Justice! 社会正義の実現!所得充実政策!ワクチンより検査を積極的に推奨! / 薬剤師・元参議院議員・消防団
ひらがな5文字の「はたともこ」ブログ
免震・耐震構造の威力 7月23日
震度5と言っても、最近はそれほど驚かなくなった。13年前の夕刻、都心のアパートの一室で、「床にしがみついて」全身の筋肉を硬直させたことを私は今でも覚えている。初めての「震度5」体験は、身震いするほどそら恐ろしいものだった。地震など皆無の広島県で育ったせいもあり、これまでの人生で、地震らしい地震は、その時が初めてだった。
それもきっかけとなり、首都圏は、大地震を大前提に社会は構築されていき、6年ぶりの震度5強の地震にみまわれた今日の東京は、交通機関を除いて被害は最低限に抑えられている。何より、最近の建造物の殆どが、「免震」あるいは「耐震」構造であって、震度7でも「ビクともしない」はずなのだ。今日も、阪神淡路大震災や中越地震の時のように、建物が崩壊し火災が発生して大パニックという惨状からは程遠く安定的だった。「免震」あるいは「耐震」構造にしなければ商品価値が下がるくらい、首都圏の建築水準は高い。
それに引き換え、電車や新幹線は点検作業に異常に時間がかかる。線路上を、生身の人間が見て歩いているのだろうか?点検作業に、もう少しハイテクが導入できないものなのか、いつも疑問に感じる。殆どの建造物はビクともしないのに、列車は立ち往生し公共輸送機関はマヒしてしまうなんて、あまりにもアンバランスだ。
東京23区は「震度5強以上」なら、政府の緊急対策チームが官邸に集合する決まりになっているそうで、今夕もやや手間取った様子はあるがスムーズに召集された。中越地震の際には、地元の岡山空港や貨物専用空港、更には自衛隊の駐屯地さえも利用できず、香川県まで車を走らせ高松空港から民間機を利用してやっとこさっとこ官邸にたどりついた村田吉隆防災担当相だったが、今日は意外に速やかに官邸入り。週末は専用の「ヘリ」か何かを、地元の空港に待機させることにでもなったのだろうか!?
大地震にみまわれても、建物が崩壊しなければ、阪神や中越地震のような惨劇は免れる。今や、住宅産業は、何をさておき一番に、耐震技術の開発にしのぎをけずる。民間企業だからこそ、高い競争力を勝ち抜くために技術開発を惜しまず、結果、ユーザーには、より質の高い安全性が比較的安価に提供されることとなる。民間企業にしかできないことだ。
かたや、技術力を競うどころか、「天下り錬金術の魔のサイクル」の庇護のもと、談合に談合を重ね競争力ゼロの世界を業界につくりあげてきた道路公団の罪は、本当に大きい。大手ゼネコンの技術開発の邪魔をしていると言っても過言ではない。何より、「天下り錬金術の魔のサイクル」に庇護される特殊法人の全廃こそが、郵政民営化の前に、真っ先に取り組まなければならない主要課題であるはずだ。残念なことに、小泉総理には、それはできないことが明白だ。
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それもきっかけとなり、首都圏は、大地震を大前提に社会は構築されていき、6年ぶりの震度5強の地震にみまわれた今日の東京は、交通機関を除いて被害は最低限に抑えられている。何より、最近の建造物の殆どが、「免震」あるいは「耐震」構造であって、震度7でも「ビクともしない」はずなのだ。今日も、阪神淡路大震災や中越地震の時のように、建物が崩壊し火災が発生して大パニックという惨状からは程遠く安定的だった。「免震」あるいは「耐震」構造にしなければ商品価値が下がるくらい、首都圏の建築水準は高い。
それに引き換え、電車や新幹線は点検作業に異常に時間がかかる。線路上を、生身の人間が見て歩いているのだろうか?点検作業に、もう少しハイテクが導入できないものなのか、いつも疑問に感じる。殆どの建造物はビクともしないのに、列車は立ち往生し公共輸送機関はマヒしてしまうなんて、あまりにもアンバランスだ。
東京23区は「震度5強以上」なら、政府の緊急対策チームが官邸に集合する決まりになっているそうで、今夕もやや手間取った様子はあるがスムーズに召集された。中越地震の際には、地元の岡山空港や貨物専用空港、更には自衛隊の駐屯地さえも利用できず、香川県まで車を走らせ高松空港から民間機を利用してやっとこさっとこ官邸にたどりついた村田吉隆防災担当相だったが、今日は意外に速やかに官邸入り。週末は専用の「ヘリ」か何かを、地元の空港に待機させることにでもなったのだろうか!?
大地震にみまわれても、建物が崩壊しなければ、阪神や中越地震のような惨劇は免れる。今や、住宅産業は、何をさておき一番に、耐震技術の開発にしのぎをけずる。民間企業だからこそ、高い競争力を勝ち抜くために技術開発を惜しまず、結果、ユーザーには、より質の高い安全性が比較的安価に提供されることとなる。民間企業にしかできないことだ。
かたや、技術力を競うどころか、「天下り錬金術の魔のサイクル」の庇護のもと、談合に談合を重ね競争力ゼロの世界を業界につくりあげてきた道路公団の罪は、本当に大きい。大手ゼネコンの技術開発の邪魔をしていると言っても過言ではない。何より、「天下り錬金術の魔のサイクル」に庇護される特殊法人の全廃こそが、郵政民営化の前に、真っ先に取り組まなければならない主要課題であるはずだ。残念なことに、小泉総理には、それはできないことが明白だ。
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