たかが親子されど親子、そして兄弟そして夫婦そして自分

いづみかほるの様々な想い(世のファミリーをテーマにエッセイ風に綴っています)

7月盆

2009-07-15 11:46:18 | エッセイ風
我故郷は7月盆です。
お盆の時期になると、亡き父と兄の気配を感じるから不思議です
でも、そうですよね盆の時期は、この世に下りているんですものね
16日は送って差し上げますからね

4・5才の頃の、幼い自分の心の目がしっかりふたりをとらえているのです

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兄を思う

2009-07-12 08:54:54 | エッセイ風
幼稚園時代 わたしは泣き虫で毎日泣いてばかりでした

そのくせ幼稚園は大好き 朝になると泣いたことなどすっかりわすれてしまいます

元気に兄のあとを追って幼稚園に向かっていくのでした

でも、やっぱりいじめられて泣いてしまいます


気の小さかった兄はいじめられてるわたしを救う勇気がなく 

いつも柱に隠れてそっと見守ってくれていました

わたしを助けられない弱虫さんでした でもわたしは兄が好きでした

そんな兄は5年前にこの世を去りました

今は星に隠れてそっと見守ってくれています


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我子とはふしぎなものです

2009-07-12 08:17:28 | エッセイ風
(さすが我子だな~!
と思う時と、自分の子育てを否定してしまうほど、我子の言動行動に落ち込む時もあるのではないでしょうか。

世の親御さん、どなたもそういう心のご経験があるのではないかしら?
親である以上ず~っとそうかもしれませんね。

我子とはふしぎなものです。
涙が出るほど誇らしくも思え、涙が出るほど腹立たしい時もあるのですよね。

みんなその繰り返しです

でも、何才になってもな変らぬ思いは我子の幸せを願うことなんですよね

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仲良し親子と親離れ子離れしてない親子

2009-07-11 09:00:07 | エッセイ風
仲良し親子と、親離れ子離れしてない親子とは紙一重ですが違います。
でも、どうでしょう~?
その違いってみなさん明確でしょうか?
恐らくごちゃ混ぜにされてますよね。
仲良し親子は一見羨ましがられたり理想像のように映りますが、ただの親離れ子離れできてない親子に過ぎないケースもあります。
本物の仲良し親子は、しっかり親離れ子離れをしてないといけません。
それが出来ている親子は世の中少ないかもしれませんね、みんながんばれ
わたしもがんばろう~っと


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悲しみを乗り越えるとは

2009-07-09 10:04:48 | エッセイ風
肉親を亡くしてしまった時、本当に深い深い悲しみにくれてしまいます
妻や夫を、または親を、または我子を。

母は夫を30代で亡くしました、娘の私はまだ8才兄は11才でした。
その半月後、8才だった私が父と同じ病気で入院になりました。
更に兄も同じ病気があることもわかりました
母は夫の死の心の整理もつかないままに、入院中の娘の私の世話や兄の通院付き添いに明け暮れました。
っと同時に、母の仕事でもあった1000羽程のカナリヤが伝染病で全滅してしまいました
その結果その仕事は続けられなくなり、母は新たな職を探さなくてはなりませんでした。
引越しをし新天地で仕事を新たにはじめ、病み上がりの私と兄を懸命に育てるのに必死の毎日でした

そんなわけで、夫の死の悲しみにくれる時間が母にはありませんでした
私が中学に入った頃、やっと母は笑うようになりました
高校に入る頃、気付くと母は少し元気になっていました
次々にやってくる事柄を対処することに必死だった母、でも逆にそれが母の悲しみを同時に癒していたのかもしれません。

けして続いて起こる悲劇が良いということではありません。
でも、それによって悲しみを感じる余裕を失わせてもらえるのは事実です。

妻や夫を亡くし幼い子供が残された場合、まずはその子を必死に育てなくてはならない現実が目の前にあり、悲しみに浸ってはいられませんよね。
でも、我子を亡くした場合、特に一人っ子だったりしたら、殆んどはとっぷり悲しめる環境に違いありません。
悲しいことに、十分に悲しみに浸れてしまうことがよりいっそう深い悲しみになるのでしょうね。

いずれにしても、悲しみは死んだ直後にはいくら頑張っても消えやしません。
心の整理などできません

今日も肉親の死で悲しんでいる家族はいっぱいです
どうか、ゆっくりゆっくり深い悲しみから立ち上がって下さい


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