The Society of Helical Carbon ヘリカル炭素学会

Helical C (CMC), PAT PCT/FDA JP & TH (Food), SM TH FDA (Med)

肝臓がんにラジオ波焼灼療法

2015-08-19 08:43:51 | がん

熱を発するラジオ波(電磁波)を使い、肝臓がんの病巣を焼いて消滅させる「ラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法」が急速に普及している。病巣の切除手術と違って切開しないので患者の負担が少ない上、技術の進歩で治療成績が向上し、保険も適用されるからだ。臓器をできるだけ残すことで、再発しても繰り返し治療できる。患者の状態に応じて切除手術などと組み合わせて効果を高める方法も取り入れられ、再発率が高い肝臓がんの治療の「第1選択」として有力な手段になってきている。(坂口至徳)

 ラジオ波焼灼療法は、超音波画像のモニターで病巣の位置や大きさを確認しながら、直径1・5ミリの金属製の電極針を患部に刺す。病巣の中心を貫通したところで針を止め、通電。するとラジオ波により100度近くの熱を発し、病巣を焼く。針には、病巣で針先が傘のように開いて幅3センチ程度の範囲を焼くことができる「展開針」や、2つの電極を持ち広範囲に焼くタイプが使われることが多い。

 80代のある男性は、C型肝炎ウイルスに感染して肝硬変になった。その後、肝臓内に肝細胞がんがみつかり、病巣に栄養を送る動脈を薬剤でふさいで壊死(えし)させる肝動脈化学塞栓療法を行ったが効果はなかった。

 焼灼療法を多く手掛けている近畿大医学部付属病院(大阪府大阪狭山市)の消化器内科に転院。男性の腫瘍は横隔膜の近くにあり、超音波を伝えない空気を多く含む肺が邪魔をして病巣が見えなかったため、同病院では肺と肝臓の間に生理食塩水を入れてモニター画面に映しながら、病巣を完全に焼くことに成功した。

 男性は6日後に退院。2年後の現在も再発しておらず「食欲が増え、腹部の違和感もなくなった」と元気に過ごしている。

 同科の工藤正俊教授は、ラジオ波焼灼療法が普及した理由を「肝臓がんの治療では、肝臓の正常な機能をできるだけ残すことが重要で、その点から選択する病院が増えている。再発しても簡単にまた治療できる。装置や安全性を考慮した治療法の開発に加え、超音波検査では見えにくい患部の画像を鮮明にする技術の進歩も大きい」と指摘する。

 工藤教授は、肝臓がんの周囲にある特定の細胞(クッパー細胞)に取り込まれる造影剤を使う方法を応用して、超音波画像では見えない肝臓がんを検出し治療する方法を開発。現在、世界中で使われている。このほか、超音波の画像とCT(コンピューター断層撮影)画像をオンラインで同時にモニターに映し、病巣の位置確認をしやすくする方法も広く普及している。

 工藤教授は「日頃から検診でC型肝炎ウイルスなどの感染をチェックしておき、発見されればすぐに肝臓専門医を受診することが大切だ。早期であるほど治療の効果が高くなる」と話している。

 ■ガイドラインでも外科と並ぶ選択肢

 肝臓がんは、C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスの感染による慢性肝炎や肝硬変から発症することが多い。最近では、脂肪肝など生活習慣病から発がんするケースも増えている。

 ラジオ波焼灼療法は、平成25年の肝がん診療ガイドライン(日本肝臓学会)の改訂で、外科手術による切除とともに「腫瘍が3センチ、3個以下」の肝臓がんの治療の第1の選択肢になった。

 日本肝癌(がん)研究会の全国追跡調査によると、5年生存率は「切除」が61.4%。「焼灼療法」は全国平均55.7%だが、近畿大では64.8%など施設によってばらつきがある。現在、積極的に導入しているのは東京大、順天堂大、近畿大の各病院や大阪赤十字病院など。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000514-san-hlth


粒子線治療は一部のがんで有効でない

2015-08-08 11:11:02 | がん

 ◇日本放射線腫瘍学会、厚生労働省に報告書提出

 重粒子線や陽子線を患部に照射し、がんを治療する粒子線治療について、日本放射線腫瘍学会が「前立腺がんなど一部では、既存の治療法との比較で優位性を示すデータを集められなかった」とする報告書を厚生労働省に提出した。粒子線治療はがん細胞を狙い撃ちできる治療法として普及し、診療報酬上も自己負担となる照射費用以外は保険適用される優遇を受けている。同省は優位性を示せない部位について、有効性や副作用の有無を調べる臨床試験を求める「格下げ」や、がんの進行度に応じて先進医療からの削除も検討する。

