【薇羽が世間を看る】トランプ氏が反撃!!
米国政府を法廷に提訴、4つの訴えで
司法の公正さを要求。最後の切り札を出す前に、
半分は勝ったようなもの。
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新型コロナウイルスは変異を重ねるほど感染力が高まっている=ピクサベイ
新型コロナウイルス(SARSコロナウイルス2)は変異を繰り返しつつ、
感染力のより高い3つの変異株(アルファ、デルタ、オミクロン)が
優勢になるという特徴を示している。
元祖のウイルスよりアルファ株(B.1.1.7)の感染力の方が、
アルファよりデルタ(B.1.617.2)が、
デルタよりオミクロン(BA1=B.1.1.529)が強いと推定される。
例えば、オミクロンはデルタに比べ感染力が3倍。
またオミクロンの下位系統であるBA2は、それ以前に登場した
元祖オミクロン(BA1)より感染力が30~40%強い。
これは、エアロゾル排出量がより多い変異体が生き残るという自然選択仮説とも一致する。
米国メリーランド大学の研究陣は、これら3つの変異株の感染力を
他の変異株の感染者と比較したところ、一部の感染者からオミクロン株の量が
アルファやデルタに比べ最大で1000倍検出されたと
事前出版論文集「メドアーカイブ(medRxiv)」に発表した。
しかしインフルエンザ感染者のウイルス排出量と比べると、はるかに少なかった。
研究陣は、これはウイルスの複製が今より活発な方向へと
コロナの変異がさらに進む可能性があることを示唆すると述べた。
事前出版論文とは、まだ査読を経ていない論文のこと。
実際の状況で排出される可能性のある標本の収集
研究陣は2020年6月から2022年4月にかけて、93人のコロナ感染者から、
息を吐く際に排出されるエアロゾルを集めて分析した。
エアロゾルが収集された時期は感染後1~13日の間で、
感染者の症状は軽微(97%)か無症状(3%)だった。
彼らが感染したウイルスはアルファ株、デルタ株、オミクロン株にまたがっていた。
デルタとオミクロンの感染者は、全員がワクチン接種を完了していた。
研究陣は彼らの口に拡声器の形をした器具を当て、
30分間歌を歌ったり大声をあげたりしてもらった。
一部の人々は咳やくしゃみもした。
「ゲズントハイト2(Gesundheit-2)」という名のこの収集器具は、
直径5マイクロメートル以下の微細なエアロゾルも検知する。
研究陣がこれらの粒子を分析したところ、アルファ、デルタ、オミクロンに
感染した人々の吐き出したエアロゾルには、変異前のウイルスやガンマ株を
はじめとする別の変異株の感染者よりはるかに多くのウイルスの粒子が含まれていた。
特にデルタとオミクロンの感染者では、微細なエアロゾルに含まれる
ウイルスの量が大きなエアロゾルの5倍にのぼった。
スウェーデンのルンド大学のエアロゾル専門家マリン・アルスベド教授は、
国際学術誌「ネイチャー」に「これは呼吸、会話、叫び、咳、くしゃみなど、
実際にエアロゾルを吐き出すあらゆる状況から得られる
標本を収集して出た結果だ、ということが懸念される」と述べた。
研究陣は続いて、実験室で細胞に感染者のエアロゾルを吹き付ける実験を行った。
その結果、デルタとオミクロンの感染者の
エアロゾル標本のうちの4つが細胞に感染したことを確認した。
人によって排出量が大きく異なるのはなぜ?
