自分は長野県へドライブするのが好きで、
最低でも年に2回は行くことにしています。
風光明媚で食い物も美味い。
今年はどういうわけかゴールデンウィーク中に行き損ねてしまい残念。
12月8日(土)に今年最初で最後の長野行きドライブを決行しました。
お天気がよかったので、
東名高速では富士山がばっちり見えました。
特に大井松田IC付近の下り坂でみえる富士山は最高っす。
足柄SAで休憩したあと、御殿場ICで東名を降りて、
東富士五湖道路を経由して中央道へ。
険しい山の景色は中央道ならではで、
他の高速道路とは雰囲気がかなり違います。
諏訪南ICで中央道を降りて八ヶ岳農大を目指します。
農大の売店で新鮮な野菜やきれいなお花を買いました。
お昼ごはんは諏訪IC近くにある幻のラーメンを。
これを食べないと年を越せません。
いつもはヴィーナスラインで蓼科、白樺湖、霧が峰方面を走ります。
紅葉はとっくに終わっているので、
あまり行かない方面を冒険してみることにしました。
諏訪ICから飯田ICまで再び中央道に乗りました。
飯田市街から古い宿場がある妻籠を目指しました。
ガイドブックの地図には、
長野県道8号飯田南木曽線が木曽への最短コースと載っていたので、
試しにそこを通ってみることにしました。
これが悲劇の始まりでした。
この道は大平街道の一部でいわゆる林道みたいなものです。
道幅は狭いし、小刻みなカーブばかりの山道で見通しも悪い。
時速30Km以下で慎重に運転することを強いられます。
ただでさえ狭い上に、ガードレールの向こうは崖。
対向車にはえらく神経を使います。
山をだいぶ登ると道に雪がちらほらと残っている……。
山の日陰に入ると完全に雪道!!
がーん!
チェーンは積んでいません。
運転暦はそこそこ長い自分ですが、
雪の日は絶対運転しないと決めているので、
雪道の経験は無に等しい(脂汗)。
上りの雪道をある程度進んでしまったので、
戻るには下りの雪道を突破しなければならない!
下りのリスクを犯すより、最後まで進むことを選択しました。
人が歩くようなゆっくりとしたスピードで雪道を慎重に走ります。
下り坂ではタイヤをロックさせないようブレーキは踏まず、
エンジンブレーキで減速します。
日なたになると雪がなくなります。
ほっとするのも束の間。
やがて次の日陰がやってきて、景色は銀世界に一変します。
これを何度も何度も繰り返します。
標高が高くなるにつれて雪も深くなってきます!!
雪道を通っている最中は生きた心地がしませんでした。
対向車が来たらどうしよう?
上り坂で滑ってズルズルと後ろに下がってしまったらどうしよう?
タイヤをロックさせてコントロール不能になったらどうしよう?
下りの雪道が長く続いたらどうしよう?
いつになったらこの地獄から開放されるのだろう?
緊張と恐怖と絶望で、
お昼に食べたラーメンが逆流しそうになりました。
景色を楽しむ余裕はまったくありません。
早く逃れたいけどスピードは出せない。
初めて通る道なので、あとどれだけ走ればいいかわからない。
飯田峠(標高1235m)と大平峠(標高1358m)と2つの峠を超えることになりました……。
国道256号に無事出られたときは、
生還した!という思いと、
極度の緊張から開放されたことでフニャフニャになりました。
不幸中の幸いだったのは、
雪道で対向車に遭わなかったこと、
雪道のほとんどが上りだったこと(逆方向だったら死んでたかも)、
日没前に脱出できたこと、
でした。
終盤に車を停められるスペースがあったので、
少しそこで休憩しました。
すると反対方向から除雪車が!
もし、そこで休憩してなかったら
雪道で大きな除雪車とすれ違うところでした。
まるで何者かに導かれているような気がしました。
喫茶店で地元の人に聞いてみると、
地元の人はめったに通らないとのこと(爆)。
カーナビで近道と表示されるらしく、
よそからきた人は通ってしまうこともあるとのこと(爆)。
自分はガイドブックにハメられました(核爆)!
というわけで、
運転に自信のない人や急いでいる人は絶対に
長野県道8号飯田南木曽線を通ってはいけません!
必ず後悔します!
遠回りだけど国道256を通ったほうが早いです!
