間違いだらけのマスコミ 7月6日

やっぱり、国民にとって百害あって一利なしの郵政民営化法案は、何が何でも否決すべきだ。本当に愚かだとしか言いようのない小泉総理は、長年の悲願である民営化を「是」と思い込み、任期中にどうしても可決成立させたい一心なのだから、国民にとってはこれ以上やっかいなことはない。とうとう、「参議院で否決なら衆院解散だ」と言い出した。なんで??????????郵政民営化は、小泉総理たった一人の思い込みでしょ!!!!大半の国民、そしておそらく殆どの国会議員が、内心では、郵政民営化は間違いだと気付いているよ。

自民党という政党は、完全に賞味期限切れだ。だって、そうでしょう?こんな「とんちんかん」な、ぼっちゃん右翼の小泉さんを、総裁に担ぐぐらいなのだから。

今朝のみのもんたの「朝ズバッ!」、毎日新聞のなんとかっていう編集委員の言葉に、耳を疑った。郵政民営化しなければ、公共事業などにまわる財政投融資を止めることはできないと、この期に及んで真面目な顔してまくしたててたよ!!!!公共の電波を通じて、そりゃあ朝5時半過ぎだったかもしれないけれど、それでもそれなりの視聴率を稼ぐワイドショーで、いまだに「郵貯・簡保は財投に回っている」なんて、シャーシャーと言う・・・しかも、毎日新聞の編集委員が!!

2001年4月からの財投改革によって、郵貯・簡保資金が財投に回る仕組みはなくなり、現在は経過措置として財務省の依頼により資金をつないでいるだけだ。官から民への資金の流れを作るためには、政府自らが財投債を含む国債の発行を減らすことしか方法はない。

今日の日経の社説も、しかりだ。同じようなことを書いていた。なんで????新聞もテレビ局も、日本のマスコミは思想・主張を権力に操作されているとは聞いていたが、ワイドショーでみのもんたが、解説者の言葉を受けて「そうだそうだ」とうなずけば、少なからずそれは多くの主婦にインプットされる!!

特にこのところ、各新聞社(全国紙)の社説がおかしい。中学生や高校生がこれを真に受けて、誤った思想に走りはしないか心配だ。大丈夫か?数百人の国会議員が存在しながら、真実が社会に浸透しないのは何故だ?TV局が悪いならきちんと指摘すべきだし、今朝「朝ズバッ!」に出演していた自民党反対派の小林興起衆議院議員は、直前にコメントしていた毎日新聞のなんとかっていう編集委員の誤りを、まずは正すべきなのだ。

とにかく、今のマスコミは権力・経済界に思想・主張を操作されている。私たち一般国民は、それを十分に認識した上で、TVや新聞に触れることが肝要だ。
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