社会現象にもなったドラマですが、私は最初にコミックを読んでいたんです。
男女が親しくなっていく過程が一般と違っていて、そこに社会の目や自我、呪縛のようなものが織り込まれていて、とても新鮮でした。
みくりも百合ちゃんも、時間をかけて好きな男性に呪縛を解いてもらいます。
ここは、本当に少女漫画(お姫様ストーリー)の王道なんですが、切り口はもっと怜悧で社会派な要素を含んでいます。
童話のお姫様は悪い魔女等、他者に呪いをかけられていますが、このマンガのヒロインたちは、自分で自分に呪いをかけています。
ポジモンに静かに言い返す百合ちゃんは、相手の毒に反応しません。
そして、自分の中の目覚めに気づくのです。
そもそも呪詛は、自縄自縛なものかもしれません。
他者が何を言おうが、世間の目がどうであろうが、自分軸が揺らがない人たちは柳に風と受け流します。
でも、大抵は周囲の目やら期待やら常識やら批判などが気になり、心が折れたりするのです。
一歩踏み出す勇気や、人から貰える温かさで心がほどけていく感覚。
読み終わった後の幸福感、解き放たれたすがすがしい感覚。
正直、下手なカウンセリング本や自己啓発の本を読むよりも、学ぶことが多い本でした。
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男女が親しくなっていく過程が一般と違っていて、そこに社会の目や自我、呪縛のようなものが織り込まれていて、とても新鮮でした。
みくりも百合ちゃんも、時間をかけて好きな男性に呪縛を解いてもらいます。
ここは、本当に少女漫画(お姫様ストーリー)の王道なんですが、切り口はもっと怜悧で社会派な要素を含んでいます。
童話のお姫様は悪い魔女等、他者に呪いをかけられていますが、このマンガのヒロインたちは、自分で自分に呪いをかけています。
ポジモンに静かに言い返す百合ちゃんは、相手の毒に反応しません。
そして、自分の中の目覚めに気づくのです。
そもそも呪詛は、自縄自縛なものかもしれません。
他者が何を言おうが、世間の目がどうであろうが、自分軸が揺らがない人たちは柳に風と受け流します。
でも、大抵は周囲の目やら期待やら常識やら批判などが気になり、心が折れたりするのです。
一歩踏み出す勇気や、人から貰える温かさで心がほどけていく感覚。
読み終わった後の幸福感、解き放たれたすがすがしい感覚。
正直、下手なカウンセリング本や自己啓発の本を読むよりも、学ぶことが多い本でした。
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