【医療プレミア がん特集ページはこちら】

 粒子線治療は、機器や治療技術の有効性、安全性がある程度認められるとする「先進医療A」に指定され、照射のための300万円前後の費用を自己負担すれば、残りの入院や検査、投薬の費用に保険を適用できることが、診療報酬点数表に盛り込まれている。現在、放射線医学総合研究所(千葉市)など同省の基準を満たした全国の施設で、他に転移のないがんを対象に実施している。先進医療による粒子線治療が始まった2001年度以降、昨年度までに約2万1000人以上が治療を受けた。

 報告書によると、前立腺がんや一部の肝臓がんなどについて、国内外の文献などを参考に生存年数や副作用のデータを既存のエックス線治療と比べた結果、症例数が少なかったり、比較条件が異なっていたりしたため優位性が証明できなかった。過去の診療報酬改定で、保険適用の可否を審査する同省の先進医療会議が何度も既存治療との比較結果を要求していた。同学会は当初、これらの治療の保険適用を目指したが、報告書で「先進医療Aのままでは評価に耐えるデータの蓄積は困難」と結論づけた。

 公的医療保険は、保険診療と保険外の医療を併せて受ける「混合診療」を認めないが、先進医療に指定されると例外的に「混合診療」が認められる。このうち未承認の医薬品や医療機器を使わず、有効性がある程度明らかなものが「A」、有効性が十分明らかではなく、厳格な条件下で臨床試験として実施し、有効性などの審査を受けるものが「B」となる。

 今後の診療報酬改定で粒子線治療の一部がBに「格下げ」された場合、対象となる疾患数や患者数、試験期間が限られるため、施設経営に影響が出る可能性がある。さらに先進医療から削除されれば自由診療になり、治療費全額が患者負担となる。厚労省は来年1月をめどに結論を出す方針。

 一方、同学会は、小児がん▽骨・軟部腫瘍▽頭頸(とうけい)部がん▽原発性肝臓がん▽原発性肺がん--の5種類は有効性と安全性が認められ、他に根治療法がないことから保険適用を要望した。【阿部周一】

 ◇粒子線治療

 加速器でエネルギーを高めた粒子をがんの病巣に照射し、がん細胞にダメージを与える治療。照射する粒子が水素原子核(陽子)の陽子線治療と、陽子より重い炭素の重粒子線治療がある。狙った病巣にピンポイントで粒子を当てられるのが特徴で、高い治療効果と、正常な細胞を傷つけず副作用を抑えることが期待されている。一方、加速器の建設や維持に必要な費用は大きい。放射線医学総合研究所によると、今年4月現在、建設中も含め陽子線施設は9カ所、重粒子線治療施設は5カ所。このほか、山形や大阪でも重粒子線施設の建設計画がある。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00000015-mai-soci&pos=2


がん告知

2015-07-22 23:23:38 | がん

がんを告知された場合、患者が受ける心理的ショックは大きい。誰でも気持ちが滅入ってしまうことだろう。

がん告知を受け、手術を受けた後の患者の心理的対応に、その後の治癒の状態が大きく関わっているという研究がある。たとえばがんの術後状態が同じ場合、どちらの態度が「長生き」するのだろうか。

a.冷静に受け入れる
b.(がんであることを)否認し、怒る

日本人患者はaの態度を取り、医師に従順になる。しかし、痩せ我慢でなければ長生きするのはbらしい。

鹿児島大大学院の山中寛教授は、aのような態度を取れば、医師の言うとおりの長さの余命になるケースが多いのではないかと疑問を呈す。

「私たちは医師を偉い人と思っているので、従順になりがち。でも余命は誰にもわからない。医師に依存せず、喜怒哀楽を表出するタイプの人こそ長生き。そういう人を多く見てきましたし、私もその好例かもしれません」

山中教授は主体的にがんと向き合い、医師の余命宣告を大きく裏切って精力的に講演や執筆を行っている。

「2009年4月に大腸がんが見つかり、すでに肝臓に転移していました。医師の告知は淡々としていて、私の顔を見ずにMRIの画面を見ながら話す。患者の心情に寄り添わない態度に、失望しました(笑)。

まず大腸がんを切りました。次に3カ月~半年後に肝臓のがんを切除する予定でしたが、大腸がんの手術のときに薬の副作用が強くて、アレルギー反応や薬剤性肝炎などで死にかけました。それなのに、主治医は『手術は大成功』と言う。怒りが込み上げてきました。死にかけているのに、何が大成功だと。

でも、何も言わずに我慢した。すると症状はますます悪くなった。こういうときに怒りを表出する人が早く治るんですね。それに気づき、薬の副作用もあって肝臓がんの手術に踏み切れませんでした。抗がん剤も使わない、放射線治療も受けない、いわゆる標準治療をしない道を選択しました。『1年後には死にますよ』と医師は言った。淡々としたものです。その後、代替医療や祈り、食事や運動に注意するなどして、今でも生きている。がんは少しずつ大きくなっていますが、医師のバイオロジカルな見立てどおりにはいかない。ひとの命は不思議です」

