援を飛ばしました。
息子は4区を走ることになり、レース前はちょっと緊張した表情。
雨の予報もあった中で、ギリギリ天気ももちこたえ、いよいよスタート。
第一走者はいつも息子が一緒に野球を練習している子で、他チームの上級生を押しのけて1位で帰ってきた。
そこからは一進一退、息子は2位で襷をうけ、3位に落ちたもののその後巻き返して2位で襷を渡す。
もう一人一人が一生懸命で、苦しくて、それでも顔を赤くして走っている姿に大人が熱くならないわけがない。
会場にいた保護者や監督・コーチ全員が大声援を送る。
毎年正月に横浜に帰省した際には、家の近くを走る箱根駅伝のランナーを路上で応援するが、
母校の選手を応援するときの10倍くらいは力が入って応援したと思う。
その後、9区で首位に返り咲き、アンカーは首位を守ったままゴール。
7秒差で歓喜に湧きました。
アンカーだったキャプテンは区間賞で、かつ全ランナーで一番速いタイムの素晴らしい走りでしたが、
「一人一人があと1秒ずつ遅かったら俺は負けていた。みんなが頑張ったから勝てた。」と
チームメイトに声をかけているのを聞いて、本当に素晴らしいレースを応援させてもらってありがとうという気持ちになった。
子どもたちが本気で何かを頑張っているところを応援することで、力をもらっているのは親なのかもしれない。
週末の予定がほぼ野球に埋め尽くされ始めている我が家ですが、しっかり応援していきたいと思います。
選手たちはもちろん、運営に力を尽くしてくださった方々、保護者の方々、お疲れさまでした。
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