就寝前市況です。日経先物は29190 NYダウ先物は31878 円は108.89 ユーロは129.51/1.1893 英ポンドは151.07/1.3873 近辺 米10年債利回りは1.537%近辺 . . . 本文を読む
■株反発(29027)。「米追加経済対策の成立期待や外国為替市場での円安・ドル高進行による企業業績の改善期待。日本時間同日の米株価指数先物が堅調に推移したことが追い風。米議会上院が6日に可決した追加経済対策が下院で再審議され、今週中にも成立する見通し。輸送用機器や鉄鋼、不動産などのバリュー(割安)とされる景気敏感株に買い。「中国本土株安を緩和するために中国の政府系ファンドが介入したようだ」との報道に上げ幅を拡大した。前場には米長期金利の高止まりを警戒し値がさのグロース(成長)株が売られ、下げ幅が一時100円を超える場面があった。「グロース株については来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米金利動向に対する投資家の警戒感が強いこともあり、売却の動きが続いている」。東証1部の売買代金は概算で3兆2706億円。売買高は16億2114万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1848と、全体の約8割を占めた。値下がりは302、変わらずは44」
■債券よこばい(利回り0.125%)。「。日銀の雨宮正佳副総裁が8日の講演で長期金利の変動幅拡大に肯定的な姿勢を示し、債券相場の重荷となった。半面、米長期金利が日本時間9日の取引で低下(価格は上昇)しており、国内債には買いも入った。5年債入札の最低落札価格は市場予想を下回った。「日銀点検の結果予想に落ち着きどころが見られないなか、積極的な応札が限られた」との声があった。流通市場で新発5年債利回りは前日と同じマイナス0.065%で推移している。新発20年債利回りは前日比0.005%高い0.510%、新発40年債利回りは直近で取引が成立した5日と比べて0.045%高い0.745%で推移」。
(為替)108.75-109.23のレンジ。17時は108.80近辺。 ユーロは129.23/1.1877近辺。 . . . 本文を読む
米グーグルのほか、米アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が出資するのが、次世代原発の1つの形態である核融合炉開発だ。従来型の原発に比べて安全性は非常に高く、廃棄物も出ないが、日本ではこの技術を手掛けるベンチャー企業の境遇は厳しい。欧米と違って投資家の動きが鈍いからだ。
ドーナツ形の真空容器の中に、セ氏1億度を超える超高温の重水素と放射性物質であるトリチウム(三重水素)を閉じ込め、原子をくっつけることでエネルギーを生み出す――。ここで起きているのは地球と1.5億kmも離れた太陽の内部で起こっているのと同じ反応だ。酸素がない宇宙空間で生じている反応であり、もちろん二酸化炭素(CO2)を排出しない。そんな太陽と同じ反応を地上で再現するのが核融合炉だ。 (以下 小見出しと文末 原文をお読みください)
■グーグルやアマゾン創業者が出資
■「海外ではチャンスでも日本ではリスク」
■民間の動きが鈍い日本
「脱炭素」に関して、日本の政府が企業の研究開発を支援するために創設した基金は、今後10年間で2兆円だ。4年間で2兆ドル(約216兆円)を投じる米国や、約30年間で水素戦略だけで4700億ユーロ(約60兆円)を投じる欧州連合(EU)に、大きく水をあけられている。もっとも、国が巨額を投じるだけではイノベーションは生まれない。国が新たな市場の立ち上がりを支援しながら、米国のように民間企業に資金が回るような土壌づくりが不可欠だ。 (*日経記事より)写真は核融合炉の模型 (童子追記:「もんじゅ」は高速増殖炉だったが、原子炉格納容器の外部で細い配管の中を金属ナトリウムを循環させ冷却しようとしたが、配管に設置してあったナトリウム温度計から金属ナトリウムが漏れ空気中の酸素と反応して爆発・火災を起こす事故が起きた。また旧動燃の隠蔽体質が問題となった。核融合炉は高速増殖炉とは異なり核分裂を使う原子炉ではない。高速増殖炉はプルトニウムが燃料。核融合炉の燃料は、ウランでもプルトニウムでもなく水素である。) . . . 本文を読む
■ダウは反発(31802)。「追加経済策成立近しに景気敏感株に買いが優勢。米上院が6日に可決した追加経済対策は下院で再審議され、今週中にも成立する見通し。最大1400ドルの現金給付などを含み、個人消費の押し上げが見込まれる。米国では新型コロナのワクチン接種が進み、州政府が行動制限を緩和する動きが広がっている。「ディズニーランド」再開期待のディズニーが6%高、VISAやホームデポも高い。8日の米債券市場では長期金利が一時1.6%台に上昇、金融株も高い。ナスダックは12609、Apple4%下げ、MS2%、Nvidia7%安、テスラも6%安、巣ごもり株のズームも8%下げ」。
■原油は反落(65.05)。「親イランのフーシ派がサウジの原油輸出拠点をドローンで攻撃との報道で一時67.98ドル。買い一巡後は伸び悩み、次第に下げに転じた。攻撃を受けたサウジの輸出拠点が通常稼働していると報じられた。原油相場は前週に7%あまり上げるなど短期間に大幅上昇しており、利益確定や持ち高調整の売りが出た。外国為替市場でドルが対主要通貨で上昇し、ドル建てで取引される原油の割高感が売りを誘ったとの指摘も」、●金は続落(1678.0)。
■米国債は続落(利回り上昇1.59%)。「追加経済策、ワクチン普及での経済回復期待。今週の米国債は9日に3年物、10日に10年物、11日に30年物の入札を控える。需給悪化への警戒も相場の重荷だった。ただ、下げ渋る場面もあった。2月以降に長期金利が大きく上昇し、値ごろ感からの買いに加え、四半期末を控えた機関投資家の株売り・債券買いの持ち高調整も入りやすい」。
■日経平均先物夜間引けは、28820。
■(為替)108.57-108.94のレンジ。17時は108.90近辺。ユーロは1.1844-1.1887のレンジ、17時は129.00/1.1845。 対円ではユーロ高と予測したが、現状対円129円近辺で伸び悩み。
15:45更新 東証引け日経平均は29027.94 、円は109.15近辺。 最新市況ニュースに更新。 . . . 本文を読む
厚生労働省は8日、新型コロナウイルスワクチンを接種した20~50代の女性5人が、重いアレルギー反応のアナフィラキシーを発症したと発表した。いずれも投薬をするなどして症状は改善した。うち2人が経過観察の目的で入院した。
5人のうち3人について、報告した医師はワクチンと因果関係があるとみており、残りは「評価不能」など。コロナワクチン接種後のアナフィラキシー発症は国内で計8例となり、全てが女性。厚労省は今後、専門部会で因果関係などの評価を行う方針。8日までに約7万人の医療従事者に接種されている。
厚労省によると、発症した5人はいずれも8日に米ファイザー製のワクチン接種を受け、5~30分以内にのどの違和感やじんましん、息苦しさなどの症状が出た。4人はアレルギーやぜんそくなどの基礎疾患があったという。厚労省の医薬品安全対策に関する専門調査会長を務める岡明・埼玉県立小児医療センター病院長は「海外のデータでも女性に多いことが示されている」と指摘する。
米国の報告では、ファイザー製ワクチンで接種20万回に1回程度の頻度でアナフィラキシーが発生している。同省のワクチン分科会副反応検討部会長の森尾友宏・東京医科歯科大教授は「発生頻度が海外の報告よりも高いように見える。アナフィラキシーに該当するかを含めて詳細を評価する必要がある」としている。〔共同〕
(*日経記事より)図も . . . 本文を読む