先日千葉君津在住の妹夫妻から「美味しい海鮮料理屋さんをみつけたので食べに行こう!ついでに近場の散策もしに行こう」と、言うお誘いがあったので12月に入った週末に早速訪れて参りました。
まずは、千葉県南房総冨浦インターから10分ほど行った場所にある“南房総国定公園太房岬(たいぶさみさき)”を紹介したいと思います。
太房岬案内図(クリックで拡大)
太房岬は、日本の防衛の砦として歴史的に重要な役割を果たしてきた岬です。 黒船来襲の時代から太平洋戦争まで、東京湾を守るための要塞地帯として利用されました。 そのため、昭和初期には地図から存在が消されたこともあったそうです。
関東近郊の小中学校では、臨海学校でここをキャンプなどの体験学習で利用している学校も多く訪れたこの日も何処かの学校の生徒さんたちが思い思いのスポーツを楽しんでいました。
岬全体に遊歩道が整備されていて周遊する事が出来ます。
タイマイ浜
地層が良くわかる場所です。海食崖と言うそうですがその生成過程は興味深いので、以下のPDFを是非参考にして見て下さい。
続いて紹介するのは森の中に点在する軍事施設です。
要塞跡
かなりしっかりとした造りです。
かつて発電施設だった場所
森の中には戦時中の軍事設備が今も残されています。これらは負の遺産とも言えますが、けして忘れてはならない歴史を振り返るためにも重要な遺構といえるでしょう。
時間の関係で訪れたのは、ここだけでしたがまだまだ、他にも見どころがたくさんあるようです。
ビジターセンターに関連の展示があるそうですので、興味があれば是非覗いてみてください。
【マップ】
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