あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

近来稀な素晴らしい春の一日でした

2018-03-30 06:12:18 | 日記
昨日は、最近の気象の乱れの中では稀とも思えるような快晴でした。本当に一片の雲も見当たりませんでした。


長年の私のシャンソンのお客様数人に招ばれて、お花見に参加しました。それが我が家の近くの「元気の森公園」という、私がジョギングをする場所でという気配りに、嬉しくてて感謝、感謝!です。


ゆっくりと流れる時間の中で心ゆくまで、あり余るほどに用意された食事、デザート、その上お茶までたてていただいて、しゃべりまくりながら至福の時を過ごしました。

時間はただ私たちのために流れていました。いいえ、止まっているようでした。


時間が過ぎてゆくなかで、そろそろ終盤に差し掛かろうというときに気持ちのいい風が吹いてきて、立ち並ぶ桜の樹の下やまわりを、花吹雪が一斉に舞いながら風景を彩る様は、美し過ぎて近来稀な経験だったと言えるでしょう。


私たちの今日のこの集い、更に更に未来を祝福されていることを確信するにふさわしい一日でした。


何ともすべてに感謝せずにはいられないような満喫した春!! 新しいエネルギーを明日に繋げなければ・・・!



85歳の誕生日を迎えて!

2018-03-21 22:21:23 | 日記
今日は私の85歳の誕生日です。


昭和20年に大東亜戦争が終わり、その後の時代の変遷は余りにも目まぐるしく、時代の前髪をつかんだつもりで、過去はいらない! 類型は嫌だ! とばかりに粋がって怒涛のように生きて来たように思います。


終戦の年は女学校(現中学)の1年生。その後しばらくは「人生50年」と言われて過ごし、子供の私には4~50歳の男性はおじいちゃんに思えておりました。

というわけで、その頃の基準からすると30数年も長く生きていることになりますね。


ほとんどの価値観が変わり、学ぶべき先輩も見当たらず、書物だけが私のゆく道を照らしてくれました。未だにその習慣は変わらず、黄班変性という眼病を抱えながらも活字からは離れられません。

今後も過去に経験したことのない状況を見続けさせられるのだろうと、楽しみは絶えないのです。

そのために健康だけは維持しなければと、雨降る今日は我が家の階段の14段を、10回上下しました。140段が初日の実績です。

 
明後日は仲間と老健施設でのボランティアを行い、来月は朗読のグループとのライブ、5月は私の「気ままライブ」が待っています。


高齢は個性! と繰り返し、93歳まで歌うと宣伝していたのを故あって95歳まで延ばし、シャンソンも菜園も、老老介護もエーイッ!とばかりにやり尽くす覚悟でいるのです。


次回から私のブログの表題は、「85歳の今」にしようかと思っています。

高齢も老老介護も、言い訳になどなりはしない!

2018-03-14 18:09:19 | 日記
オリンピックが終わり、さしたる興味もなくパラリンピックをのぞいていました。

アスリートの体験者としては、最高の結果に触れることで疑似体験をしながら、興奮をしてオリンピックを見ていたのです。


がしかし、パラリンピックのあらゆる滑りの疑似体験の中で、結果を楽しむオリンピックと異なり、深い深い人生の深みへと誘われる現実の体験は、いつの間にかどうしようもなく選手を敬い拍手を送っている私がいたのでした。


私は延べ30年のアスリート経験があり、それなりの成果もあげてきましたし、吐く寸前まで激しい練習を重ね、それが当たり前の日常を過ごした年月も経てきました。


私は誰もが認める健常者です。


パラリンピックでは、足や手の欠損や麻痺が当たり前の条件のなかで、寒いなかで、吹雪くなかで、定かでない体幹をコントロールしながら滑ることが如何に難しいテクニックを要するか、痛いほど分かります。

ましてや、盲目でありながらの滑りは、見ていても健常者の私には恐怖しかありません。


あぁ、私の日常のなんと生ぬるい日々であることか!


老老介護なんて、比較にもなりはしない!


早速、明日からの予定をもう少しハードに塗り替えなければ・・・。


そういえば、時間は「地球上の人間が決めた妄想」だと言った人がいたっけ! 高齢など言い訳になどなりはしない!


まだまだ、どんな難事にも耐えられそうな私です。

2018-03-05 06:24:33 | 日記
介護にかまけて外出をしなくなったせいもあるけど、人との交流が減って未来への展望が狭くなってきています。


取り敢えずやってみようと、前だけを見て超多忙な年月を歩いてきた私にとって、現在の日常はやむを得ない事情があるにしても、少し寂しい。

生涯現役を唱えている以上は、もっと行動しなければ・・。

頭の中で新しい計画はめじろ押しなんですが。


というわけで、内科の診察を受けました。

最近の生活、事情をお話し、ストレスからだと思うと症状をお話ししました。

血液検査をしていただいて、二日後にその検査報告を受け取りに行きました。夫の先の見えない病状に怯えて、私に何かあったら夫はどうなるのだろうと、ずっと引き伸ばしてきた検査結果です。

にこやかなドクターの前の椅子に腰かけるなり、「素晴らしいですね」とドクターの第一声!

「どこもどうもありません。お若いですねぇ~!」「でも・・?」ドクターは詳しく説明をしてくださいました。納得です。


丈夫に産んで育ててくれた天国の両親に有難う!!


どんな難事にも耐えられる自信を得た日でした。


どこかで読んだ、「時間は地球上の人間が作り出した妄想である」という文章を思い出して、瞬時、年齢を忘れました。