(1)損失回避性
人間の判断では、利益を得るより、損失を回避しようとする。
利益と損失が同額であるとき、主観的な価値は損失の方が大きい。
利益より損失を、より大きく感じる(プロスペクト理論)。
利益と損失が同額であるとき、主観的な価値は損失の方が大きい。
利益より損失を、より大きく感じる(プロスペクト理論)。
(2)フレーミング効果
フレーミングとは、損得の感情と結びついた、ものの見方。損と得の、どちらに注目するのか?
同じ内容であっても、損失に注目した場合と、利益に注目した場合では、判断が異なる。
(例)
ある会社が、新しい事業を始めようとしている。その事業が成功する確率は80%、失敗する確率は20%。その事業は始めるべきか、否か?
1)ネガティブ(損失)に注目したフレーミング: 「失敗する確率は、20%です」 「やめておこう」
2)ポジティブ(利益)に注目したフレーミング: 「成功する確率は、80%です」 「やってみよう」
同じ内容であっても、損失に注目した場合と、利益に注目した場合では、判断が異なる。
(例)
ある会社が、新しい事業を始めようとしている。その事業が成功する確率は80%、失敗する確率は20%。その事業は始めるべきか、否か?
1)ネガティブ(損失)に注目したフレーミング: 「失敗する確率は、20%です」 「やめておこう」
2)ポジティブ(利益)に注目したフレーミング: 「成功する確率は、80%です」 「やってみよう」