ジャパンパラリンピック2008
アイススレッジホッケー競技大会
4カ国対抗国際試合はカナダが優勝し
ブラッドリー・ボーデン選手がMVP
に輝きました。
おいらが戦前予想した通り
「ブラッドリーをつぶせるかどうかが勝利の鍵」
だったようです。
しかし、実は初戦のノルウェー戦を終えた時点で
ブラッドリーのスレッジは大破して
使えない状態になっていたのです。
スレッジのブレードホルダーからバケットを
支えるパイプ部分の溶接がもげた状態になってました。
旭川の方で万一に備えて溶接を出来る方もいたのですが
ちょうど、カナダチームの応援に来ていた地元在住の
犬ぞりを作っているカナダ人のおっちゃんが
「カナダチームのためなら、俺が直してやる!」と言って
ブラッドリーのスレッジを持って帰ったそうです。
しかし、翌日のアメリカ-カナダ戦の直前の練習が
近づいてもおっちゃんが現われず。
メカニックHさんも「ブラッドリーのスレッジがまだ届いてない」と
かなり心配してました。
練習直前におっちゃんは現われ
おまけに木のブレードホルダーまで
作ってくれてありました。
カナダのメカニックのひとも
おっちゃんに感謝してました。
あのおっちゃんがいなかったら
ブラッドリーの試合出場は無かったかも
カナダチーム遠い異国で同胞に救われたというお話です。