私は小学2年生の頃からの近眼です。
中学1年の終戦を期に、学制改革が行われたのをはじめ、高校2年の時には、画期的とも言える男女共学を経験することになりました。
異性に手を振っただけで退学になったという笑えない時代を経て、男性と机を並べることがどんなに衝撃的で、刺激的であったことか!
「オイッ! 眼鏡掛けろ! 色気づきやがって!」
体育の教師から冷やかしを込めて怒鳴られたりしたのも、今は懐かしい思い出です。
見えない裸眼で、多分眉間に皺を寄せていたのだと思います。周りを、或いは異性を意識してたのでしょう。
近眼、老眼、乱視、黄班変性、白内障(は、ただいま小康状態ですが)、眼だけはトラブルのデパートなんです。
体は特別に丈夫で、周りに、倒れるまで歌い続けると言っても、だれも疑わないのに。
とにかく著しい医学の進歩を、信じて待つことにしましょうか。