そういった体験もあり、山中教授はがん患者の気持ちのあり方に興味を持ったという。

「イギリスの大学病院のキングス・カレッジというところで、乳がん患者の気持ちの持ち方が延命にどう影響するかを調べたデータがあります。同じ症状の患者に、術後3カ月の心理状態を確認すると、大きく4通りに分かれました。

・絶望している人
・冷静に受容する人
・(がんであることを)否認する人
・闘争心を持つ人

そういう分類をして、13年後まで追跡調査をした。

1番長生きしたのは闘争心を持つ人でした。がんなんかに負けないと思った人。2番目が否認する人。医師が間違っている、私はがんじゃないと思うような人です。日本人には冷静に受容しようとする人が多いのですが、そうするとわりと早く死にます。絶望している人も、もちろん長生きできません。

がんは自分の生き方がつくるもの。それまでの自分の生き方がストレスになってがんをつくる。手術はまだしも、抗がん剤や放射線治療など自分の体の存在自体を忌み嫌って傷つけることを、私はやめた。お利口だから大人しくしていて、という態度です。その代わり、昔の自分の生き方と戦う。がんの原因になったストレッサーを排除して、やさしく丁寧に生活する。この生き方が私には合っていたように思います」

統計によれば、日本人の2人に1人はなんらかのがんになるという。告知にどう心を構えるか、決して他人事ではない。気持ちの前向きさに、がんの進行が譲歩するのである。

がんは人生における最大級のピンチだ。しかし、それまでの悪弊を断ち切り、新たなライフスタイルを確立する大チャンスでもあるのだ。

http://president.jp/articles/-/15756?page=1


レントゲン検査

2015-07-22 23:05:07 | がん

タバコ、遺伝、肥満……さまざまな要因が取りざたされる発がんのメカニズム。実は、私たちが普段何気なく病院で行っている「レントゲン検査」が、日本人の発がん理由の4.4%を占めているとしたら……。『「先生が患者ならどうします? 」医師が自分のために選ぶクスリ・治療法』の著者であり、医学博士の岡田正彦氏にその実態をうかがいました。


● レントゲン検査を強制するのは 憲法違反? 

 がんは遺伝する、と思っていませんか? 
 遺伝するがんも確かにありますが、せいぜい全体の5パーセントくらいです。ほとんどのがんは、環境中、または生活習慣にその原因を見出すことができます。原因は、現時点で7割ほどが明らかになっていますが、そのランキングの第4位が、なんとレントゲン検査による放射線被ばくなのです。

 世界中の先進国を対象に行われた実態調査によれば、日本に限り、がんによる全死亡数のうち4.4パーセントがレントゲン検査によるものだ、と断定されています。
 なぜ日本限定かといえば、レントゲン検査の件数が他の先進国に比べて圧倒的に多いからです。CTの稼働台数が他の国々に比べて非常に多く、第2位を2倍以上も引き離しているという事実もあり、間違いはないでしょう。

 この意味で気になるのは、日本ですべてのサラリーマンに課せられている定期健診です。メタボ健診と兼ねて行われることも多いのですが、腹囲、血液検査、検尿、心電図などの検査とともに、胸部レントゲン検査が必須となっています。
 連載第1回目ですでに紹介したとおり、定期健診を受けないと雇用者(会社)が法律で罰せられる仕組みになっていて、実質的に強制されていることと同じなのです。
 このような法律は外国にはありません。

 過去、この法律を改定するチャンスは何度かあったようですが、国が招集した専門家会議で、健診業界の代表が、レントゲン検査を存続させるため必死になって低レベルの発言を繰り返すなど、あきれた実態も明らかにされています。
 日本国憲法には、『すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』と書いてあります。しかし、きわめて有害、かつ何ら利益を生むことのないレントゲン検査を国民に強制しているのは、重大な憲法違反であると僕は思っています。

● レントゲンでがんになるかどうかは、 宝くじに当たるか当たらないかと同じ? 

 ある講演会で、僕の話が終わったあと、一人のご婦人から、こんな質問を受けました。

 「私の子どもが、医師に勧められてCT検査を2回も受けてしまいました。大丈夫でしょうか? 」

 発がんの仕組みは複雑ですが、原因が作用してから、がん細胞が発生するまでの出来事は、比較的短時間に終了します(正確な時間は不明)。その際にがん細胞が発生せずにすんだのであれば、危機は完全に去ったことになり、あとでがんになることはありません。

 がんになる確率は、発がん原因に暴露した回数(たとえばレントゲン検査の回数)に比例して高まると考えればよいでしょう。
 その状況は、ちょうど宝くじを買う場合に似ていて、何回も繰り返し買っている人ほど、一生涯のうちに当たるチャンスも大きくなるのと一緒です。

