長谷川町子さんの四コマ漫画に、こんな話があった。
成人式間近の娘とその母親が、振袖を買いに呉服屋に足を運ぶが
値札を見て「高いわ~」と尻込みをする。
すると店員が
「振袖を堪能され、ミセスになった後は袖を切ってご着用に、
更にお年を召したら、染め直しをなされば一生ものになります」
と言葉巧みに売り込む。
そのセールストークに母娘は「そーねー」と同意し、高額振袖を
買う運びとなるが…
四コマ目は雲の上で、天使と神様の会話。
天使「あの娘は一週間後に交通事故で天国にまいります」
神様「時々神様業がイヤになる…」
長谷川町子さんの漫画には、非常に考え込ませる叡智というか、
深淵を感じてぞくりとするものがあるが、これもそのひとつだと思う。
命はいつかは尽きるが、それがいつかは誰にもわからない。
若者は先が長く、老いたものは残り少ないように思い込んでいるが
それすら絶対ではない。
日々を少しでも愛おしんで、大事な人を思いやって暮らすよう
少しずつでも努めていきたい、そう反芻してみる。
本当に、先のことはわからないのだ。
一寸先は闇かもしれないが、もしかすると光かもしれない。
願わくば、光あふれる日々であってほしい。
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成人式間近の娘とその母親が、振袖を買いに呉服屋に足を運ぶが
値札を見て「高いわ~」と尻込みをする。
すると店員が
「振袖を堪能され、ミセスになった後は袖を切ってご着用に、
更にお年を召したら、染め直しをなされば一生ものになります」
と言葉巧みに売り込む。
そのセールストークに母娘は「そーねー」と同意し、高額振袖を
買う運びとなるが…
四コマ目は雲の上で、天使と神様の会話。
天使「あの娘は一週間後に交通事故で天国にまいります」
神様「時々神様業がイヤになる…」
長谷川町子さんの漫画には、非常に考え込ませる叡智というか、
深淵を感じてぞくりとするものがあるが、これもそのひとつだと思う。
命はいつかは尽きるが、それがいつかは誰にもわからない。
若者は先が長く、老いたものは残り少ないように思い込んでいるが
それすら絶対ではない。
日々を少しでも愛おしんで、大事な人を思いやって暮らすよう
少しずつでも努めていきたい、そう反芻してみる。
本当に、先のことはわからないのだ。
一寸先は闇かもしれないが、もしかすると光かもしれない。
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