横スクロールアクションゲーム
サンソフトから発売
1986年12月18日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト#68
ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでダウンロード化
お話としては
「バダム」という地に
「マドゥーラの翼」って鳥の像があり
それを手にすると世界を支配できるといわれていた。
幾たびかこの「マドゥーラの翼」をめぐって争いが起こった。
とある時代の王が「マドゥーラの翼」が洞窟深くに収め
「ラメール一族」にこれを守らせた
その数世紀後、ラメールの若者『ダルトス』が裏切り
「マドゥーラの翼」を持ち去り、「アレクス城」の迷宮に立てこもり
「マドゥーラの力」を用いて魔物を呼び寄せこの世の支配を企てたのだ。
城の生き残りの憲兵が
『ダルトス』の目論見を伝えると『ラメール一族』は
『ダルトス』討伐の為に身を乗り出した。
その中に『ラメール」の中ので唯一魔法を使える『ルシア』も中にいた。
しかし、「アレクス城」に近づくにつれ
次々と戦士たちは傷つき倒れていき
『ルシア』のみとなってしまった。
しかし、退くこともなく進み続ける。
『ルシア』は「マドゥーラの翼」を取り戻し『ダルトス』を倒せるか?
特徴としては
『ルシア』は剣と魔法を選択して使用する事が出来る。
それらを駆使してゲームを進めていくわけだ。
上ボタン・・・梯子を上る
下ボタン・・・しゃがむ。梯子を下りる
左右ボタン・・・横移動
Aボタン・・・ジャンプ
Bボタン・・・剣を振るう。魔法使用
スタートボタン・・・ポーズ&魔法セレクトモード
セレクトボタン・・・魔法セレクトモード中に押す事で魔法を選ぶことが可能
つまりスタート押して、セレクト押しまくって魔法を選ぶという事である。
そして、スタートボタンでプレイ再開
HPやMPの概念はあるが経験値やレベルはない。
攻撃力のアップはステージに置かれているアイテムで…
HPやMPの強化は雑魚を倒す事で得られる薬で最大HPも最大MPも上がる。
画面上部にある数字がHP
画面下部にある数字がMP
ステージ中のボスを倒し、そいつが持っている玉を入手し
扉に行く事で次ステージに進める。
点数は70点
良い点
・『ルシア』がカワイイ
悪い点
・特になし
良い点
・『ルシア』がカワイイ
むさいオッサンを操作するぐらいならカワイイ女の子を使いたいと思うのは
決して不自然ではないだろう。
ビキニアーマーを着用しているし(ただし下にレオタード着用)
ただ、ゲームとパッケージと結構違うんだよな。
パッケージはレオタードは赤く肩が露出しているのに、
ゲームでは青く、肩も隠れている。
↑
ルシア、左がパッケージ、右がゲーム画面
(右の画像は「熱血!ファミ道」より)
初期のファミコンソフト(1986年)という事もあって、
ゲームでの『ルシア』の動きなどは少なめ。
「歩く」「ジャンプ」「剣を振るう」ぐらいだ。
ブーツを取らずに進めて行くと
後で詰むので注意。
(コンティニューするとクリアした面を任意に選択できるので完全に詰む訳ではない)
このゲームで悩まされるのは『スライム』である。
頭上に集まるという習性があるのでしゃがめばノーダメージ。
しゃがんで攻撃を続けていれば撃破させ続けられる。
が、倒した直後にすぐに出現するので敵が頭上にこもる。
それにこのゲームしようとして
剣の一振りの当たり判定は同時に触れていても
敵一匹のみなので頭上にいる数の分、剣を振り続けなければならない。
これを打破するにはタイミングが良い所を見計らって
スライムの出現地点が終わるまで逃げるしかない。
但し、これをずっと続けていると最大HPや最大MPを
ゲームとしては最も効率よく(多分)上げられるだろう。
ただ、最大HPや最大MPアップの薬の出現率は低く、結構な時間を要する。
指が痛い…
連射パッドが欲しい…
(設置アイテムとして最大HPとMPを上げるアイテムはあるから
MAXまで上げるのは大変って訳でもない)
難易度もそれほど高くなく良作。
裏ワザ、コンテニュー:
ゲームオーバーになってもセレクトボタンを押しながらスタート
ステージセレクト可能。
この「マドゥーラの翼」と同じように
「そこそこ露出度の高い衣装の美少女が剣を使うファンタジー世界の
横スクロールのアクションゲーム」
が、だいたい同時期に徳間書店から発売されている。
それが「夢幻戦士ヴァリス」って所か。
どちらを勧めるかつったらこの「マドゥーラの翼」の方だね。
マップ構成が単純だし、最大HPをあげるという作業があるけど、
それをクリアしてしまえば楽にステージを攻略できる。
このゲームは「ゲームセンターCX」でも有野氏が挑戦していたし
(仮に「ヴァリス」に挑戦しようものなら
ADの手助けなしにクリアするのは無理じゃないだろうか?)
