子供の頃の美味しい食べ物(ハトシ、甘納豆、干し芋)
「ハトシ」
私が小学生の頃(半世紀以上前のこと)のことでした。
父親の宴会があり、そこで食べた料理の残り物を持って帰ってきました。
それを食べたところ、今までに味わったことのない程美味しい料理でした。
当時は、中華料理であるのは分かりましたが、料理の名前は知りませんでした。
大人になり、その料理の美味しさは忘れられませんでした。
ある時、その料理が「ハトシ」という名前のであることがわかりました
昔の、恋人に会うような気持で中華料理店を探しました。
ある中華料理屋に「ハトシ」あることが分かり、早速行って食べました
昔の感激程はありませんでしたが、美味しさは変わりなかったです。
長崎のソウルード
海老のすり身を食パンのような生地で巻いて、油で揚げる料理です。
魚のすり身揚げは、多く見ますが、海老のすり身の食材は貴重です。
食感は、外がぱりぱり中が海老のすり身味でジューシーで、味は抜群です。
長崎では、ポピュラーな食べ物で、長崎駅の売店にも売っていてお土産として購入できます。
先日、鹿児島市の山形屋デパートで長崎物産展が開催されました。
そこに「ハトシ」が売っていて、購入して食べて昔の味を堪能しました。
甘納豆
小学4年か5年の頃に、甘納豆の美味しさに虜になりました。
当時、宮崎県都城市に住んでいましたが、そこの大丸デパートに甘納豆の売り場がありました。
小学校の授業が終わると、一目散に大丸デパートに甘納豆を買いに行きました。
デパートの売場には、甘納豆の香りが漂っていてうれしい気持ちになりました。
現在は、甘納豆は袋詰めで売っていますが、当時は、大きなケースに入っていてばら売りでした。
女の店員さんが甘納豆を計量して売ってくれました。
紙袋に入れられた甘納豆を、家に帰って食べるのですが、本当に美味して何回も買いに行きました。
現在も甘納豆は好きで時々買って食べるのですが、子供の頃に食べた甘納豆の美味しさ程の感激はありません。
小学校の頃の、初めての新鮮な味覚で味わった甘納豆だから、衝撃的な美味しさとして記憶に残ったのだと思います。
干し芋
小学校低学年の頃、私の家の隣に同級生の大きな農家がありました。
農家は昔風の建物で、囲炉裏、竈、五右衛門風呂、足で突く餅つき器などが置いてありました。
冬になると、農家は芋を蒸して輪切りにして、庭に芋を天日で干していました。
その芋をもらって食べたのですが、非常に美味しかったのです。
大人になって、昔の干し芋の味を求めて、売っている干し芋を買って食べたのですが、昔の味の美味しさはありませんでした。
甘納豆の同じように、子供の頃の初めての新鮮な味覚には及ばないのでしょう。
まとめ
子供の頃に美味しかった食べ物は、記憶にいつまでも残っています。
大人になって、同じものを食べても子供の頃の美味しさや感激はありません。
子供の新鮮な感覚、味覚なのです。
大人になると色んな味を経験するので、子供の頃の味覚が失われるのだと思います。
YouTubeで観ました
長崎のソウルフード「ハトシ」マーティン朝ごはんファイル 長崎編
私も長崎に行って食べてみたいと思いました。
早速のコメントありがとうございます。
鹿児島の中華料理屋にあるかもしれないですね!
分かりませんが?
ハトシは、長崎では有名です。
食べてみて下さい。美味しいです。