母はこうして家庭集会で救われた。
救われるとはこういうことだ。
もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよ
めてくださいます。 (ヨハネⅠ 1:9)
罪とは法律的な罪ではなく、神を知らないで(無視して)生きてきたことだ。
すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
(マ タイ11:28)
そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものは
みな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であるこを
知っておられます。だから、神の国とその義を第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与
えられます。 (マタイの福音書 6・31~33)
これらの御言葉に頼ることで肩の荷が降り人生が楽になり、自然と前向きになれるのだ。
母の好きな御言葉は、
空の空。伝道者は言う。
空の空。すべては空。
日の下で、どんなに労苦しても、
それが人に何の益になろう。
私は、日の下で行われたすべてのわざを見たが、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。
(伝道者の書 1:2.3.14)
これは栄華を極めたソロモン王の言葉だ。ダビデ王の息子でどちらも実在の人物だ。
母は自分の人生を振り返って、自分の人生と重なったのだろう。
聖書の御言葉は不思議で、今まで何も気にせずに読んでいた御言葉が自分の心の中にすっと入ってくる。
そしてその御言葉が自分のものになって、自分を助けてくれるのだ。
私の人生も御言葉に助けられて、今まで40回近く入院しながらも今まで生きてこれたのだと思っている。
聖書は日本人には縁のない書物だと思われている方が多いと思うが、読んでいるうちに神様の言葉だと分かってくる。
聖書を読めば生き易くなるわけではないが、世の中とは無関係にしっかり立って生きることは確かである。
「私の生涯に最も深い影響を与えた書物は、聖書である」
インドの指導者 ガンジー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます