よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

人間、引き際が大事

2018年07月28日 | 日記
働き方について、見直しを考えている。
業務量が多すぎるので、頭がついていかない。

退職し、逃げ切り計算機
今後食いつなげるかやってみたら、大丈夫そうだ。

こう思うだけでも、少しほっとする。

高齢者が「反射力が落ちたので、運転をやめる」といったら、
概ね賛成されるのに、

「もう能力がついていかないので、仕事をやめます」が
途中でやめるのは無責任、もっとやれるはず、頑張れ!限界を決めるな!
となるのはおかしい。

自分の心身と相談して、ベストな選択をしたいものだ。



昭和の感覚は「周囲に合わせろ」の徹底だった。

戦争中は「お国のために」と常に自分を忍従の精神に置くよう奨励され、
楽しむことは許されなかった。

最近は「自分を満たして楽しむ、大事にする」という流れが強くなり
昔よりもだいぶ生きやすくなったと思う。

もちろん、自分勝手を勧めるわけでない。
ただ、周囲に合わせるあまり、自分を粗略にすることはない。


昨日、職場の人たちと飲んでいたが、
毎日徹夜でも楽しそうだったり、やりがいがある、というのだ。

ああ、そうか。
それが楽しいと「ブラック」に感じないのだ。

ただでさえ従業員が少なく、仕事が多いところに加え、
退職者が出て、その分を背負わされ、さすがにやっていられないと口にしても
「仕事が好き」な人たちには「それがどうした」になってしまう。

私仕事以外の余暇時間充実を大事と思うタイプで
しかも今の仕事が好きではないので、
話に同調できないのだ。

(なので「仕事に人生を捧げるのはやめたいよね」と
 感覚が近い人を選んで、話をすることにしている)


漫画家が、睡眠2時間でもやれるのは、それが楽しくて好きなことだから。
私も、楽しくて好きなことを選んでいこう。