Wolrd sled hockey from japan

氷上のアクティブスポーツ、アイススレッジホッケー(パラアイスホッケー)のOldFreakのつぶやき

3月18日スレッジホッケーの未来

2006-06-21 23:59:12 | ミラノ・トリノ滞在記
決勝戦のカナダ-ノルウェー戦のさなかで

頭の中を想いめぐったことがある。

この競技はこのままいったら

つまらない競技になってしまうんじゃないか?

ふとそんな思いが駆け巡っていた。


決勝戦でノルウェーのポイントゲッター

ペデルセンが、3反則と6分間の退場を

余儀なくされた。しかし、その中には

「えっ、それって逆なんじゃないの?」って

いうブーイングものの反則もあった。

あとで調べたら主審はカナダと同じ北米の

アメリカのレフェリーだし、なぜ中立な

地域のレフェリーに笛吹かせないのかね・・・・


そうそうそれに大会前の用具の規制の通達で

ゴーリーのスティックのブレード角度は

60度MINだったはずでホッケー用並だったのに

カナダ、ドイツのスティックは規格を超えていたと

思う。結局大会ではどうでもいいこととなってしまった

らしいが、馬鹿正直規定どおりのスティックで臨んだ

日本チームのゴーリー陣はスライドシュートに対しては

不利になった。


本来A組だったはずのドイツがイギリスと入れ替わってたとか

最初はB組は午前中の試合だらけの日程で

アンフェアだろうとクレームつけたら日程が変わったとか

日本はなめられてるんだろうね・・・・・文句言わないだろうからって

(Wカップのオーストラリア戦のミスジャッジもそうだけど)


ゴーリーに関しては、中北監督が最終戦でマッシーを

サブゴーリーに入れたのも、バンクーバーを見据えたところも

あると思えた。なぜなら、巨漢ゴーリーを揃えた方が

スレッジホッケーは有利に戦えるからである。


アイスホッケーはいかにファイブ・ホールを

防ぐかが失点を防ぐ鍵となる。近代のスピードのある

攻撃に対しては、面で壁を作ってシュートコースを

防ぐために足元はバタフライというテクニックがある


しかし、スレッジは足を使えない分だけ

上半身が大きいだけの選手でも充分壁の役目を果たせる。

さらにスティックが短いぶんだけアイスホッケーの用に

ゴール前でディッキングは難しい。

よって小錦みたいなゴーリーがいたら、あまり動かなくても

(むしろ動かない方が)失点しづらくなる。

今回のようにスティックブレード角度の規制がなければ

なおさら有利になる。


ただ、そうなると各国で巨漢ゴーリーが

ゴールに立ちはだかることとなると

スコアレスドローの試合が増えると思われる

正直、NHLが衰退したのはトラップシステムに

よる得点シーンの激減によるところが大きく

昨年からゴーリーの用具の規制、攻撃側有利のペナルティーなど

ルールが改正された。

ホッケーは、点を取り合う試合の方が

見ているほうとしてはおもしろいのだ・・・・

観客も盛り上がるだろうし・・・・そういう点からすると

おいらは、スティックの角度規制とゴーリーの体重制限の

ルール改正をしないとこの競技はとっても

つまらない競技になってしまうと個人的には感じてしまった。


試合後エスポジツィオーニを後にして

見慣れた中世村のシルエットをあとにホテルへ向う。

とても疲れた。


ホテルでTVをつけると案の定

決勝戦のシーンは最後のエンプティーゴールシーンだけだった

むしろ3位決定戦のアメリカ-ドイツ戦の

点の取り合いのシーンを時間をかけて放送

隣国といいうこともあるだろうけど


セリエAで目の肥えたイタリア人には

一方的で終わった決勝より、点の取り合いになった

アメリカ-ドイツ戦の方が面白いってことなんだろうね。

やっぱ・・・・

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3月18日カナダ3-0でノルウェーを下す。

2006-06-21 00:22:59 | ミラノ・トリノ滞在記
第1ピリオド試合開始後すぐに、カナダがBowdenのゴールで

先取点を挙げる。その後、第2ピリオド、Westlake

第3ピリオドBridgesのゴールで3-0でカナダが

ノルウェーを破って初優勝を遂げた


しかし、2-0で最後の数分間6人攻撃をかけた

ノルウェーの攻撃は凄かった

試合自体でもシュート数はノルウェーがカナダの倍以上

放っていた。


しかし、いかんせん巨漢のカナダゴーリー

Rosenの肩口狙いのシュートが

ゴールポストの上を越えていってしまったため

得点を奪えなかった。


逆にカナダは6人攻撃の裏をとり

エンプティーゴールを決め3-0と突き放した。
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3月18日トムさんに会う

2006-06-21 00:11:52 | ミラノ・トリノ滞在記
試合開始直前、日本人選手の家族たちが

観戦する席に巨漢の男が現れ握手を始めた。

カナダの前監督トーマス・グッディングさんだ。


すでにソルトレーク以降は、体調もすぐれないため

監督から退いたということなのだが

オタワに行った時もとっても日本チームを歓迎してくれた

ミツパパやCちゃんたち日本人の顔見知りの

家族と次々と握手をしていった。とっても気のいいおっちゃんだ。
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