秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

波静か 夕焼け淡く 利尻富士

2021年08月06日 23時50分30秒 | 旅行
海へだて 冷で献杯 利尻富士
   冷:ひや、冷や酒、 海鮮処カフカ
 
波静か 夕焼け淡く 利尻富士
夕焼けや 澄みし浅瀬も 底の静けく
      香深港よりしばし南に歩きて
 
 
 
 礼文島に16時に着いてから宿に寝に戻るまでの3時間、ずっと利尻富士に魅せられていました。本当に端正、優美な姿で、本家の富士山とは異なる意味で、日本一、という思いです。
「カフカ」を出たのが18時前でまだ明るかったので、香深港の防波堤とテトラポットが視界に入らずに利尻富士を観れるところまで一人南に歩いていきました。とても静かで、利尻富士と空が夕焼けて少しづつ赤みを帯びて行きます。時折、海猫が一羽、二羽海原に浮かび沈み、又は利尻富士を横切っていきます。
 私の他誰もおらず、海岸道路脇に腰を下ろし、澄み切った浅瀬の底の岩とさざ波を眺めていました。
 
ウミネコと目でご挨拶礼文島
 
 
 ところで、私の住んでいる江東区にはカモメがたくさんいます。礼文島に着いてからもカモメかなと思いつつも、体が少し大きい感じがしましたのでインターネットで調べましたら、私が見たのは海猫でした。カモメとウミネコの違いについてインターネット曰く;「外見上の一番の特徴は、カモメのくちばしが黄色一色であるのに対し、ウミネコは黄色いくちばしの先端に黒帯と赤班があること」。海猫さんの写真を添付します。鳴き声も海猫は猫のように鳴くとのこと。
 
 

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礼文着 祝いビールに 礼文ウニ 遥か利尻の 富士も肴に

2021年08月06日 14時59分20秒 | 旅行
礼文着 祝いビールに 礼文ウニ 遥か利尻の 富士も肴に
                    香深港 海鮮処カフカにて
 
 東京の自宅を出たのがこの日の8時頃。羽田から稚内まで2時間、稚内空港から稚内港までバスで30分、稚内港から礼文島の香深(かふか)港までフェリーで2時間。香深港に着いたので16時でした。
 都合8時間、北端の島はやはり遠いな~、と感じ、とうとう来たぞ、念願の島に、という感じでした。
  素泊まり宿は香深港内にある「ゲストハウス のんの」。荷物を置いて、先ずはバフンウニを、と入ったのが「海鮮処カフカ」でした。「カフカ」との看板を見て、この北端の地の店で(あの「変身」作者の)「カフカ」の名が付けられているとは?、と思ったのですが、この港、香深(カフカ)の名前なんだ~、と早合点を一人笑ってしまいました。
 
昆布食む獲りたてウニの甘味かな
           食む:はむ
 
 
 この4日後に行きました利尻島で知ったのですが、ウニの漁期は6月から8月までで、しかも、朝5時半から7時半の2時間に制限されているとのことです。しかもバフンウニの食べ頃は7月、とのこと。お花の事しか考えていませんでしたので、これはラッキー!、と感謝しました。
 獲りたてのバフンウニを食べたのは今回が初めて。淡く甘く、上品な味と舌触りです。東京で食べたウニは少し苦味があるように感じていましたが、全くありませんでした。ウニは本来雑食とのことですが、ここのウニの主食は高級昆布の利尻昆布とのことで、何とも贅沢な礼文バフンウニさんです。それを食べる人間様も贅沢か・・・。ちなみに、このウニ小鉢で2040円でした。
 
冷に合ふネギ味噌ホッケの組み合はせ 
                冷:ひや、ひや酒
    
 
  ホッケをネギ味噌で食べるのも初めてでした。「ホッケちゃんちゃん焼き」というのだそうです。冷酒に合いました。ちなみに、この初料理のお値段は820円・・・

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