新しくできた法律の話

よく分からないので、とりあえず配布された資料を読んでみた…。

今日は昨日調べた『障害者自立支援法』の話を書こう思う。ホントは詳しく書きたいんだけど、僕の解釈には間違いが多く含まれることが予想されるし、大部分の人には関係の薄い事柄なので、感じたことを中心にメモする。

障害ってのは3種類に分けられる。『身体』『知的』『精神』の3種類である。まず、これらの人たちが均等にに負担を強いられる制度になる。コレはもしかしたら、人権的立場によってかもしれない。社会進出をも視野に入れた自立支援法とはナイスなネーミングなのかもしれない。

流れとして、余りよく知らないけど、措置→支援費→自立支援って感じで来ているらしい。措置とは言うまでもなく、障害者を辺境の大型施設に隔離しちゃうやつで、人道的見地から、また昨今の価値観から見ても、明らかにナンセンスだ。支援費は「大型施設から出そうよ！」ということで、障害者自身がサービスやライフスタイルを選べるようにした自由度の高い制度で、来年までコレで行く。

次に来るのが『自立支援法』だ。んで、どうしても目立ってしまうのが『定率負担』って箇所だ。僕が勉強不足な所為もあるけど、「その都度サービス料を払う」（実際は銭湯のように番台に払うわけではないですが）ってのは違和感がある。多分、良い側面もある。自立を支援していく方向性から外れていない…？なんだ？この違和感は…？



勿論、収入に応じて減免措置などは取られる（が、預貯金があるものは対象としないんだって！当たり前なのかも知れないけど、何だか凄いよね？）が、印象としては「うわぁ、根こそぎ持っていくなあ…（凄）」って感じです。何の根拠もないけど「最後の隠していた300円までも取って行く」って印象を受ける。税金って凄いね。しかも、生活保護はなるべく使わせないようにしている…。「何とかこの中で、取れるやつらから取り立てる！」と言う意気込みがヒシヒシと伝わる。

まぁ…大袈裟だ。もしかしたら僕の勘違いかもしれない。（僕よりずっと頭の良い人たちが作ったのだから、大丈夫でしょう…）

でも、一連の動きを見ると「人権って一体何なのかしら？」って考えちゃうね。何だろうね？人権ってさ…。最初から言わなきゃいいのに…って、余計なお世話ですね。


最後に「何で新しい法律が必要なのか？」結局の話は、支援費制度を作った時に実状を見誤ちゃって、予算を大幅に超える出費になったからだそうです…。300億円だってさ…。ダイエーの1兆を考えると、何とも小さな数字だ。よく知らんけど、メガバンクの不良債権は3兆円とか4兆円って単位でしょ？

300億を削減して、何か美味いもの食いたいんですかね？

市町村の担当の方々が今一番苦労されていると思いますが、頑張ってください。期限は来月末です…。