 つまり質問にあったように、CT検査を2回受けた直後にがん細胞が発生していなければ、放射線被ばくを受けたことは忘れてしまって構わないことになります。ただし、がんになったかどうかは、潜伏期をすぎたあとでなければわかりませんから、「あとあと大丈夫か? 」という質問には誰も答えられないのです。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150722-00075011-diamond-sci&p=1

近藤誠、放射線被曝CT検査でがんになる、亜紀書房(2011) ISBN 978-4-7505-1113-9 C0095

 


胆管腫瘍

2015-07-13 16:32:22 | がん
任天堂の岩田聡社長が13日、「胆管腫瘍」で亡くなったとの発表がありました。岩田社長は2014年にも胆管の腫瘍の手術を受けていましたが、静養を経て決算発表などの公の場に復帰していました。まだ55歳という若さの同氏を死に追いやった胆管腫瘍とはどのような病気なのでしょうか?
◆悪性の胆管腫瘍は致死的

胆管腫瘍(胆管がん)とは、胆管に生じる悪性腫瘍のことです。胆管は肝臓と十二指腸をつなぎ、肝臓で生成された胆汁を運ぶ役割を持つ管です。胆管がんは日本で増加傾向にあり、発症したら致命的と言われています。

手術の難易度が高く、術後の再発率も低くありません。さらに、抗がん剤や放射線治療でも効果がでにくいタイプのがんのため、難治性のがんと言えます。厚生労働省によれば、2013年の胆のうがん・胆管がんによる死亡数は約1万8200人で、がん死亡全体の5%近くを占めます。

◆腫瘍の位置によって症状が出にくいことも

胆管は、肝臓から十二指腸までの胆汁の通り道です。胆のうは、肝臓で生成した胆汁を一時的に溜めておく袋(嚢)で、食べたものを消化する際に分泌されます。胆管は、肝臓内ではたくさん細い管に枝分かれしており、それが肝臓から出る部分で合流して太くなり、1本の総胆管となります。

胆管は、太いところでも直径7mm程度と細いため、生じた腫瘍(がん)が小さくても胆汁をせき止めます。胆管の根元が詰まると胆汁が十二指腸に流れなくなってしまい、黄疸(おうだん)の症状が出ます。これに対し、肝臓内の細い胆管にがんが生じた場合は黄疸は出にくく、発見が遅れる場合があります。

◆岩田氏の世代に多く発症

胆管がんの発症年齢は、40代後半~50代ごろから徐々に増え、60歳代で最も多く初症します。胆管がんは、胆管の上皮(胆管内側の表面を覆う粘膜)から発生する悪性腫瘍で、発生部位により「肝外胆管がん」と「肝内胆管がん」に分けられます。前者が狭い意味での「胆管がん」です。

さらに、肝外胆管がんは、腫瘍ができた位置が胆のう管より上か下かによって、「肝門部領域胆管がん」と「遠位胆管がん」に分けられます。また、肝内胆管がんは、肝がんの一種として扱われます。岩田氏がどのタイプの胆管がんだったかは明らかにされていません。

◆考えられる原因

胆管に原因不明の慢性炎症を起こす、「原発性硬化性胆管炎」という病気があります。これは約10%の確率で胆管がんと合併します。最近は、肝炎ウイルスも胆管がんの原因のひとつとして考えられるようになってきました。

加えて、肥満の人、高カロリー摂取の人にも胆管がん発生の可能性が指摘されています。予防としては、果物や野菜を積極的に摂取することが発生を低下させると考えられます。

◆胆管がんの主な症状

胆管がんは、胆道に沿ったどの部位でも起こる可能性があり、特に肝臓の外の小腸に入る位置でよく発生します。脂肪肝、肝硬変、原発性硬化性胆管炎などを合併することがあります。

胆管がんは、浸潤性発育といって、インクが紙に染み込むように周辺の組織へ拡がるケースが多く見られます。また、胆管の内側がきのこのような形に盛り上がることもあります。

総胆管にがんができると、胆汁が流れにくくなり、胆汁が胆管から逆流して血管の中に入るようになります。すると胆汁の主成分であるビリルビンが血液中に含まれるようになり、閉塞性黄疸(へいそくせいおうだん)の症状が見られます。

黄疸になると皮膚や白目が黄色になり、尿が茶色っぽく、便は白くなり、全身にかゆみが生じます。黄疸が軽いと気がつきにくいのですが、便が白っぽいことで気がつくこともあります。

肝内胆管にがんができた場合は、黄疸の症状は出ず、初期は自覚症状がほとんどありません。がんが大きくなってから、食欲不振、体重減少、発熱、右上腹部の鈍痛などが現れます。

◆検査と診断

胆管が詰まると肝機能に異常が出ますが、腫瘍マーカーでは数値が上がらないこともあるため、早期診断はあまり役立ちません。胆管の閉塞に他の原因が見当たらない場合、特に原発性硬化性胆管炎を患っている人は、胆管がんが疑われます。

