自然学校発 黒松内だより

ニセコ小学校宿泊体験学習

とても暑かった7月13ー14日、宿泊体験学習が行われました。

今回のニセコ小学校は事前学習として1時間授業をしており、既に1度会っています。
バスから降りて早速声をかけてくれます。

天然記念物のぶな林を1時間半ほどかけて歩きましたが、今日はやっぱり蒸し暑かった!
橋の上から歌才川を眺めながら「入りたい」とみんな口々。

そしてやっぱり水の活動、午後のカヌー体験・生き物探しはみんな大いに楽しんだ様子。
カヌーはそのまま浮いているだけだと川ですので、流されます。
声を揃えてパドルを漕ぐのを揃えると、グイグイ進む、そういったことを感じられたのではないでしょうか。
生き物探しでも、みんなやや深い所に進んで入っていたということもあり、比較的大型な物が取れていました。(種類は今ひとつふるっていませんでしたが‥)

  


午後の活動後半は、野外すいさん。
たくさん体を使ったからでしょうか。作っている16時頃から「おなかすいた」との声も聞こえていました。

野外での調理というのは中々に難しい活動です。
普段はボタン一つでご飯が炊けますが、それはつまり仕組みの分からないブラックボックスとも言えます。
日々料理をしている人もそんなに多くなく、初めての場所で普段使わない道具、そしてたき火を使う。
たくさんの「難しい」要素が詰まっています。
不出来でもある意味当然、だからこそ、出来上がる「美味しい」に感動があるのだと思います。

    

温泉に行って1日目があっという間に終了。

(たつみ)

*

2日目は海の活動です。2日連続快晴の夏日!

まずは起床後、畑とコケッツのお世話をお手伝いしてもらいました。
自然学校の鶏は雌雄どっち?どんな餌を食べているの?
実際に見て体験しながら、新たな発見がたくさん。

朝食後はウエットスーツに着替え、海へ出発!
川活動の時もライフジャケットをつけていましたが、
海は足がつかないところもあるので、まずは改めて浮く練習。
波も穏やかで、水が気持ち良いです。

その後は磯の生き物探し。

貝、ヤドカリ、ヒトデ、海草…様々見つかりました。
それぞれどんな特徴があるか、たつみの解説と共に観察します。
「イソバテング」という優雅な泳ぎ方の魚もゲット!
不思議な形の透き通ったヒレが美しいです。

そしてお待ちかねの飛び込み!
泳ぐのが得意な子が多く、皆テンポよく飛んでいました。
慣れてきた子は高いところからや、回転をつける、ポーズをとりながら飛ぶなどといったこともしていました。

昼前まで活動し、自然学校に戻って昼食。
食後の片づけ・掃除は廊下やキッチンもしっかりやってくれました。

非常に活気のある賑やかなクラスで、活動も質問も積極的行ってくれました。
森、川、海と様々な自然に触れ、何か発見や学びはあったでしょうか。
私たちが言葉で解説したこと以外にも、五感で感じたものを大切にしてほしいと思います。


夏休み前の宿泊学習はこれでおわり。
夏休みも、夏休み後も、たくさんの子どもたち大人たちと楽しんでいきたいと思います!

(くま)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「学校向けプログラム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事