株式会社葉月の社長ブログ 『うちは技術屋です』

飯塚市嘉麻市(筑豊福岡全域)で塗装・塗替え・防水改修などをやっています。

塗装屋用語

2012年06月30日 | 日記
塗装業界では専門用語がありまして、

人に聞かれたくない言葉(隠語)の専門用語があります。

例えば

1回塗り・・・の事を・・・ピンコロで仕上げる。と言います。

1回をピン。

2回をリャンコといいます。


また下記のような言葉もありまして

新しい・・・アラス

材料・・・ネタ

塗料の濃度・・・コミ

塗料を薄める・・・しゃぶる

『このネタしゃぶってこい』と言われたらシンナー又は水で薄めるわけで

知らない人が聞いたら本当に舐めてしまいますよね。

また『頭が悪い』事を『頭がしゃぶい』とも言いますww


東京の方はまだ凄くて、以前勤めていた会社に親方から電話があり


『うちのデンスケにお湯取り行かせっから頼んだぞ』

と電話で言われた時さっぱり意味が分からず、課長に話して笑われました。

正しくは、デンスケではなくれーすけ。

奥さん(彼女)の事を『れーすけ』と言うらしく、それをデンスケと聞き間違えたわけです。

また『お湯』は『給料』の事。

要は、妻に給料を取りに行かせるからね。ってことを言いたかったらしいです。


また、ローラーなどの道具系を『おもちゃ』と言います。

強面の親方が真剣な顔して

『おもちゃ持って来い』と言うと心の中で爆笑してしまいます。


他にもまだまだ相当あります。

多分、今の私ですら意味が分からない用語がたくさんあるんじゃないでしょうか。

なぜこのような専門用語が流通していたのでしょうかね~?

多分、塗装屋だけにしか分からない用語を使って極秘な打ち合わせをしていたんでしょう。

そう考えると、塗装屋業界って何か凄いですねw


このブログを読まれた一般人の方へ。

ご自宅の塗替えを頼んだら、そこの職人さんに

『まさかピンコロで仕上げたりしないでしょうね~?』と言ってみて下さい。

きっと、『この奥さん、只者じゃないな・・・』

と思ってより良く仕上げてくれるでしょうw






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