胆管の腫瘍は、腹部超音波診断という画像検査で発見できます。また、がん自体は画像に映らなくても、拡張した胆管によって病気が見つかることもあります。胆管がんが疑われた場合は、CTやMRIによって病気の広がりを確認します。

◆胆管がんの治療

現代の医療をもってしても、ほとんどの胆管がんは致死的です。手術をする場合もありますが、腫瘍を完全に除去できないケースが多いのです。手術する際は、肝臓や膵臓の一部、場合によっては胃や十二指腸まで切除することもあるため、患者が手術に耐えられないような場合は、化学療法や放射線治療を行います。

◆異変に気づいたら

黄疸や原因不明の高熱などの症状が出た場合は、速やかに内科や外科を受診して、検査を受けてください。黄疸の症状が出ている場合、手術はもとより抗がん剤治療も行えません。そのため、まずは黄疸を解除するためにチューブを体内に埋め込む措置がとられます。胆管がんでなくとも、黄疸を放置すると肝臓や腎臓に重大な障害をもたらします。また、胆管へのウイルス感染は死につながることもあるので、決して自己判断せず、医師の診察を受けましょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150713-00010004-mocosuku-hlth&p=1


がん自由診療

2015-07-04 09:45:55 | がん



■入院しないので普通に生活ができる

 自由診療で多いのは、歯のインプラント、変形性膝関節症の痛みを軽減するPRP治療、がんの放射線治療や免疫療法などだ。

 がんにおける放射線治療(体幹部定位放射線治療)は、肺または肝がんが3個まで、大きさは5センチまで、骨やリンパ節転移がんは治療できないという国のガイドラインがある。それ以外のがんは、保険の範囲内だと打つ手ナシ。緩和治療で死を待つしかない。

 がんの骨転移に対して治療効果が高いことがわかっていても、保険治療では体幹部定位放射線治療ができません。自由診療ならば、痛みの原因となるがんに、高精度放射線の『ピンポイント照射』を行うことで、がんを消失、苦痛を解消できます。入院しないので生活も普通にできます
 高齢者は一度入院すると寝たきりになりやすい。入院を回避できるだけでも生活の質は向上します」


■自己責任のリスク、「混合診療」には要注意

最新マシンが自分の病状に合うとは限りません。自由診療は選択肢がいくらでもある。その分、自分も勉強して、見極めなければならない。

 通常の保険診療と並行して自由診療を受診すると「混合診療」となり、これまで受けていた保険診療分も自由診療とみなされ、さかのぼって差額を国から請求されるケースもある。事前確認が必要だ。

 高額の治療費は、民間の医療保険でカバーすればいい」と考える人もいるだろうが、アテが外れてしまうケースも。
「日帰り手術だと給付金が出ないケースや、先進医療特約をつけていても先進医療認定病院でないと給付対象外となるケースもある。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/157633


アメリカの20近い大学、医療機関が出した抗がん剤の評価レポート

2015-07-02 23:32:38 | がん

東海岸リポート

アメリカの20近い大学、医療機関が出した抗がん剤の評価レポート。

末期(ステージ4)の肺がん患者743人を対象として、対象を4種に分類。対象を
①抗がん剤3種類
②抗がん剤2種類
③抗がん剤1種類A
④抗がん剤1種類B

として評価。
腫瘍縮小率は
①20%
②13%
③9%
④6%

副作用死
①②の死亡者数が③④死亡者数の7~10倍。

生存期間
最も早死にしたのは①
最も長生きしたのは④

リバウンド
いったん縮小した腫瘍は5~8か月で元の大きさに再増殖。

放射線治療
生存期間、再増殖までの期間が長かったのは、放射線治療を一度も受けなかった患者たちであった。

では、みんな、ガンバってね♪。


今年のがん罹患数は98万人、国がん予測- 男性は前立腺がトップ

2015-06-28 15:16:41 | がん

国立がん研究センター(国がん)は28日、今年1年間に新たにがんと診断される人の数(罹患数)と死亡する人の数の予測を発表した。予測は昨年に続いて2回目で、罹患数は98万2100人、死亡者数は37万900人に達する見通しだ。【敦賀陽平】

【関連記事】
全国がん登録、生存率や検診の精度向上に (2015/01/28)
全国がん登録「最高レベルの安全管理で」 (2015/01/26)

 罹患数を男女別で見ると、男性が56万300人、女性が42万1800人で、昨年の予測に比べ、全体で約10万人増えた。罹患数の算出には、地域がん登録のデータが活用されているが、今回の使用分から基準が厳格化されたため、国がんでは、データの精度向上と高齢化が増加につながったとみている。

 部位別の罹患数では、大腸がん(13万5800人)と前立腺がん(9万8400人)が共に増加し、前立腺がんは男性の罹患数の中で最も多かった(昨年3位)。これについて国がんの担当者は、「PSA検診が普及したことが一番大きい」と指摘する。

