たかが親子されど親子、そして兄弟そして夫婦そして自分

いづみかほるの様々な想い(世のファミリーをテーマにエッセイ風に綴っています)

”気” ~母から娘へそして息子へ~

2008-01-24 10:39:06 | エッセイ風
母は昔…子供だった私が寝ている布団の上をポンポンポンポンと叩いてくれていた。
どんな意味があったのだろうかと最近考えた。
冬場しかしてくれなかったから温かくしてくれたつもりかもしれない。
そういえば、確かにあったかい感じがして安心して眠れたものだ。
いわゆる母からの溢れ出た”気”であろうか。

母になった私は、息子が出かける時に体をポンポンと叩いてしまう
よみとっている息子は
「”気”っとかいう奴ですか~
っと呆れ顔で言う
私は
「そうそう!”気”!”気”
っと言って益々ポンポンと叩く。
息子は
「もういいもういい
っと言いながら逃げるように出かけてゆく。

今日も一日達者でな~
っと母は願う

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