飛田雄一エッセイ
トランプ、のるかそるか
●
トランプ、前米大統領ではない。カードゲームだ。
娘が小さいころ、スキー場で毎晩していた。3、4家族、12、3人ですることもあった。
トランプゲームでは、DONKEY(ドンキー)が一番だ。「うすのろの馬鹿」という「和名」もある。以下に述べるルールのもと、負けた人に、D、O、N、K、E、Yと記録されて、全部そろったら負けだ。6回負けるとDONKEYだ。和名では、「うすのろのばか」と記録する。
普通は、3、4人で4枚ずつカードをくばってスタートする。「セイノー」とかいって、1枚ずつ右の人に渡していく。そのうち誰かのカードが4枚とも同じ数字となる。
●
まんなかには2つ、ピーナツがおいてある。ピーナツである必要はない。なんでもいい。あまり小さいの、あまり大きいのは困る。
4枚そろった人は、1つとる。残り1つは、自分がそろっていなくてもとっていい。自分のカードだけに神経を集中してもいけない。最初の人がいつとるのかということにも気を配らなくてはならない。バランスが必要なのだ。
この4枚、私が子どものころ8枚でしていた。「5」を4枚、「10」を4枚というように集めなくてはならない。さらに手持ちのカードへの集中と全体状況のバランス把握が必要となる。
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これを14、5人でやるとおもしろいのだ。12人だと8枚×12=96枚。2組のトランプが必要となる。
ピーナツも2つでは足りない。まあ10個ぐらいか。最初の1人がピーナツをとると、残りのピーナツめがけて11人が殺到する。修羅場だ。そして、DONKEYが決まる。
勝者は、敗者が順番に手を重ねた上から、思いっきりたたく。もちろん、敗者は瞬間的に手をひっこめてもいい、勝者のフェイントも許される。だいたい一番上の人、最初にDONKEYになった人がたたかれる。
トランプゲーム、まだまだおもしろいのがある。が、きょうは、このへんで。つづきは、大統領選のあとで。
トランプ、のるかそるか
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トランプ、前米大統領ではない。カードゲームだ。
娘が小さいころ、スキー場で毎晩していた。3、4家族、12、3人ですることもあった。
トランプゲームでは、DONKEY(ドンキー)が一番だ。「うすのろの馬鹿」という「和名」もある。以下に述べるルールのもと、負けた人に、D、O、N、K、E、Yと記録されて、全部そろったら負けだ。6回負けるとDONKEYだ。和名では、「うすのろのばか」と記録する。
普通は、3、4人で4枚ずつカードをくばってスタートする。「セイノー」とかいって、1枚ずつ右の人に渡していく。そのうち誰かのカードが4枚とも同じ数字となる。
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まんなかには2つ、ピーナツがおいてある。ピーナツである必要はない。なんでもいい。あまり小さいの、あまり大きいのは困る。
4枚そろった人は、1つとる。残り1つは、自分がそろっていなくてもとっていい。自分のカードだけに神経を集中してもいけない。最初の人がいつとるのかということにも気を配らなくてはならない。バランスが必要なのだ。
この4枚、私が子どものころ8枚でしていた。「5」を4枚、「10」を4枚というように集めなくてはならない。さらに手持ちのカードへの集中と全体状況のバランス把握が必要となる。
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これを14、5人でやるとおもしろいのだ。12人だと8枚×12=96枚。2組のトランプが必要となる。
ピーナツも2つでは足りない。まあ10個ぐらいか。最初の1人がピーナツをとると、残りのピーナツめがけて11人が殺到する。修羅場だ。そして、DONKEYが決まる。
勝者は、敗者が順番に手を重ねた上から、思いっきりたたく。もちろん、敗者は瞬間的に手をひっこめてもいい、勝者のフェイントも許される。だいたい一番上の人、最初にDONKEYになった人がたたかれる。
トランプゲーム、まだまだおもしろいのがある。が、きょうは、このへんで。つづきは、大統領選のあとで。
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