第一試合
カナダ 1-0-3=4
イタリア 0-0-0=0
得 点 (カ)DORION、WESTLAKE、LABONTE
アシスト(カ)BRIDGES、DIXON、LABONTE、BOWDEN
第1ピリオドフェイスオフ後、
大観衆の「GO CANADA GO!」の声援に押されて
イタリア陣内に攻め込むカナダ
いつもなら、開始早々点を挙げ勢いで相手を押し切ってしまうカナダなのだが
ゴールマウスをボックスを作って囲い堅いディフェンスを見せるイタリアに
絶好のシュートチャンスにゴールポストにはねられたり、枠をはずしたり、
イタリアゴーリーのSTILLTANOの早い反応のセービングに阻まれ9分過ぎまで0-0
イタリアも時折反撃を見せカナダ陣内へ押し返すがシュートまで持って行けない
両チームのハードなチェックに会場も沸いてはいるのだが・・・・
攻めあぐねていたカナダもようやく9:27 イタリア陣内右サイドサークル内から
DORIONが放ったシュートが、左ゴールポストにはじかれラインを越えゴール
先制点を挙げる
その後もカナダが波状攻撃をかけるが
STILLTANOが再三のファインセーブを見せて
第1ピリオド0-1で終了
第2ピリオドに入っても、イタリアの堅い守備が光る
カナダの3度のパワープレーをDF陣とSTILLTANOの
ファインセーブで防ぎ切って0-1のまま
第3ピリオドへ突入した。
よもや、優勝候補筆頭と目されていた開催国カナダが
アイスホッケーでは後進国のイタリアにこんなに苦戦するとは
思わなかったのだろう、第3ピリオド開始から
沸き起こる「GO CANADA GO!」の声援
それに後押しされたのか4:34 右サークル付近から
カナダ、WESTLAKEがいったん放ったシュートは
ゴールポストに嫌われパックはゴール前へ・・・
そこにフォローに突っ込んだBOWDENがインクルーズ
そこのイタリアのDFが突っ込みBOWDENはクルーズで
イタリアのゴーリーとDFに挟まれたまま出られず。
しかしそのはじかれたパックをWESTLAKEが押し込み2点目
ゴールは認められた
さらに8:48にもイタリアDF陣のゴール前のクリアミスから
パックを奪い取ったBOWDENが2-1の形を作り
ゴール前左サイドからWESTLAKEにパスを繋ぎ
バックドアに3点目のシュートを決めた
イタリアDF陣の若干集中力が切れたのか
その隙をついて9:18 カナダDのLABONTEが抜け出し
ゴールを決め4-0とした。
それでもイタリアは、最後まで守りを固め
時折反撃に転じることはやめなかった
試合はそのまま4-0でカナダが勝利した
イタリアの善戦が光った試合だった。
カナダはBRIDGESの動きに精彩が欠いたように見え
先行きに不安がのぞいていた。