日々馬道楽

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住宅見学ツアー

2006年02月19日 17時23分23秒 | 日記・エッセイ・コラム

親が住宅の建替を検討していて、見学ツアーに参加するというので、付いて行くことに。

スケジュールはざっとこんな様子。
集合場所→建築現場→昼食→個人宅1→個人宅2

バス2台で、お土産やら昼食やら付いていて結構金かかってる風です。
旭化成のへーベルハウスなんですが、
道中は「売り」な部分を熱心に説明してくれました。
「安心・長持ち」に重点がある様子。

覚えている範囲で書くと次のような特徴。
グレードに関係なく、基本的に構造材はすべて同じ強度のものを利用しているらしい。
その分値段は増すのでしょうが、長い目で見れば安くなるのでしょう。

  • コンクリートの強度
    「一般」のものより強い「標準」と呼ばれる強度のものを利用
    通常で60年持つ。状況によれば100年持つ。
    コンクリは一度練った後水を入れると強度が落ちる
    ミキサー車で現場に来たものを強度チェックし、満たしていないと使わない。
  • カベ材
    へーベル材(ALCコンクリート)を使用。繋ぎも特別に粘りがあるものを利用。
    セラミック系で耐火・断熱・防音性能が良い。
    (実験写真参照)
    制震構造。強い揺れで力がかかり歪む部品がある。そこだけ取替え可能。
  • 床材
    1階2階の床にもへーベル材(ALCコンクリート)を利用している。
    断熱・防音性能が良いので暖かく、うるさくない。

  • □型の鉄筋を利用している。通常のH型よりも強度があり、少ない本数で支えれる。
    間取り等の自由度が増す。
  • その他
    60年間住めるようにメンテナンスにも力を入れている。
    基礎部分・床・柱・外壁等は持つのでその他の部分を交換しやすく作っている。
    30年間は無料点検。

説明される方も誠実な感じでいい印象を持ちました。
他のモデルルームとかに入っていないので比較は出来ませんが^^;

鉄筋等構造材の様子耐火実験の様子。30分ほどバーナーで炙った

耐火実験では、3種の構造材を30分ほどバーナーで炙りました。
コンクリのものは、表面上は変わらないが、中の木の部分は炭と化していました。
一般的なカベ材は、コンクリにパルプ等が混ざっており、表面が赤く変色し非常に脆くなっていました。
へーベルは一時的に赤くなったものの、内側は熱くなく、外もすぐに温度が下がりました。

これ見たらヘーベル買ってしまうなぁ。見学ツアーの狙い通りだね。

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