
今回は、芦ノ湖湖畔よりロープーウェーで、登拝する箱根神社元宮と山頂磐座の紹介です。
箱根神社里宮より湖畔沿いを走ること2キロの位置に箱根植物園があります。
そこからロープーウェーに搭乗し山頂駅より石段を登って直ぐの場所に箱根神社元宮が鎮座しています。

ロープーウェー搭乗中に見えた巨石

栄える朱色の鳥居と箱根神社元宮

この日は、あいにくの天気で眺望は全く望めませんでした。

拝殿内 山自身が信仰の対象であるためいわゆる本殿はありません。
祭祀:箱根大神(瓊瓊杵尊・木花咲耶姫命・彦火火出見尊)
由緒案内(写真クリックして拡大)
駒ヶ岳は北に霊峰神山を拝し、古代祭祀=山岳信仰の霊地です。
その起源は、今から凡そ2400年前、第五代孝昭(こうしょう)天皇の御代、聖占仙人(しょうぜんしょうにん)が、神山に鎮まります山神の威徳を感應し、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、次いで利行丈人、玄利老人により、神山を天津神籬(あまつひもろぎ)とし、駒ヶ岳を天津磐境(あまついわさか)として祭祀したのに始まります。
爾来、御神威は天下に輝き渡り、歴世の天皇の崇敬と庶民の信仰を集め、敬仰登拝する者、跡を断たず、第29代欽明(きんめい)天皇の御代に仏教が渡来していらい神仏習合して、修験者(しゅげんしゃ)達が練行苦行する霊場として有名になりました。
奈良時代、第46代孝謙(こうけん)天皇の御代、高僧の万巻(まんがん)上人が入峰し、箱根大神の霊夢をうけて天平宝字元年(757)に山麓の芦ノ湖畔に社殿を造営し、里宮としたのが現在の箱根神社です。
神体山神山を拝する駒ケ岳山頂鎮座の元宮は、箱根神社の奥宮として、昭和39年堤康次郎氏の寄進により再建されたもので、爾来祭祀が厳修され、四季を通して登拝者で賑っています。(箱根神社公式HPより転載)

駒ヶ岳山頂(1357m)

神山は箱根駒ヶ岳の北に位置しています。(出典:Googleマップ)

駒ヶ岳山頂遺跡 山頂の5か所ほどある巨石周辺では、兼ねてから土器・古銭・土師器などが採集されていたそうで、昭和39年に発掘調査が行われ祭祀に使用される燈明などが出土した事からここは、祭祀遺跡と考えられているそうです。

馬降石 注連縄が張られ一番神聖な磐座 白馬に乗った神様が降臨されたという伝えがあります。
石の上の穴は降馬の折の蹄跡で、穴にたまる水は旱天にも枯れたことがないと傳えられる不思議な岩です。

馬降石の横には駒形権現の石祠

駒形大神の額装 「駒=馬」の事ですから神と共にこの地に降りた白馬をお祀りしている事になります。

白馬伝説

馬乗石 馬降石より石段を挟んだ真向かいにあります。


周辺には名称のない巨石が点在しています。
(撮影:2008-4)
お断り:2008年当時の情報となります。当時とは異なる事が想定されますので訪れる際には、事前に調べて頂き記事は参考程度とお考え下さい。
お断り:2008年当時の情報となります。当時とは異なる事が想定されますので訪れる際には、事前に調べて頂き記事は参考程度とお考え下さい。
【マップ】
地元を散策してた時に高台に箱根権現を祀ってあるお宅がありました。断りを入れて見させていただいたことを思い出しました。
眺望がいまいちだったのが残念です。
最も訪問目的は「磐座を見る事」でしたので、本来の目的は果たせましたが。
以前紹介した榛名神社もそうでしたが、ここ箱根にも独自の信仰が根付いていて興味深いです。