いしもち通信

お魚大好き人間の情報交換。旅先の思い出情報交換。
サーバー管理。学校でのAccess利用。PC関連情報。
社会問題。

バックアップ復元記4

2019-01-29 03:17:41 | Weblog

ddコマンドによるバックアップ・リストアであるが
ある時点での、ディスクのイメージを作成できるものである。

大まかな流れは
1. 実験機でバックアップを行う。
2. 実験機の内蔵ディスクを交換する。
3. 実験機をUbuntuDesktop版のライブセッションで起動する
4. バックアップイメージの入ったHDDをUSBに接続する。
5. USB接続のHDDからリストアを行う。
6. 実験機を内蔵ディスクから再起動する。

今回は実験なので、失敗しても元の内蔵ディスクを戻せば問題ない。
(ファイル名は1つの例)

$ sudo dd if=/dev/sda of=/mnt/USB/sda20190120.img

ifとofを逆にすると大変なことになる。しっかり確認をしてEnterキーを押す。
HDDのアクセスランプが点滅し処理が進んでいる様子。
操作端末のカーソルは処理が終わるまで戻らない。

byobuの別ウィンドウで書き込み容量を確認すると、終了までかなり時間を要する
ことが予想される。

待っている間にいろいろ思うところもあり、確認したいこともいろいろ出てきたが
とにかくリストアまでこぎつけることが先決である。
一番の心配は、内蔵ディスクを交換しているので、uuidの違いで正しくブート
できないことだ。再起動前にuuidを確認したら元のディスクと同じであった。
従って、fstabを書き換えることなく再起動して問題なくブートされた。
同じ型番のディスクだったからなのかどうかはわからない。

さて、待つこと約半日ようやく処理が終了した。(それにしても遅い)

SSHクライアントからサーバーをシャットダウン。
内蔵ディスクの交換は慣れてきたが、慣れが危険、慎重に作業を行う。
(バッテリーをはずすのを忘れずに)

ここからは、PCのディスプレイが故障しているので、テレビに接続して行う。
UbuntuDesktop版のDVDをセットしブート、ライブセッションを立ち上げる。
USBにHDDを接続する。
自動的にマウントされる。マウントポイントは
/media/ubuntu/製品の型番
であった。

いよいよリストアである。それなりの時間は覚悟しているが、祈るような気持ちで
$ sudo dd  if=/media/ubuntu/製品型番/sda20190120.img of=/dev/sda

エラーもなく、順調にアクセスランプが点滅、終わるのを待つだけである。
正確な時間は覚えていないが、6時間以上はかかっていると思う。
処理は夜中だったので、朝目覚めるとアクセスランプは点滅していないので
テレビの電源を入れてみると、カーソルが戻っていた。前後してしまったが
リストア前に、UbuntuDesktopの電源設定でスリープは「無し」にしておいた。

これで、先の通り再起動をかけ、吐き出されたインストールディスクを取り出し
Etnterを押し、見事リストアが成功した。
手順の再確認も含めて、今回の復元記を残そうと思った。

今回は、「できるか」「できないか」結果オーライであったが、問題は時間の
かかり過ぎである。本番では許されない時間である。
処理を待つ間に確認したいと思ったことをこれから試してみることにする。

その結果、この投稿時点で大幅に時間短縮可能であることが確認された。
それは次回に。

 

コメント
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