よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

意思の疎通を図るー相手の望みが何かを考える。

2017年04月18日 | コラム
注文をキャンセルしようという私と、「返金し、補償として商品を渡す」という業者との間の攻防戦がようやく終結をみた。

以下、最後のメールのやり取り。赤が私、青が売り主。


ご連絡ありがとうございます。

>受け取り拒否ができます、でも私は葉桜さんを補償したいです 。
>こちらのせいで、お客様は時間どおりに商品を受け取っていないです、本当にすみませんでした。
>気にしないでください 、商品到着後、おまけとしてこのまま受け取ってもよろしいでしょうか?


困りました…。本当に、不要なモノを持つのは好みません。
いろいろ気遣ってくださっているのは伝わります。ありがとうございます。

補償などのお気遣いはいりませんが、もしかしたら、返品した場合の送料がご負担なのでしょうか。

やむを得ない理由で商品が遅配するときもあると思います。
その場合は、一報入れると、注文者は安心します。
遅刻もそうですよね。連絡もなく定刻に来なければ、相手は心配します。
他のお客様のために、今後はそのあたりを気遣ってくだされば、私にとっての補償になります。



こんばんは!
ご返信ありがとうございます。
葉桜さんの言ったことがわかりました、そうすれば、商品を到着した後、葉桜さんが署名を拒否して下さい 。
そうでしたら、パッケージは返送されてきます。
こちらは返金しました、ご確認をお願いします。
これから必ず気をつけます、私たちにとって、お客様の満足は一番重要なことです 。
ご迷惑を掛けて、大変申し訳ございません。
よろしくお願い致します。



ふう、ここまでが長かった…(遠い目)
意図が伝わり、ほっとしている。

多分、ありがちなのだが「お金を返して商品を渡せば、お客さんは機嫌を直す」と思い込んでいたのだろう。
飲食店で、食事に虫が入っていることを指摘すると「お代は結構です」と言われる。

既に私は怒っていないし、相手の誠意もよくわかるのだ。

ただ、私が望んでいないことを押し付けられるのは――マニュアル対応は、この場合あまり望ましくない。
相手が日本人でないこともあり、なかなか言語コミュニケーションが難しいところがあったが、相手の心に届くことを綴れたように思う。


それよりも、うっかり受領してしまわないかが心配だ。
何せこのところ、いろいろなものをネットで注文しているため、迂闊に拒否できない。

また留守中に宅配BOXに入れられる可能性もある。

小さい梱包なら、「受け取り拒否」として開封せずにポストに入れれば済むのだが、…なかなか難しいものだ。



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