あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

シャンソンを日本語で歌うことへの考察!

2019-10-29 07:00:40 | 日記

ずっと以前に、ある人から「?の音が間違っていた」という指摘を受けたと報告がありました。

これはどうしても言っておかなければならないと、いつも感じていることなんですが、私たちはシャンソンを日本語に訳したものを歌っています。

楽譜の小節のなかの歌詞の多くは直訳ではありません。原詩を訳したものを各小節に配分して入れてあるのです。

音符の通りに歌ったら、しばしば日本語は機能しなくなります。

日本語のイントネーションを正しく発して、言葉を機能させることによって初めて聴き手とその歌を共有することができるはずです。

 

私のライブを狭いホールで行うときに、しばしば目をつぶって聴くお客様が増えてきたのを実感しています。

私は、ドラマを、或いは風景を目の奥で描きながら聴いてくださってるのだと、勝手に思いを巡らせて歌っています。そして、シャンソンを歌い手と聴き手がその曲を共有した瞬間を目撃したのだと、喜びにうち震えます。

 

シャンソンは下手でいい!! 山ほどある素晴らしい歌を言葉を機能させて歌うことで、必ず聴く人に伝えることができると思っています。

言葉の緩急と、それによってできる間の問題などのテクニックを学ぶ必要はあるにしても~!

 

曲を何度も聞いて、その中で自分の絵を描く!

如何!?