続いて、翔んで埼玉~琵琶湖より愛を込めて~のレビューとなります。
前作「翔んで埼玉」が公開されてから4年。前作があまりにもヒットしたおかげで、まさかの続編の制作
続編が作られると知り楽しみにしていたのですが、コロナ騒動でクランクインが伸びに伸びた本作。“麻実麗”役 GACKTさんご本人も体調不良で更に制作が遅れに遅れようやく満を持して、公開となりゴジラ-1.0と併せて早速観に行って参りました。
『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』予告/11月23日ROADSHOW
【感想】
この作品にネタバレとなるような結末っていうものが果たしてあるのかどうかは、分かりませんがラスト近くのオチや思わず大笑いしてしまった登場人物などは、一応あえて書かないでおきます。
まず…。前作以上に笑えます!!
続編が作られると知って正直、前作で埼玉をあれだけディスっていたのにこれ以上のネタはあるのか?と、疑問だったのですが…。
副題にもあるように、なるほど!関西圏へと話を広げて更にスケールアップ。
関西圏でもお互い隣県とのローカルネタがあるのは、知っていましたからどんな展開になるのか楽しみだったのですが、やはり関西圏で埼玉と同じ立ち位置である滋賀県がまずディスられていました。
「琵琶湖の水止めたろか !」コレ、滋賀県人が大阪・京都府民からコケにされた際に使う常套句なんだそうですが、大阪・京都府民の水瓶が琵琶湖である所以から。なるほど…。納得です。
今回もガクトさんとのW主演、二階堂ふみさん演じる“壇ノ浦百美 ”は登場しますが絡みは少なく、変わって杏さん演じる“桔梗魁”と言う新しいキャラクタが登場します。
今回も感心したのがこの映画ならではの濃厚なキャラを演じるキャスト陣でしょうか。大阪府知事役“嘉祥寺 晃”に片岡愛之助さん、京都市長役に川崎麻世さん、兵庫県知事役に藤原紀香さん…。
良くぞここまでと、思うよなキャスト陣を揃えられたなと思いました。
ガクトさんも前作以上に大活躍されておられました。(ここまで演じてくれるんだ!と、前作以上に正直ギャップ感が物凄かったです。)
なかでも片岡愛之助さんの怪演ぶりは、抜きんでていました。
粉もの文化圏の大阪を壮大にディスっていたり大阪ならではの小ネタも満載で、果たしてこれって大阪人には、どう写っているんでしょうね。(今回、関西圏でも評判は上々だとか。)
衣装やセットも凝りに凝っていて、今回はかなり羽振りがよさそうです。
エキストラの数も半端なく何処かで観た様なシーンも多数(ガクトさんもこれらの壮大なパクリ疑惑に気にされていたとか)
そして最後のクライマックス!とっておきの埼玉からのネタと、大阪のシンボル。そしてまさかの大物歌手の登場!もうここでトドメを差されました。
前作から各段にスケールアップしていて、全編にわたりいろいろな笑いを体験出来ます。
スカッ!としたい方は是非映画館で鑑賞してみて下さい。超お勧めです。
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