風薫る 外テーブルに 京楓
わが家のベランダにて
新緑も みやび京都の お寺かな
醍醐寺にて
ベランダの空気もようやく肌寒さを感じなくなりましたので、今年初めてベランダで朝のひと時を新聞を読みながら過ごす気になりました。とかく籠りがちなウィズウィルス生活が続いていますので、ふと、奥さんが6年前の今頃京で求めた楓を、遊び心でテーブルに置いてみました。柔らかで品のある風情漂うこの楓のサイズ、容姿、季節折々の色合はほとんど変わっていません。醍醐寺の写真(楓)は6年前のものです。
ところで、「楓(かえで)」の旧仮名遣い(かへで)を広辞苑で調べましたら、この言葉は「カエルデ(蛙手)の約。葉の形が似ているからという」とのこと。初めて知りました。