東京15日 18:26現在、円は、105.75、ユーロは、125.73/1.1888、豪ドルは、77.48/0.7326、英ポンドは、136.37/1.2895近辺 . . . 本文を読む
■株反落(23454)。「自民党の総裁選を終えてひとまず材料が出尽くしたとの見方から幅広い銘柄に利益確定の売りが出た。前日に菅義偉官房長官が自民党の新総裁に選出されたが、次は新政権の組閣人事や政策の具体的な中身などを見極めたいという雰囲気。鉄鋼や空運、商社など景気敏感のバリュー(割安)株を中心に売りが優勢。東証1部の売買代金は概算で2兆1351億円。売買高は11億7172万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1248と、全体の約6割を占めた。値上がりは828、変わらずは98だった」。
■債券よこばい(利回り0.015%)。「15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めようと様子見の雰囲気が強く、薄商いだった。財務省が15日実施した残存期間「5年超15.5年以下」の流動性供給入札では応札額を落札額で割った応札倍率が4.19倍と前回(3.34倍)を上回った。市場では「やや強めの結果」と受け止められ、債券相場は底堅さを増した。新発20年物国債の利回りは午前中に前日比0.005%高い(価格は安い)0.400%を付けたが、午後には買いが入り、同0.005%低い0.390%となった」。
(為替)105.60-105.76のレンジ。17時は105.73近辺。ユーロは125.63/1.1881近辺。 . . . 本文を読む
米エヌビディアはソフトバンクグループから半導体設計大手の英アームを買収すると発表した。主力のGPU(画像処理半導体)は大量の計算を素早く行う人工知能(AI)処理の実動部隊だったが、司令塔を担うCPU(中央演算処理装置)の技術が加わる。演算技術の上流から下流まで押さえ、AI分野で圧倒的な地位を占める狙いだ。(以下小見出し 抜粋 と文末 原文をお読みください)
■「AIコンピューティングを世界の隅々まで」
GPUだけでAIの計算は完結しない。単純な計算を大量に実行することには強いが、精緻で複雑な計算は不得意なためだ。そこでコンピューターの司令塔となるCPUと組み合わせることが欠かせない。アームを買収することで、これまで手薄だった司令塔を強くできる。アームは半導体メーカーに回路の設計図を販売している。19年に出荷された半導体のうち228億個がアームの設計を使い、シェアは34%に達する。電力効率に優れ、スマートフォン向けではシェア9割に達する。
■インフラ強化の足がかりに
「買収で中立性が失われ、顧客離れが起きる」との指摘もある。足元では米カリフォルニア大学バークレー校が開発し無償公開するオープンソースの半導体設計IP「RISC-V(リスクファイブ)」が存在感を高めている。このIPを推進する財団には米グーグルなどが参加しており、アーム離脱組の受け皿となる可能性もある。
エヌビディアは買収後もアームの拠点を現在の英ケンブリッジから変えない方針で、アームのブランドも継続する見通しだ。アームと連携する一方で一定の独立性も維持する。そんな難しいかじ取りが必要になる。(*日経 記事より)写真:エヌビディアのデータセンター向けGPU
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■ダウは続伸(27993)。「大型M&Aの報道、コロナワクチンの開発を巡る好材料で相場上昇。エヌビディアはソフトバンクグループ(SBG)から英半導体のアームを買収と発表。オラクルはTikTokの米国事業を引き受けるとの観測。エヌビディアは6%高、オラクルは4%高。ギリアドや、ベライゾンもM&A材料に買い。主力ハイテク株に買い。アップル、マイクロソフト、セールスフォースが上昇。テスラは13%近く上げ。コロナワクチンの開発ではファイザーの経営トップが13日、「開発中のワクチンが有効かは10月末までに判明する」。アストラゼネカは12日に臨床治験を再開。ナスダックは1万1056.65。マイクロン・テクノロジーが6%高、半導体関連株。バイオ製薬関連に買い。アマゾンやネットフリックスなどは下げ」。
■原油は小反落(37.26)。「OPECによる需要見通しの引き下げを受け、需給の緩みが意識された。OPECは2020年の石油需要見通しを引き下げ、前年比の減少幅が大きくなると予想。相場の重荷となった。リビアで武装勢力の襲撃で停止していた石油施設からの供給が再開するとの報道。ただ、ハリケーン「サリー」の接近で、米メキシコ湾岸にある多くの石油施設が操業を休止との報道に上値は重い」、●金は反発(1963.7)。
■米国債はほぼ横ばい若干軟調(利回り上昇0.67%)。「FOMCを控え様子見。株高で債券には売り。WHOは13日、世界の新型コロナの新規感染者数が過去最多になったと発表。インドや欧州、米国で感染者が増えている。米国債には買いも入り、下値は堅かった。FRBは16日までFOMCを開く。8月下旬に「物価上昇率が2%を上回ることを許容する」という金融政策の新指針を発表。資産購入や政策禁止の誘導などで、新指針に従った新たな政策方針を示すのかどうか、内容を見極めたいと様子見。2年物は0.13%」
■日経平均先物夜間引けは、23290。
■(為替)105.55-106.01のレンジ。17時は105.75近辺。 ユーロは1.1860-1.1888のレンジ 17時は125.40/1.1865近辺
15:00更新 . . . 本文を読む
米アマゾン・ドット・コムは14日、北米の物流施設などで10万人を追加採用すると発表した。同社の世界の従業員数の1割強に相当する。新型コロナウイルスの影響でネット通販需要は大きく伸びており、年末商戦に向けて配送能力を一段と強化する。
アマゾンは各地の外出制限に伴ってネット通販需要が急増した3月と4月に北米の物流施設で計17万5000人を追加採用すると発表した。一部で課題となっていた配送遅延などは解消しつつあるものの、年末に向けて生活必需品に加え嗜好品などのニーズが増えると見込まれている。
アマゾンはサービス品質の改善のため、9月中に北米で大小合わせて100の物流施設が稼働する予定だという。今年に入って3回目となる大規模採用では、主にこうした拠点で梱包や発送業務などを担う従業員を募集する。採用競争力を持たせるため、一部地域では入社時に最高で1000ドル(約10万5000円)の一時金を支払う。
アマゾンの2020年4~6月期の売上高は889億1200万ドルと前年同期に比べ40%増え、四半期として過去最高となった。積極的な採用増に伴い、6月末時点のグローバルの従業員数は87万6800人となり、1年前に比べ34%増えた。
(*日経 記事より) 写真:アマゾンが北米の物流施設で大規模採用を表明するのは今年に入って3回目となる=AP
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