 一方の死亡者数は、昨年の予測に比べて約4000人の増加。部位別では、肺がん(7万7200人)がトップで、次いで大腸がん(5万600人)、胃がん(4万9400人)などと続き、大腸がんと胃がんの順位が入れ替わった。

 胃がんの原因とされるピロリ菌の感染率は、高齢者ほど高い傾向にある。このため、担当者は「ピロリ菌の保菌者の減少と高齢化が相殺する形で、胃がんの死亡者数は横ばいの状態が続いていた。今回、大腸がんが抜いたことは注目すべき点だ」としている。
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/45576.html


保険診療しかできない場合は「心の緩和ケア」でこの世から退場

2015-06-12 16:47:47 | がん

 緩和ケアは、病気に伴う「体」と「心」の痛みやつらさを和らげるもの。しかし、「心の痛みやつらさ」について、よく分からない人も多い


がん患者の心の医療は非常に重要。気持ちや心がつらいと体にも悪影響が出る。食欲がない、眠れないなど、患者の全般的な生活の質(QOL)が下がる。死にたいという思いにつながる。がんに対する治療意欲を奪う。それは、入院期間の長期化とも関連してくる。

 多くの人が抱く緩和ケアのイメージは、「がん治療の後、余命6カ月と宣告されてからのターミナルケア」だろう。しかし本来の緩和ケアは、「がんと宣告された時から始まるもの」。

がんと診断を受けるまでは、死を自分と距離があるものと考えている。しかし、いざ、がんとなると、生きるための人生が、死に向かうものに変化し、衝撃を受け、一度は否認し、絶望感や怒りがくる。これはどのがん患者でも同じ。つらい心を支えるのが心の緩和ケアで、その割合は最期の時に近づくにつれ大きくなっていきます。患者が亡くなった後、残された遺族の心を支えるのも、重要な緩和ケア。

 心の緩和ケアをよりよいものにするコツ

【1】心のサインを知る

気持ちのつらさは、検査では測れない。日頃から心がつらい時のサインに注意し、知っておく。

【2】だれにでもよいので伝える

不安や心配で心がつらくなるのは、重い病気にかかった人すべてが経験すること。

【3】)睡眠の症状をまず伝える

心のつらさの最も敏感なサイン。すべてのつらさは睡眠障害を伴います。眠れない、何回も起きるなどは、心のつらさの程度を表す。気合で眠るので睡眠薬は不要という患者がいるが、気合では眠れない。

【4】「心配な不安」と「安心できる不安」を知る


“心配な不安”は、理由が思いつかない、表現できない、対処できない、他人に分かってもらえない、1カ月以上続く、生活に支障を来す。一方、“安心できる不安”は、理由が分かる、表現できる、対処できる、他人に分かってもらえる、長く続かない、生活に支障を来さない。どちらの不安であるかを知ることが大事。

 

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/157461/1


肺がん 放置した方が長生き

2015-06-08 23:34:53 | がん

日本人の死因のトップは、がんである。 現在、厚労省は罹患者が多いがんのうち、がん検診を受けることで死亡率が20~60%も減少することが科学的に示されているとして、5つのがん検診(肺、大腸、胃、乳、子宮頸)を推奨している。厚労省のアンケートによると、過去1年間に何らかのがん検診を受けた人がいる世帯は現状20~30%程度だ。今年度中に受診率50%にすることが目標だという。

 しかし、世界を見渡すと、この5つのがん検診すべてを実施している国は少ない。大腸がんは国際的にも根拠が認められて多くの国が検診を実施しているが、胃と肺の検診に関しては、日本以外で胃は韓国だけ、肺もハンガリーだけというのが現状だ。

 厚労省は、これら5つのがん検診すべてに効果を示す証拠があるというが、海外では、実証研究によって「効果なし」と指摘しているケースが少なくない。

 医療の有効性を証明する方法としてもっとも信頼度が高い検証方法は「無作為化比較試験(RCT)」だ。海外ではがん検診もこの方法で検証され、有効性が疑問視される結果が相次いでいる。

 研究対象となる人々を無作為に選び、検診群と放置群の2つの集団に分け、罹患率や死亡率などを比較する。検診群は定期健診でがんが見つかるが、一方の放置群はがんが進行して症状が出ないと見つけられない。というと、日本人の“常識”なら前者のほうが死亡率は低いと考えるのが普通なのだが……。『患者よ、がんと闘うな』(文春文庫)などの著書がある、慶應義塾大学医学部放射線科講師の近藤誠氏が解説する。

「まず、肺がんに関しては、1986年に9000人を対象に行なわれたアメリカのメイヨークリニックの検証が有名です。結果は、発見された肺がんの数は検診群が勝りましたが、肺がんによる死亡数は放置群のほうが少なかった。1990年にチェコスロバキアでも6300人の喫煙男性に対して検証がされ、同様の結果が得られました。なお、肺がんによる死亡数は放置群が47人だったのに対し、検診群は64人でした。