研究陣は、実験参加者の飛沫に含まれるウイルスの量は検出できないほどの
少量から「スーパースプレッダー」に迫る水準に至るまで、
個人の差が非常に大きかったと明らかにした。
例えば、オミクロンに感染したある人は、
アルファやデルタの感染者の最大値より1000倍多いウイルスの粒子を放出した。
研究陣は、このような差がなぜ生じるのかはまだ分からないが、
年齢をはじめとする生物学的要因と関連がある可能性があると語った。
また、他の人とは異なる行動パターンも影響を及ぼしうると付け加えた。
例えば、スーパースプレッダーレベルのウイルスを排出した人は、
他の人よりも頻繁に咳をした。しかし、3つの変異株の
平均ウイルス排出量に統計上の有意な差はなかった。
研究陣は、コロナ感染者の吐き出すウイルスの量が
インフルエンザ感染者の吐き出す量に比べて少ないことに注目した。
以前の検出データと比較したところ、
インフルエンザ感染者のウイルス量の
最大値はオミクロン感染者のそれの2.4倍だった。
コロナ感染者の平均ウイルス排出量は
インフルエンザ感染者と比較するとおよそ100分の1だった。
研究陣は、これは将来、より多くのウイルスを排出する
コロナの変異株が現れうることを示唆すると述べた。
マリン・アルスベド教授は「この点は懸念すべき」だと語った。
研究陣は「したがって今回の研究結果は、
換気およびろ過システムを修理して
室内の空気の質の改善に投資するよう、
政府に迫るべきであることを意味する」と強調した。
クァク・ノピル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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猛暑による中国の干ばつは深刻です。
今日は、通常の3分の1に干上がってしまった中国最大の淡水湖、
ハ陽湖にANN中国総局の北里記者がいます。
北里さん、よろしくお願いします。
深刻な干ばつに見舞われているアメリカ・テキサス州で、
干上がった川の底から驚きの発見です。水の中から現れたのは、
1億3000年前に生息していた肉食恐竜の足跡でした。
水の中の「お宝」。これまでに見つかったのは、第二次世界大戦中の
ドイツの軍艦や紀元前5000年ごろの墓など、悠久の時を越えたものでした。
しかし、今回の「発見」は桁違い。1億3000万年前の恐竜の足跡だといいます。
アメリカ・テキサス州を流れる「パラクシー川」。
足跡はまずカメラマンの足元に1つ、すぐ先に一つ、右に一つ、そのまた先にも一つ。
3本の爪が大地を捉えた跡が、いくつも確認できます。
州立ダイナソー・バレー公園、管理担当スタッフ:
「今でこそ、足跡は川にあります。しかし1億1300万年前は
海の浅瀬かビーチのようなものだったとみられ、泥の大地でした。
そこを踏んだので、きれいな足跡が残ったのです」
特筆すべきはその数、この写真では7つも。
それも「直線状」に並んでいます。
ということは…、こんなふうに闊歩(かっぽ)したのか。
この場所は元々「恐竜の足跡が多数見つかったこと」で有名な公園でした。
今回の発見には売店の店長さんも大興奮。
売店の店長(調査では足跡の掃除を担当):
「足のサイズが分かる!素晴らしい足跡です。
通常は水の下にあるので簡単には見られない」
ただ、疑問も。足跡が「川の底」に長年あったとしたら、流れで削られたりしないのか。
日本の専門家によれば、足跡は固まった後、砂などに覆われると壊れにくくなるといいます。
福井県立恐竜博物館・築地祐太研究職員:
「雨が降ったりせず乾期のようなものが訪れて、地面が固まってしまったと。
地層の中に埋まっていくので、足跡の形が壊れることなく、
地中に保存される。長い年月を経て、再び地表に現れた時に認識できる。
そういったメカニズムが一説にある。ここの足跡産地というのが、
研究者なら必ずと言っていいほど知っている有名な産地なので、
まだたくさん残っているんだなと(感心した)」 と、
ここまでは「夢のある話」。
しかし、世界を襲う渇水はほとんどが切実です。
中国・江西省。渇水で、国内最大の淡水湖「ハ陽湖」は3分の2が干上がっています。
周辺の農家からは悲鳴が。
地元の農家:「たくさんの肥料を使ったのに、元が取れない。
雨が降らず、川からも地下からも水が取れません」
中国政府は24日の会議で、食料の生産を守るために
日本円でおよそ2000億円を拠出することを決定しています。
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