会津は酒処、
その中でも老舗の蔵元、末廣酒造へ
朝一番、
遠藤老人がたまたま来ていて、くまなく案内してくれた。
先ずは地震にびくともしなかった、木造の家屋、
酒造りの行程、歴史、
それが終わると、今度は、
会津中将は松平容保の書、吉田茂の書、野口英世の書、徳川慶喜の書、その他、狩野派の掛け軸、その他の所蔵品、凄い、それだけではない、細部に渡り歴史を感じさせる趣は、好きだわ~~、邸内くまなく案内してくれた。
親切丁寧、冗談やらエロ話を交えながら、自慢話でも嫌味が無く、楽しそうに!
蔵元全体が、建物の外側から内側に有るものまで、
国宝級の重要文化財と思われる。
ミジュージアムで有り、
日本酒の貴重な資料館、
また映画の資料も豊富、
凄い、木造だよ、もう重要文化財だわな
優れたコンサートホールも有る、
松平容保、野口英世、徳川慶喜の書等が有る。
元々は会津漆も作っていた、天皇の就任時の杯はこの末廣の赤杯が使用された。
自慢の大広間にはもう美術館
隠れ会議所(抜け道の有る部屋)、
入口の左に有る、喫茶店『杏』
好きな黄色のソファ~~超、いい感じ、
素敵。
こんなソファーなかなか座れない。
これが驚く程の超落ち着く穏やかな喫茶店、これが驚く程の調度品も素晴らしい。
枯れない、流し放ちの井戸水は無料だから近所の人達汲みに来る。
さて、酒蔵だから酒の事。
この末廣酒造、
昔ながらの酒蔵『嘉永蔵』と現代的『博士蔵』が有る。
実は博士蔵には行った事が無い。
嘉永蔵の手作りの酒は凄い、美味しい。
一番は蔵元でしか買えない。
その名も『嘉永蔵』大吟醸 35%まで削っている。
純米吟醸も、美味しい。
まあ、実際現場に行って、蔵元をじっくり説明を聞いて、
その後、試飲して買うのがいい、酒は自分で味わって!
まあ、この蔵元頑固、会津魂の権化みたいな蔵元、
現在は?7代目だったと、思うが『七代目猪之吉』さん。
威厳!
剽軽な面も、
こんな写真載っけて怒られるかな?
会津は確かに、誠に以って歴史を考えさせられる場所だわ、
昔の人間の素晴らしさ、日本民族の文化の素晴らしさ、立派な人間性。
会津市街には山鹿素行の生誕の地&直江兼継の屋敷跡、
白虎隊ゆかりの場所が多数。
なんと近藤勇の墓が有る。
蒲生氏郷の墓、西郷頼母の屋敷跡、新鮮組屋敷跡、会津藩本陣、日新館、小さいが情緒が有る鶴ヶ城、松平家庭園、
土方歳三ゆかりの宿、
そしてあの、3階建ての『さざえ堂』のような禅の建物、
そして、この遠藤老人のような生きてる会津人、
遠藤老人、82歳、まだまだ元気、色んな貴重な酒まだ自ら振る舞ってくれた。
これがこの蔵元の神棚、
遠藤老人の紹介で、昼ご飯は、料理旅館へ、ここもまたいい宿だわ、
訂正、遠藤老人、82歳だが、老人とは言えない、しっかりした人物、
中国風に言うと『遠藤大人』 遠藤ターレン!!だな。
また来たい酒蔵、
尚、酒がまたいい、嘉永蔵はほんと素晴らしい。