 死亡数が増えた理由は、手術の後遺症で亡くなった、健康という検診結果に安心してタバコを余計に吸ってしまった、などが考えられます。いずれにせよ、無症状ならば放置していても問題ないということです」
http://www.news-postseven.com/archives/20121203_158121.html


がんになりやすい食べ物

2015-06-08 04:18:47 | がん

がんと食べ物には深いかかわりがあることが分かっています。国や地域によって羅患しやすいがんの種類が違うのは、地域性や体質の違いだけでなく、食生活も関係しているのです。例えば、体質的には同じ日本人でも、海外に移住した日系人は現地の羅患傾向に近くなることがわかっています。とはいえ、特定の食品ががんを引き起こす、というよりも、食生活の傾向によってなりやすいがんが異なる、ということです。がんの予防という点では特定の食品を避けるよりは、バランスのよい食生活を心がけることが大切でしょう。

 

日本人の食生活とがん

日本人は世界的に見ても胃がんになりやすいことがわかっていますが、これも食べ物が関係しており、塩分の多い食事がその原因だと考えられています。地域的なデータでも、塩蔵魚や漬物などを多く消費する地域は胃がんの羅患率が高いのです。
確かに日本は醤油や漬物など塩分の高い食品が多く、ヘルシーだと言われる和食にしても、塩分だけはかなり摂取してしまいます。
また近年は、がんを抑制すると言われる新鮮な野菜や果物を食べる習慣が減っていることも、がんの羅患率や死亡率が上昇している原因なのかもしれません。
最近では醤油や味噌なども減塩商品が多数販売されているので、がんの予防のためには塩分を控えてしっかり緑黄色野菜をとることが大切です。

 

がんになりやすい食品とは?

どこの地域であっても、お酒、つまりアルコールの摂取量が多いところは食道がんになる確率が高くなっています。食道がんになるリスクは、毎日の酒量が増えれば増えるほど高くなっており、さらにタバコを吸う人は確率が高くなるため注意が必要です。また、熱い飲み物をよく飲むことも食道がんの羅患リスクを高めているという説があります。
日本人の死因として、胃がん以上に多い肺がんの場合は、タバコの影響は無視できません。タバコのニコチン自体ががんの発生を促すだけでなく、タバコを吸うことでがんの抑制要因であるビタミンCを破壊してしまいます。それもまたがんになる要因です。
また、万病のもとである肥満も、がんとは切り離せません。肥満は乳がん、大腸がんなどさまざまながんを誘発します。極端なダイエットは必要ありませんが、日ごろからバランスのよい体作りを心がけましょう。
また、国立がん研究センター・がん予防検診研究センターによると、大腸がんでは、赤肉と加工肉のとりすぎがリスクになるというのが、最近の研究結果で報告されています。野菜や魚などをとりまぜた、バランスのよい食事をとることが大切です。

http://mocosuku.com/201412045417/


がん休職→復職

2015-05-23 16:15:47 | がん

 がん治療で休職した会社員のうち、6割が休職後1年以内にフルタイムで職場復帰していたことが東京女子医大の遠藤源樹(もとき)助教(公衆衛生学)の調査で分かった。時短勤務を含めると、復職率は8割に上る。ただ、今回の調査対象は大企業の会社員。中小企業での復職率はこれより低いとみられ、がん患者の復職支援制度を企業全体へ拡大することが今後の課題となる。

 調査は、過去12年間で新たにがんと診断された大企業の正社員1278人について、病休や復職に関するデータを分析した。がん患者の社会復帰の状況について、大規模調査が行われるのは初めて。

 休職後、1年以内にフルタイムで復職した社員の割合は、前立腺など男性生殖器がん(79.5%)▽胃がん(78.8%)▽子宮など女性生殖器がん(77.6%)▽乳がん(76.6%)▽大腸がん(73.3%)などは復職率が高く、肺がん(34.3%)▽肝胆膵(かんたんすい)がん(37.8%)▽食道がん(38.4%)▽白血病などの血液がん(42.9%)などは低かった。抗がん剤を使う白血病などは治療期間がおおむね長く、復職率が低い傾向を示している。

 また、フルタイムで復職するまでにかかった病休期間は平均6カ月半。時短勤務での復職は同2カ月半だった。

 国内では、時短勤務などがん患者の復職支援制度を認める中小企業はまだ少ない。

 遠藤氏は「企業の病休・復職支援制度さえあれば、調査のように6割がフルタイムで復職できる。がん患者が仕事と治療を両立させられるよう、支援制度を広げる必要がある」と指摘する。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00000037-mai-soci


