東京14日 18:41現在、円は、106、ユーロは、125.66/1.1853、豪ドルは、77.06/0.7269、英ポンドは、136.23/1.2851近辺 . . . 本文を読む
■株続伸(23559)。「2月14日以来、7カ月ぶりの高値。ソフトバンクGが、英半導体設計大手アーム・ホールディングスの売却を発表したことを受け大幅上昇。1銘柄で日経平均を113円押し上げ、上昇分の7割強を占めた。ダウ工業株30種平均やナスダック100指数など、米株価指数の先物相場が日本時間14日の取引時間中に堅調に推移。米ハイテク株の調整が一巡したとの期待感。一方でパルプ・紙や電気・ガスなど景気に敏感な業種も買われた。自民党の次の総裁を決める両院議員総会が14時から始まったことで様子見する投資家も多く、一段の上昇は限られた。東証1部の売買代金は概算で2兆1982億円。売買高は11億7631万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1619と、全体の7割強を占めた。値下がりは471、変わらずは83銘柄だった」。
■債券堅調(利回り低下0.015%)。「利回りは8月7日以来およそ1カ月ぶりの低水準。米ハイテク株の下げが続くなかで米長期金利も低下基調、国内債には買いが優勢。8月後半から前週まで相次いだ国債入札では投資家から一定の需要が確認。「入札が一巡したことで需給の緩みに対する不安感が後退し、買い安心感につながったことも相場を押し上げた」。もっとも、今週は日米の中央銀行による金融政策の発表を控えているほか、週明けとあって投資家の様子見ムードも強く、長期金利の低下の勢いは限られた。超長期債では新発20年債利回りが前週末と同じ0.395%で推移している。超長期債を対象にした日銀の国債買い入れオペが投資家の売り意欲の乏しさを示す結果となり、20年債には買いが入った。一方、このところの利回り低下を受けて、目先の利益確定を目的とする売りも。中期債では新発5年債利回りが同0.005%低いマイナス0.105%をつけた」。
(為替)105.95ー106.17のレンジ。17時は105.97近辺。 ユーロは125.69/1.1863近辺 9/15朝更新 . . . 本文を読む
米投資家の間で話題のメモがある。民主党のバイデン前副大統領が11月の大統領選に勝利した場合の「閣僚候補リスト」だ。米投資銀行シグマ・グローバル・アドバイザーズが8月下旬に予想した。財務長官候補に米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事、司法長官には民主党のウォーレン上院議員の名前を挙げた。市場は顔ぶれから政策の見通しを立てる。
シグマ創業者のチャールズ・メイヤー会長は長年、民主党議員を支援してきた。過去にバイデン氏の資金集めイベントを主催したこともあり、顧客は同氏のワシントン情報に信頼を寄せる。メイヤー氏は「バイデン政権になれば、再生エネルギーを含むインフラ整備に約2兆ドル(210兆円)を投じる」と力説する。大統領選まで60日を切り、バイデン氏は、共和党のトランプ大統領を上回る支持を保つ。バイデン氏は法人税率の引き上げを明言しており、同氏が当選すればマイナスの影響を受ける企業は少なくないだろう。悪影響を抑えるには民主党の政策を追い風にできる銘柄を増やすしかない。
投資家の思惑を測るのに最適な指標がある。JPモルガンが設計した「民主党政策アウトパフォーマーズ(勝ち組)」指数だ。政権交代の恩恵を受ける企業群で構成する。電気自動車(EV)のテスラや太陽光発電のファースト・ソーラーなど環境重視のESG銘柄が目立つ。そのほか工業製品のスリーエム(3M)など中国関連株を含む。バイデン氏が当選すれば、米中による制裁関税の引き上げ合戦は収束するとの見立てだ。
JPモルガンは、バイデン氏当選が逆風となる「負け組」指数も作っており、勝ち組指数との差は歴然だ。勝ち組指数は年初来でプラス圏にあるのに対して負け組指数は3割安だ。投資家が選挙後をにらんで勝ち組銘柄の組み入れを増やした結果だ。一方的な資金シフトに警鐘を鳴らす識者もいる。「トランプ氏に有利なモメンタム(勢い)が続く可能性がある」。JPモルガンの著名ストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏はこう指摘した。警察官による黒人への暴力行為に反発し、各地で抗議運動が続いている。過去の研究を基に、運動に対する世間の印象が「平和的」から「暴力的」に変われば、5~10%の支持率が共和党に移るとみる。(以下略)(*日経記事より)グラフも
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●今週(9/14-9/18)の主な予定
■イベント/政治
(9/14)自民党の両院議員総会で新総裁選出、中国EU首脳会議(テレビ会議)、14-17日 欧州議会本会議(ストラスブール)、14-18日 IAEA理事会(ウィーン)、 (9/15)国連総会が開幕(ニューヨーク)、米連邦公開市場委員会(FOMC、16日まで、米商務省による華為技術(ファーウェイ)への輸出規制強化が発効、15日 長征11(吉林一号高文03 9機)打ち上げ(海上発射(黄海近海)、 (9/16)臨時国会召集、首相指名選挙で新首相を選出、日銀政策委・金融政策決定会合(17日まで)、米FRBのパウエル議長会見、EUのフォンデアライエン欧州委員長による施政方針演説、 (9/17)黒田日銀総裁会見、 (9/19)台湾の李登輝・元総統の告別式
■経済指標
(9/14) (ユーロ) 7月鉱工業生産、(9/15)8月の中国固定資産投資、社会消費品小売総額、工業生産、8月の米鉱工業生産、 (独) 9月ZEW景況感調査、(9/16)8月の米小売売上高、 (日) 8月貿易統計(通関ベース、季調済)、 (米) 7月対米証券投資、(9/17) (ユーロ) 8月消費者物価指数、(米) 9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、 (米) 前週分新規失業保険申請件数、(9/18)4~6月の資金循環統計速報(日銀)、8月の米景気先行指数、4~6月期の米経常収支
(写真は * 日経 記事より)
13:35更新 . . . 本文を読む