多発性硬化症の症状で分かってもらい難いのが「ウートフ兆候」だ。
この間、「北九州平和の町ミュージアム」に行って、かなり疲れて「鴎外旧居」に行った時、もう動けなかった。
昔の家にしては結構広い家だったが、北側から南側へ風が吹き抜けていたので、その涼やかな風に当たってずっと動かなかった。
私にとってはそれが心地よく、展示物も見ずにぼーっとしていた。
お風呂に浸かることも怖く、夏冬ずっとシャワーだ。
幸い浴室暖房がついているので、冬はそれで暫く温めてからシャワーを浴びる。
随分前、友達と別府の温泉に行ったら、死にそうな目にあったので温泉はこりごりである。
こんなことを言っても普通の人には理解し難いから、必要があれば説明するくらいだ。
夏はずっと冷房が欠かせない。
「ウートフ兆候」は本人にとっては厄介な困った現象なのだ。
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