一般社団法人・全国がん患者団体連合会

2015-05-23 10:38:00 | がん

全国のがん患者団体が連携し、がん医療の向上を目指す一般社団法人・全国がん患者団体連合会が今月発足した。 同連合会が20日開いた記者会見で発表した。がん患者の声を政策に生かしてもらうための全国組織は初めてとみられる。

 同連合会には、東京、大阪、愛媛、鹿児島などの16団体が加盟。今後は、各地のがん対策や患者支援の現状などを学ぶ「がん患者学会」(仮称)を毎年開催したり、患者や家族への全国調査の結果を白書にまとめて、国や自治体に提言したりすることなどを計画している。

 がんの患者団体は、がんの種類や所在地ごとに個別に活動していることが多いが、地域や施設間のがん医療の格差など共通の課題もある。同連合会理事長の天野慎介さんは「居住する地域にかかわらず、がんになっても安心して暮らせる社会を実現したい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150521-00010002-yomidr-hlth


2年半食道がん治療放置

2015-05-23 03:19:25 | がん

新潟県立中央病院は22日、食道がんと診断した80代男性患者の治療が約2年5カ月間放置されていたと発表した。この間、男性の食道がんはステージ1から2に進行し、リンパ節にも転移したという。男性は4月に再入院し治療を受けている。
 男性は2012年10月、下咽頭がん治療のため同病院耳鼻咽喉科に入院。同月、内科で内視鏡検査し食道でもがんが発見された。下咽頭がんの治療を受け同年12月に退院したが、食道がんについては耳鼻咽喉科、内科いずれの医師も他科で治療が行われると思い込み放置していたという。
 今年3月下旬に下咽頭がんの経過観察でコンピューター断層撮影(CT)検査を行った際、食道がんが未治療であると発覚。同病院は原因について「内科医による主治医(耳鼻咽喉科)への内視鏡検査結果の報告が不十分だった」としている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150522-00000098-jij-pol


癌の前兆

2015-05-21 17:50:14 | がん

1:慢性的な咳や、声のかすれ

一般的な咳とは違い、耳障りな咳、または吐血を伴う咳は、ガンの疑いがあります。大抵の咳はガンには関係がありませんが、慢性的な咳は、肺ガンの可能性があります。痛みに関しても慢性的なものである場合は病院で診察を受けたほうがよいでしょう。

2:排便の変化

排便をすることが、今までよりも大変だと感じるようになったり、また便のサイズが細くなったり、形が今までと違うと感じた場合、結腸ガンの疑いがあります。腸から、排便をするまでに便が移動する箇所にそれを邪魔するものが出来ているかもしれません。結腸内視鏡検査を1度、行ってみてください。

3:慢性的な排尿の変化

尿に血液が混じっている場合、膀胱ガン、腎臓ガンの疑いがあります。といっても、血尿は、尿路感染であることがほとんどです。まずは、尿路感染であるかどうかを調べ、その結果によって、その他の検査を行いましょう。

4:説明できない慢性的な体の痛み

大抵の体の痛みはガンには関係ありません。しかし、それが慢性的である場合には1度、病院にかかったほうがよいでしょう。慢性的な頭痛がある場合、必ずしも脳腫瘍からくるものではありませんが、何かしら原因があるはずです。また、慢性的な胸部の痛みは、肺ガンの可能性があります。腹部の慢性的な痛みは、卵巣ガンの可能性も考えられます。

5:ほくろの色や形状の変化

ちょっとした変化がすぐに黒色腫に繋がる訳ではありませんが、ほくろが増えた、また、明らかに形や色が一般的なほくろとは違うという場合は、皮膚ガンかどうか診察を受けたほうがよいでしょう。

6:治らない痛み

痛みが3週間程続いても治らない場合、1度病院で診てもらうことをお勧めします。一般的には、自分自身の治癒能力で、そのくらいの期間であれば痛みは治るはずだからです。悪性腫瘍の可能性があります。

7:予定外の出血

女性に限りますが、生理の予定がないのにも関わらず出血が起こる場合には、子宮頸ガンの疑いがあります。男女関係なく、直腸からの出血の場合には、結腸ガンの可能性もあります。

8:体重の減少

ダイエットをしていないにも関わらず、体重が減っていくのは、何かしらの病気であることがほとんどです。体のどこかに腫瘍が出来ている可能性があります。悪性かどうか、調べる必要があります。

9:覚えの無いしこり

元々あるしこりでも、新しいものでも、その形が変わっていっている場合は、まず1度病院に行って診てもらってください。良性腫瘍の場合もありますが、悪性であり、ガンの可能性があります。胸部にしこりがある場合は、乳ガンの可能性があります。

10:食べ物を飲み込むのが難しい

頸部ガン、食道ガンの疑いがあります。飲み込むのが難しいと感じた人は、大抵の場合は病院などに行かず、柔らかいものを食べるなど食生活を変えていきます。もし、ガンの場合は、知らない間にどんどん進行が進んでしまいます。

 

http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150519-00010000-sdoctor