ほんとに死ぬかと思った!!
最低でも年に2回は行くことにしています。
風光明媚で食い物も美味い。
今年はどういうわけかゴールデンウィーク中に行き損ねてしまい残念。
12月8日(土)に今年最初で最後の長野行きドライブを決行しました。
お天気がよかったので、
東名高速では富士山がばっちり見えました。
特に大井松田IC付近の下り坂でみえる富士山は最高っす。
足柄SAで休憩したあと、御殿場ICで東名を降りて、
東富士五湖道路を経由して中央道へ。
険しい山の景色は中央道ならではで、
他の高速道路とは雰囲気がかなり違います。
諏訪南ICで中央道を降りて八ヶ岳農大を目指します。
農大の売店で新鮮な野菜やきれいなお花を買いました。
お昼ごはんは諏訪IC近くにある幻のラーメンを。
これを食べないと年を越せません。
いつもはヴィーナスラインで蓼科、白樺湖、霧が峰方面を走ります。
紅葉はとっくに終わっているので、
あまり行かない方面を冒険してみることにしました。
諏訪ICから飯田ICまで再び中央道に乗りました。
飯田市街から古い宿場がある妻籠を目指しました。
ガイドブックの地図には、
長野県道8号飯田南木曽線が木曽への最短コースと載っていたので、
試しにそこを通ってみることにしました。
これが悲劇の始まりでした。
この道は大平街道の一部でいわゆる林道みたいなものです。
道幅は狭いし、小刻みなカーブばかりの山道で見通しも悪い。
時速30Km以下で慎重に運転することを強いられます。
ただでさえ狭い上に、ガードレールの向こうは崖。
対向車にはえらく神経を使います。
山をだいぶ登ると道に雪がちらほらと残っている……。
山の日陰に入ると完全に雪道!!
がーん!
チェーンは積んでいません。
運転暦はそこそこ長い自分ですが、
雪の日は絶対運転しないと決めているので、
雪道の経験は無に等しい(脂汗)。
上りの雪道をある程度進んでしまったので、
戻るには下りの雪道を突破しなければならない!
下りのリスクを犯すより、最後まで進むことを選択しました。
人が歩くようなゆっくりとしたスピードで雪道を慎重に走ります。
下り坂ではタイヤをロックさせないようブレーキは踏まず、
エンジンブレーキで減速します。
日なたになると雪がなくなります。
ほっとするのも束の間。
やがて次の日陰がやってきて、景色は銀世界に一変します。
これを何度も何度も繰り返します。
標高が高くなるにつれて雪も深くなってきます!!
雪道を通っている最中は生きた心地がしませんでした。
対向車が来たらどうしよう?
上り坂で滑ってズルズルと後ろに下がってしまったらどうしよう?
タイヤをロックさせてコントロール不能になったらどうしよう?
下りの雪道が長く続いたらどうしよう?
いつになったらこの地獄から開放されるのだろう?
緊張と恐怖と絶望で、
お昼に食べたラーメンが逆流しそうになりました。
景色を楽しむ余裕はまったくありません。
早く逃れたいけどスピードは出せない。
初めて通る道なので、あとどれだけ走ればいいかわからない。
飯田峠(標高1235m)と大平峠(標高1358m)と2つの峠を超えることになりました……。
国道256号に無事出られたときは、
生還した!という思いと、
極度の緊張から開放されたことでフニャフニャになりました。
不幸中の幸いだったのは、
雪道で対向車に遭わなかったこと、
雪道のほとんどが上りだったこと(逆方向だったら死んでたかも)、
日没前に脱出できたこと、
でした。
終盤に車を停められるスペースがあったので、
少しそこで休憩しました。
すると反対方向から除雪車が!
もし、そこで休憩してなかったら
雪道で大きな除雪車とすれ違うところでした。
まるで何者かに導かれているような気がしました。
喫茶店で地元の人に聞いてみると、
地元の人はめったに通らないとのこと(爆)。
カーナビで近道と表示されるらしく、
よそからきた人は通ってしまうこともあるとのこと(爆)。
自分はガイドブックにハメられました(核爆)!
というわけで、
運転に自信のない人や急いでいる人は絶対に
長野県道8号飯田南木曽線を通ってはいけません!
必ず後悔します!
遠回りだけど国道256を通ったほうが早いです!
ほんとに死ぬかと思った!!