丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

昨日(09/11)の海外市況

2020-09-12 06:51:28 | 2017年3月~2021年7月
■ダウは反発(27665)。「株価指標面で割安感が指摘される景気敏感株が上昇し、指数を押し上げ。前日同様、アップルやマイクロソフトなど主力ハイテク株には午後から売り圧力。ナイキが3%上昇。ダウやキャタピラーなど景気敏感株の一角が上昇。銀行株も堅調で、ハイテク株に比べ割安の主力株に打診買い。ハイテク株には短期的に一段の上昇が難しいとみた個人投資家やヘッジファンドが売りを出したとの見方。米議会では追加刺激策の交渉が進まず、11月の米大統領選前に経済対策の成立は困難との見方が増えている。欧州では新型コロナの感染者数が増加。世界的に景気の先行きへの警戒が強まるなか、割高感が指摘されるハイテク株には資金が入りにくくなっている面がある。ナスダックは1万0853.55」。 ■原油は小反発(37.33)。「目新しい取引材料が乏しいなか、週末を控えて持ち高を調整する買いがやや優勢。ただ、先行きの需給懸念は根強く、上値は重かった。今週は節目の40ドル台を下回って推移したため、持ち高調整や値ごろ感からの買い。掘削設備(リグ)の稼働数は小幅ながら減った。上値は限られた。午後ハイテク株に売りが強まった局面で、原油先物にも売り。EIAが10日に発表した週間の米石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して増えた。米上院は10日、追加の経済対策案を事実上否決し、早期の成立は困難」、●金は反落(1947.9) ■米国債は続伸(利回り低下0.66%)「主力ハイテク株の調整で債券には買い。ナスダックが続落、ダウも下げに転じる場面があった。午後にはいりハイテク株に売りが広がる、債券に買い。追加の米経済対策を巡る与野党の協議が進んでおらず、11月の米大統領選前の成立が困難。中小企業の給与補填など様々な支援策が失効。ただ、上値は重かった。14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの様子見ムードも強く、積極的な買いは見送られた。2年物は0.13%」。 ■日経平均先物夜間引けは、23210。 ■(為替)106.06-106.24のレンジ。17時は106.15近辺。 ユーロは1.1827-1.1857、17時は125.75/1.1845近辺。ユーロ高に懸念も、FRBや日銀に比し追加緩和策に慎重なECB。 . . . 本文を読む

本日(09/12_朝)の その他ニュース

2020-09-12 05:40:59 | 2017年3月~2021年7月
世界最強の材料はどれか。探究心に富む科学者らは長い歴史の中で様々な強い材料を開発してきたが、ついに「切っても切れない」材料を生み出した。評判通りの性能ならば、驚くほど頑丈な家や破られない金庫が現実味を帯びてくる。古代に遡れば、人類が使う道具は石から青銅、鉄製へと変わった。金属との出合いは生活を豊かにし、文明の幕開けにつながった。どうやっても切れない材料が実用化した先に、どんな未来が開けるのだろうか。 新しい材料は英ダラム大学とドイツのフラウンホーファー研究機構が開発した。ギリシャ神話の海神と同じ「プロテウス」と名付けた。電動回転式カッターや電動ドリルを使っても傷がつくだけだ。ようやくここまで来たとする論文が英科学誌サイエンティフィック・リポーツに載った。 ダラム大学のステファン・シニシェフスキ助教は「工具では切削できず、成型もしやすい材料は世界初だ」と胸を張る。あらゆる材料と強度を競ったわけではないが、状況証拠から「最強」に最も近いとみられる。 実体は金属とセラミックス(酸化アルミ)の複合材料だ。粉末のアルミニウムと発泡剤を押し固め、数ミリメートル大の隙間が空いたアルミを作った。そこに直径約1.3センチメートルのセラミックスの球を埋め込んだ。 厚さ4センチメートルの板に仕上げ、電動回転式カッターで切る実験に臨んだ。誰もが「ひとたまりもない」と目を覆ったに違いない。カッターは、地雷にも耐える装甲用の鋼を数十秒で切り落とすサファイア製の刃を持っていたからだ。 ところが仰天の結果が待っていた。壊れたのはカッターの刃だった。開始約60秒で摩耗した。円盤形の刃は直径11.5センチメートルから4.4センチメートルまですり減ったという。事実上の「世界最強争い」を制したと言っても言い過ぎではないだろう。人類の歴史の中で「もっと強く」と望む材料の開発競争が「化け物」を産み落とした。 (*日経 記事より)図も . . . 本文を読む