自宅にある薪ストーブは「Vermont Castings(バーモントキャスティングス)」社製の本格的なもので、前オーナーさんが設置していたものですが、移住してから憧れもあって2シーズンほど使ってみたのですが、着火してから部屋全体が温まるまでの時間がかかり過ぎるのと薪代のコストもバカにならずFFを入れてからは、全く使う機会が無くなりました。
結局薪ストーブは、男のロマンを掻き立てさせてはくれますが、実際は実用的な暖房器具としての用途よりも炎の揺らぎや薪がパチパチと弾ける音から癒しの効果に趣があるわけで、炎の揺らめきさえ再現出来れば、わざわざ非効率な薪をいちいちくべる必要もないわけで、そこで以前考えたのが薪ストーブの中にパソコンモニターを仕込み映像を流すと言う荒業でした。
まぁ、これはこれで遠目に見ればそれなりでしたがパソコンの電源を常時入れておかねばならずもう少しスマートなやり方がないものか模索していたところ疑似炎を作るギミックを搭載している電気ストーブがある事を知り、メルカリで安価に販売していたので購入してみました。
これはこれで、炎がなかなかの再現度でしたので、このギミック部分だけを移植しようと考えたのですが思っていた以上に構造の完成度が高すぎてストーブとして問題なく使用出来るので、現在は2階のミニギャラリーに設置しています。
そしてこのたび、薪ストーブの「疑似炎化計画」を再始動
メルカリで出物を物色していたところ…。
Andalucia(アンダルシア) 暖炉型ファンヒーター DGH-186 2019
ライト不点灯、ヒーター切れで送料込みで3000円で入手
疑似炎のギミックを調べたところディンプレックス社製の回転羽を使った同等の機構である事が分かりこれは使えると判断。
早速分解して偽の薪部分とギミック部分、回路基板、炎の投影部分だけ残し他のパーツは廃棄。
底板は、天板を利用しスクリーン部分はフレームで補強
回転羽も正常に動作する事を確認
トライアックを使った調光回路をそのまま流用
電源スイッチと調光ボリュームは、手前に設置
薪ストーブ内部に設置
それでは、完成した動作状態を以下に紹介します。
実際に薪ストーブへ組み込んだようす
以前のモニターに投影する動画と比較して大分スマートで、それっぽくなりました。ゲスト来宅時やイベント時に活躍してくれそうです。
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