以前までそれなりの才能が無ければ描けなかったイラスト作成や使いこなすにはそれなりのスキルが必要な専用画像処理ソフトなど素人にはハードルが高い分野でしたが、日々進化をし続けるAI生成技術は、素人のそれも絵心の無いオッサンでもアーティストになったその気にさせてくれる素晴らしいツールです。
今回も、そんなAI画像生成ツールの中でも抜きんでている“SeaART”に、新たな機能「動画生成」機能と「サイバーパブ」機能が追加されていたので早速試して見たその紹介となります。
まずご紹介するのは、動画生成機能です。
【作成手順】
1⃣ 創作ページより動画作成を選択します。
2⃣ 元画像をアップロードします。
3⃣ MotionLoRAを選択します。
4⃣ shortバージョン(Frame数30コマ)・longバージョン(Frame数50コマ)を選択します。
5⃣ 創作スタート
以下に生成したサンプル画像をご紹介します。
元画像は、いばら姫 動画になるとちょっと悩ましい雰囲気になっています。
夕日の川辺に佇むブロンドヘアの女性 髪がなびく自然な画像に生成してくれました。
元画像はメイドさんだったはずですが…。(^^;(痕跡はカチューシャっぽい髪飾りのみ) 全く異なる動画に生成されてしまいました。衣装が途中チェンジしていたり腕の動きがおかしかったりヘンな部分は多々ありますが、まぁこれはこれでダンスをしている様でダイナミックな動きでいいかも知れません。
元画像は「例の人」の実写版 雨を降らせて街全体も動画になっています。
他に何例か試しましたが、不得意なものもあるようでアニメ画像は、うまく動画になりませんでした。写真画質との相性がどうやら良い様です。
また、制約上今のところ過去に作成した自分の作品のみでしか動画に出来ない仕様の様です。
クレジットを大量に消費するようですので作画する際には、注意が必要です。
続いて「サイバーパブ」と言った機能が追加されていたのでサラッとだけ紹介します。
サイバーパブ ようは登録されたキャラクタと自由にAI生成で会話(チャット)出来ると言うものです。
サイバーパブのマリンちゃんとチャットしてみました。
年齢を聞いたら教えてくれませんでした。(^^;(クリックで拡大)
従来からあるノベルゲームみたいなものです。会話の部分を生成AI技術を使っているのでしょう。ただし、現在はまだbeta版のようです。日本語から突然英語になったりします。
また、画像は変化しませんので会話の内容から期待するだけ野暮って言うもんです。(^^;
今後、多分ですが画像生成AIと組みあわせて、機能追加があるかも知れません。ここは、是非機能追加を望みたいところです。大いに期待しましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます