東京07日 18:25現在、円は、106.21、ユーロは、125.66/1.183、豪ドルは、77.33/0.728、英ポンドは、139.97/1.3178近辺 . . . 本文を読む
■株続落(23089)。「前週末の米国株安の流れを引き継いで、ハイテク株を中心に利益確定売り。前週末の米株式市場でハイテク株が調整した流れを引き継いで、東エレクやスクリンといった値がさの半導体関連株などに売り。米ハイテク株関連の大規模なデリバティブ(金融派生商品)取引が伝わったソフトバンクグループ(SBG)は終値で7.15%安。一方で、根強い米景気の改善期待などを背景に割安とされる景気敏感株には買いが入った。心理的な節目の2万3000円に接近し、押し目買いが入りやすい面も。後場に入ると、米株式市場が7日はレーバーデーの祝日で休場のため、様子見姿勢が強まった。東証1部の売買代金は概算で1兆9245億円と9月に入って以降、5営業日連続で2兆円を下回った。売買高は10億6261万株。東証1部の値下がり銘柄数は817と、全体の約4割弱にとどまった。値上がりは1277銘柄、変わらずは78銘柄」。
■債券軟調(利回り上昇0.040%)。「前週末の米債券相場の下落を受け、国内債には売りが優勢。7日は米国が休場とあって新たな取引材料に欠けたほか、中期債相場が下げ渋るにつれて長期債にも買い。長期金利は一時0.045%まで上昇。8月の米雇用統計で失業率が大幅に改善したのに加え、今週に相次ぐ米国債入札を前に需給の緩みが意識されて前週末の米債券相場が下落し、国内債にも売り。国内でも超長期債を中心に売りが出た。新発30年物国債の利回りは前週末比0.015%高い0.620%、新発20年債利回りは同0.010%高い0.430%をつけた。中期債には買いも入った。新発2年債利回りは同0.005%低いマイナス0.135%をつけた。日銀の買い入れオペ(公開市場操作)で3カ月物国庫短期証券(TB)の利回り上昇が一服。8日の5年債入札でも「TBの需給の緩みの解消や最近の利回り上昇で投資家から一定の需要が見込まれる」と、中期債相場の支えとなった。
(為替)106.16-106.39のレンジ。17時は106.19近辺。ユーロは125.70/1.1837近辺 . . . 本文を読む
トルコのエルドアン政権下で、「建国の父」として絶対的存在とされてきたアタチュルクの記念行事や建築物などの歴史的遺産を縮小、廃止する動きが相次いでいる。一方で進むオスマン帝国時代への再評価は、社会のイスラム主義化や親欧米外交からの転換を象徴している。(中略 以下 小見出しと文末)
■モスク化した旧大聖堂に礼拝者続々
■アタチュルクの名前を付けた施設が消える
■外交路線もイスラム化
エルドアン政権の脱アタチュルクは、「欧米寄り」から「イスラム世界のリーダー」を目指すトルコの外交方針の転換とも軌を一にしている。一時は欧州連合(EU)への加盟を本気で目指したが、加盟交渉は事実上、決裂している。近年は難民や東地中海の権益などを巡る欧州との対立が目立つ。一方、イスラエルの実効支配地域にあるエルサレムのアルアクサモスクを「解放する」と述べ、ミャンマーのイスラム教少数民族ロヒンギャを積極的に支援するなど、国境を越えて自国の政治・文化的な影響力を強めようとする動きも目立つ。同じくイスラム教スンニ派の盟主を自任するサウジアラビアに対抗し、介入するリビアの内戦ではエジプトやアラブ首長国連邦(UAE)などと対峙する。こうした内政・外交の転換は多くの国民に支持されている。アヤソフィアのモスク化はいずれの世論調査でも賛成派が反対派を上回った。多数を占める敬虔(けいけん)なイスラム教徒は宗教の「自由化」を歓迎する。エルドアン政権以前は、公共の場で女性のスカーフ着用すら禁じられていた。ある支持者の女性は「スカーフをかぶっていたら大学入試の試験会場から追い出されたことが忘れられない」と話す。アタチュルクへの批判がタブーとされ、犯罪にもなり得る極端な個人崇拝からの脱却も、現政権の功績のひとつであることは間違いない。一方、大統領侮辱罪やテロへの関与を理由に自らを批判する勢力を次々と検挙し、司法への介入もいとわない強権ぶりも発揮する。アタチュルクを巡るエルドアン大統領の対応は、国民を二分しており、トルコの民主主義を深刻な危機にさらしているとも言えそうだ。(*日経 記事より)写真(博物館からモスクに変更の)アヤソフィアのドームに描かれたキリスト教絵画は布で覆われた(8月、イスタンブール) . . . 本文を読む
●今週(9/7-9/11)の主な予定
■イベント/政治
(9/7)レーバーデー(労働者の日)(ニューヨーク市場は全て休場)、(9/8)自民党総裁選告示(14日投開票)、米議会が再開、(9/9)北朝鮮の建国記念日、カナダ中央銀行政策金利発表、(9/10)立憲民主、国民民主両党などの合流新党が代表選、欧州中央銀行(ECB)理事会、(9/11)ユーロ圏財務相会合(ベルリン)、イラン議会選、(9/12)米州開発銀行(IDB)が次期総裁を選任(13日まで)
■経済指標
(9/7)7月の景気動向指数(内閣府)、8月の中国貿易統計、 (独) 7月鉱工業生産、(9/8)4~6月期の国内総生産(GDP)改定値(内閣府)、8月の景気ウオッチャー調査(内閣府)、 (ユーロ) 4-6月期四半期域内総生産(GDP、確定値)、(9/9)8月のマネーストック(日銀)、(9/10)7月の機械受注統計(内閣府)、(9/11)8月の米財政収支、8月の米消費者物価、 (独) 8月消費者物価指数(CPI、改定値)
●本日はレイバーデー で 米国休場。
(グラフは * 日経 記事より)
11:35更新 . . . 本文を読む