膝痛め 七十路にして 思ひ知る
普通にできる ことありがたき
七十年 無休我が身の 各位さん
あらため感謝 膝を痛めて
松葉杖を使ったのは今回が生まれて初めてでした。
学生時代まではスポーツとほぼ無縁の生活をしていましたが、社会人になってから健康に気を遣うようになり、テニス、ジョギング、ウォーキング、水泳を始めました。ここ10年は、近所のスポーツ会館で週に3、4日、自己流の水泳・水中ウォーク・ストレッチ2時間セットを楽しく行っていました。そんなわけで、足を引きずってノロノロと歩くなんぞは思いもよりませんでした。
一週間前に膝に激痛が走り、足を引きずり歩いた時はかなりショックでした。しかしながら、よくよく考えてみれば、わが身体の各部位が、たいした故障もなく正に年中無休で73年間も働いてきてくれていることは、自然界においでも、人間が造る機械との関係においても、すごい事なんだとあらためて思いました。
今日、ギターレッスンの後でいつも通る木場公園で、子供たちや大人が元気に楽しく走り回っている姿を見、そして走り回れない今の自分を思い、普通にできることのありがたさを再認識しました。そして、この73年間、普通のことをできるようにしてきてくれたわが身体の各部位に感謝しました。
今は松葉杖を使っていませんが、膝痛を甘く考えていました。整形外科の先生と友人の助言に素直に従い、痛みがなくなるまでは運動を控え、痛みがなくなりましたら、わが身を愛おしみながら鍛えていきたいと思っています。