以前から計画していたF市行きを実行した。
大学時代の友達K君に会うためだ。K君にと書いたけど、今回はK君の母上に会うためでもあった。
今年4月に母上を不幸が襲った。K君の弟、母上の次男さんが亡くなったのだ。十二指腸がんだと聞いた。わかったときにはすでに4ステージになっていて、宣告から1年半の命だったらしい。
母上は94歳。この歳になってから、神様はなんて意地悪をしてくれるんだ、とK君は嘆いていた。母上のつらさを目の当たりにしての言葉だ、と思う。
実は私も同じような経験があるので、人ごとではなく、仏様にお参りに行くこと、母上にお悔やみを申し上げに行くことが必要だと思った。
会ってみると、思った以上に元気な様子で、嬉しくなった。とても94歳には見えないかくしゃくとした姿で、あいさつの後、お茶と冷たいお菓子をいただいた。近くのスーパーまでは、今でも自分で歩いて行かれるという。
せっかくなので、話に加わってくださいとお願いして、昔K君宅に遊びに行った時のこととか、友達の近況のこととか、私の農業のこととかをお話しした。
40年以上前に遊びに行ったときより少しやせておられたが、ほんとに90を超えているとは思えない若々しさとすがすがしさを感じさせるお母さんだった。前の機会は、友達6人と一緒だったので、お母さんとは一言二言しか話さなかったような気がする。もったいなかったなあ。
20分ぐらいは、いただろうか、近くでK君と呑むことにしていたので、お暇することにしたが、行ってよかった。また、おかあさんともお話したいと思った。1年に一回くらいは行けないかな。
またおいでなさい、の言葉に甘えようと思っている。
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