丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(03/14_夕)の その他ニュース

2021-03-14 17:43:34 | 2017年3月~2021年7月
米グーグルの人工知能(AI)研究部門が、AI倫理研究者の解雇を巡って大きく揺れている。同社が開発した自然言語処理技術「BERT(バート)」のような巨大な言語モデルが内包する問題点を指摘しようとした2人の女性研究者が、2020年12月と21年2月にそれぞれ解雇された問題だ。「論文の社内検閲」に端を発した騒動に見えるが、AI倫理を巡るより根深い社内対立が透けて見える。 問題が明らかになったのは20年12月2日(米国時間)のことだ。グーグルでAI倫理の研究チームを率いるティムニット・ゲブル氏がツイッターでグーグルから解雇された、と打ち明けたのだ。ゲブル氏はその数カ月前、BERTのような巨大言語モデルに関する様々な問題点を指摘する論文を、米ワシントン大学の研究者らと共同で執筆していた。その論文がグーグル社内のレビューで「社外に公開できない」と判断され、内容の修正などを求められた。これにゲブル氏は反発していた。 ( 中略 原文をお読みください) AI倫理を巡っては、それを技術的な問題に閉じ込めようとするビッグテック側と、制度的な問題であるとする市民団体や政府による対立構造がある。ロイターなどの報道によれば、グーグルは21年2月に開いた社員向けの全社集会で、社内における論文のレビュー体制を見直す方針を明らかにしたという。研究者が声を上げるのを認めるだけでなく、その声をどう反映させていくのか。多くのAI研究者がグーグルの行動を注視している。 (*日経記事より)写真も同記事より . . . 本文を読む