チャレンジおばさんの日記

♡日々感じたこと、体験した事、楽しかったことなど
ポジティブな人生にチャレンジ♡

?晴れのち、涙 (T-T); ・・・

2010-11-06 22:40:47 | 日記・エッセイ・コラム

朝晩はすっかり寒くなって暖房が必要な季節の到来です・・・

が、日中のあの太陽の照り方は何でしょう 暑いこれでは風邪もひくワ

今日は 施設でアレンジを皆さんと楽しんできました

0005 明日は施設の 年に1度の文化祭

その会場に今日作ったアレンジを展示して 来てくださる方々に

見て戴くそうです。日頃施設を利用されている方たちの家族や近隣の方、

業者の方、特別にお招きしている方など 多くの方が来られるそうです

皆さん、『あ~良いのができた。』って  よかったよかった

0006 これは何時もお世話になっている

洋裁の先生に・・・ ちょっとシックな色合いで作ってみましたプレゼントです

 前回 35年目の・・・ に続き第二段、不思議ばなし・・・

今日 お化粧をしようと鏡に向かっている時 急に父の事が頭の中に浮かび

頭の中をぐるぐるグルグル走馬灯のように 色々な出来事がぐるぐるグルグル

そして涙がぽろぽろポロポロ・・・信じられないけどぽろぽろポロポロ

アイメイクなんぞ出来たものではありません

何で・・と ふと見上げた時のカレンダーの日付、目に入ったのは7の日

7日は父の月命日です。・・・なんて話はよくあることかな

32年も経ちました・・・

戦争から帰り、世の中の流れが変わり、失ったものも数知れず・・・

結婚をして子もできたものの

『生きて帰れたのが ラッキー』と言わんばかりの ハチャメチャな生活

俗に言う 女遊び、ギャンブル、お酒・・・と 若干働いて得たお金は全て貢ぐ

幼子が家にいる事など 省みる事も無く 自由奔放に・・・

(これは母が 何時も涙ながらに語るお話です)

母も本当に苦労したと思います子供心に一生懸命な母の姿を見ていました

今の時代とは大きく異なり 女性が働く場所も無く ましてや離婚など

『子供たちのために出来ない』と言う環境の中で 母にとっても波乱万丈な

人生を歩んで来たんだなぁ~と  

父に代わって・・・『ごめんね』 そして 『あ・り・が・と・う』 

そんな父が一世一代の賭けに出ました・・・忘れもしません 私が小学1年の

夏休み、突然の引越し 友達にさよならを言う事も無く 新開の地へ・・・

父は、トラック1台で仕事を始め 景気の波にも乗り徐々に生活も人並みに

『何か欲しいものあるか?』 『うん・・・オルガン』 『よっしゃ~』・・・てな感じで

私には甘く、良い思いをいっぱいさせてくれたなぁ~

母も『貴方には特別だったゎ』・・・って言わせるほどに

気も、合っていたと思う よく二人で応接間でお酒を飲みながら語り

 『お前が男だったらいいのになぁ~』とよく言ってたなぁ

そして決まって話す事が、戦争で満州に行きトラックに乗り 物資や銃弾を

運搬したときの事、捕虜になった時の事、受けた拷問・・・『本当かなぁ~』

なぜか笑い話のように装飾され語られる思い出の中には 

父が戦争から帰ってきてからの あのハチャメチャな日々の生活が 

今、分かるような気がする

戦争はありえない事だが・・二度とあってはいけない  絶対に・・・

人生を狂わせてしまうから・・・、 失うものが多すぎるから・・・ 

そんなこんなで事業も形になり 山、坂はあるにせよ着々と、それなりに・・・

これからの夢は『株式会社にする事』と頑張ったんです

頑張った甲斐もあり 夢は現実に        ところが・・・

最初は胃癌でした。 それから数年後、今度は直腸に・・・  

嫌がる父をやっとの思いで病院に連れて行き精密検査、告げられた言葉は

『余命3ヶ月』・・・  無情ですね

余命3ヶ月も待たずして 生涯を終えてしまいました

株式会社・代表取締役に刻まれた名も6ヶ月・・・

病院に向かう前 タオルで涙をぬぐいながら 最後の私への願いは・・・

絞るような声で 『お母ちゃんを頼む・・・』 

母への一生の思いが込められた、 『愛』 が感じられた一言でした。

父も、人並み外れた 桁違いの波乱万丈な人生だったと聞いています・・・

今は あの世とやらでどうして居るのでしょうか?

どこかで見守ってくれているのかな  

いやいや甘い、甘い・・・しっかり遊んでいるかもね

でも、良いんじゃない・・・それで

痛みにゆがんでいる顔、耐えている顔してないよね・・・ 笑ってるよね・・・

どうか 笑っていてください・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする