子供のウオノメについてです。
お子様の足にウオノメができたとの主訴でお見えになられることがあります。
ウオノメとは一部分に体重がかかることで、 一種の防御反応で皮膚が硬くなることにより生じます。
お子さんでは体重が軽すぎるため通常ウオノメはできません。
幼稚園児や小学生でウオノメができた!と思われたら、ほぼ100%尋常性疣贅(イボ)です。
写真は娘の足の趾に出来たいぼです。
ウオノメとイボの明らかな違いは指紋や足紋が乱れるかどうかです。
ウオノメは皮膚の角質が厚くなるため指紋や足紋が乱れません。
イボは表面がモコモコしてしまいます。
イボの治療は液体窒素での冷凍凝固が一般的です。
他にも新しい治療法がありますので、イボでお悩みでしたら
毎日毎日空手の稽古に明け暮れ、足裏を酷使したためにできてしまったと思っていた子供の足裏の魚の目が、自宅療法(ヨクイニン飲用1ヶ月半、レモンの種入りオリーブオイル塗り10日間)でよくならず、実はいぼなのかも?と思い、こわくて不安で不安で一日も早く先生にみていただきたいのですが…
1日も早く受診させていただきたいと思っています。
診察をしたわけではないので一般論ですが、幼稚園や小学生は体重が軽いので魚の目やタコが出来ることはほとんどありません。空手などで特殊な力が加われば別なのかもしれませんが、一般的にはイボだと思います。
また見分け方の目安は、指紋や足紋などの皮膚の表面が魚の目やタコでは乱れません。皮膚の角質が肥厚するからです。一方イボでは表面が乱れます、表面がこの写真のようにモコモコしていいればイボだと思います。詳しくは診察を受けられないと断言はできませんが、目安はこんな感じです。通常の皮膚科医は検査することなくイボと魚の目を見分けてしまうと思います。
娘の治療は一般的なイボの治療、液体窒素での冷凍凝固を行いました。
幸い簡単に取れました。