朝から、夫の定期検診日のことをすっかり忘れて、春の高校野球での修悠館高校の応援で興奮していました。
勝負が終わったところで思い出し、病院に電話で予約を入れて午後からの診察となりましたが、病状は現状維持だということでした。現在の彼は最低限の動作しかしていないので、とりあえず薬と食事で体力を維持しているというところでしょうか。
週4回のデイケアの施設行きも、少し苦になる日があるようだし、我が家でぼーっと居眠りしながらテレビを見てるのが心地いいみたいなのが、気になります。
寝たっきりにならなければいいのですが・・・。
一日の多くを菜園で過ごしたので、さすがに疲れて体のいたるところが痛くなっていたはずでした。
でもね、満たされた幸せ感とでも言うのかしら、とにかくいい気持ちなのです。
NHKの相撲の番組で、稀勢の里が体の故障によるリスクを負いながら優勝した瞬間を、私は涙をこらえながら「ブラボー」と叫びつつ、喜びに浸って自分が疲れていることを忘れてしまいました。
私も戦後の学制改革以来テニスに没頭し、激しく過ごした時間を思い出し、稀勢の里の今を共有している私がいたのです。
八代の高校に在籍していた私は、熊本県で優勝して戦績が新聞に載ったハシリだったように記憶しています。
スイートスプリングの果実が、今年の味は良くなってるのに中袋の皮が固くて食べながら楽しくないのです。ジュースにするとおいしいので今年はそうするとして、これから果樹の勉強です。
というわけで、樹木の下の部分の枝を切り落とし、周りの草をとってきれいにしました。来年のために覚悟を示し、樹にも「よろしく」と挨拶を済ませました。
昨夕、最後のほうれん草を収穫して夕食に使ったので、空いた所に種を蒔かなくては・・・。
ついでに菜園の目だった草をとっていると、カモミールがあちこちで姿をあらわしているので、一か所に集めて植え直しました。一年草なのに、こぼれ種で毎年会いに来てくれます。今年もハーブティーで活躍してくれそうです。
3月というのに、冷たい雨と風。
どうしても気にかかるので、雨が止んだのを見計らって、空いている土を耕してジャガイモを植えました。すでに石灰は撒いておいたので、種芋を半分に切って植えました。
あっちこっちに咲いている水仙を、一か所にまとめて花と野菜の共存を考えなくては!
朝早くから鳥たちが入れ替わり立ち代わり訪れますよ。毎日来ている鳩は、高いところに止まったり大きな鉢の水を飲んだりして、自分の庭のように遊んでいます。
おかげでブロッコリーは、鳩だけでなく鳥たちが葉を食べて丸裸にしてしまいました。
認知症の夫は、「春子さんに挨拶しに来るんだね」と、幸せそうに毎日言っています。
鍬を使うと疲れるけど、足腰が鍛えられて今日もいい運動をしたと思って、楽しくて幸せな日になるのです。