「ヴァリス」の方はマップが複雑で分かりにくい。(マッピング推奨)
穴など即死要素もあるし、
初期の『優子』が貧弱すぎる!
(後のアイテム取れば解消されるが)
後、何よりゲーム上でのルシアが良い。
『ルシア』は少しデフォルメであり、目があるのに対し正面をむいている。
『優子』はリアル等身の為、目がなく横向き。
(どことなくファミコンの北斗の拳を思い出させるな)
キャラである以上、目って大切だよね。
いくら1ドット2ドットぐらいの小さな点に過ぎなくても。
一応、「ヴァリス」の方が優れている点を挙げておくのなら
「『優子』などの顔が大きなビジュアルが少ないながらもある」
「キャラの台詞も少ないながらもある」
「マルチエンディング」
ゲームとして遊ぶとなるとやっぱり「マドゥーラの翼」の方に軍配が上がる。
個人的に『ルシア』ははしご登っている所が好きだったりする。
(マニアックやな)
PS)カセットに書かれたサブタイトルは「愛と魔法と夢の大冒険」。
ゲーム中に「夢」はないけどなぁ~。
まさかの夢オチ!?
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
にしても、
パッケージの全身黒タイツのオッサン『ダルトス』は劇中には出ない。
確かにラスボスの『ダルトス』はそいつと同一人物であるが
「マドゥーラの翼」によって化け物の姿になった状態で出現する。
パッケージは『フリーザ』第一形態なのに、
ラスボスは第三形態って感じかな?
ダルトスを倒し、「マドゥーラの翼」を使用して
(下+Aボタン押しっぱなし、1回につきMP500使用)
上方に行くと扉がある。
そこに入る事で
にしてもエンディング、
『ルシア』が倒れている王子の元に行くと王子が起き上がり
スタッフロールとなる。
そりゃ、こんなカワイイ子がレオタードアーマーでやってくれば即座に立ち上がるわ。
(アホか…)
ただ、コイツに名前はない。
プレイヤー自身って事なのかなぁ?
しっかし、やはりゲームをプレイした人が誰もが思いだすであろう『スライム』の存在。
2面からちょいちょい出現するのだが、物凄い数、物凄いスピードで
『ルシア』に地形無視で向かってくる。
そして倒しても倒しても無限に出現し、『ルシア』に向かい
恐るべし数で群がり執拗に『ルシア』の体に襲い掛かる『スライム』の執念は
感服するとしか言いようがない。
え?
表現が卑猥?
まぁ…
その…なんだ…
気にするな。
この「スライム」の襲撃は卑猥とかいうのは置いておいて本当に苛烈なんだよな。
初見で「髭人」はまともに戦おうとして倒しても倒しても
無数に沸き続けるスライムに対して
「こんなの避けるの不可能だろ!!」
と、放棄した。
ただ、何度かやっていると、そのパターンが分かった。
「コイツ、しゃがめばノーダメージじゃん」
この『スライム』は『ルシア』の顔目掛けて体当たりを仕掛けてくるので
しゃがむとノーダメージなのである。製作者側の救済処置だろう。
というか下半身狙われたらゲームとして成立しない。
う~ん…
女子主人公ゲーだとこっちの方向に持っていってしまうなぁ…
『ルシア』さ~ん!
この愚かな『髭人』を成敗してくださいませ~!」
『ルシア』、無言で、シューズでジャンプして盛大にスルー。
「え?
……。
倒してさえくれないのか…
ううッ…
ってルシアを追っていた!
うわ!スライムの群れ!
しゃがめばノーダメージ」
しゃがんでノーダメージ
スライム、頭上に停滞。
「ふぅ…
助かった…
けど、剣を持ってない俺はこれからどうすればいいんだ?
………。
終わった…」
終劇
サンソフトから発売
1986年12月18日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト#68
ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでダウンロード化
お話としては
「バダム」という地に
「マドゥーラの翼」って鳥の像があり
それを手にすると世界を支配できるといわれていた。
幾たびかこの「マドゥーラの翼」をめぐって争いが起こった。
とある時代の王が「マドゥーラの翼」が洞窟深くに収め
「ラメール一族」にこれを守らせた
その数世紀後、ラメールの若者『ダルトス』が裏切り
「マドゥーラの翼」を持ち去り、「アレクス城」の迷宮に立てこもり
「マドゥーラの力」を用いて魔物を呼び寄せこの世の支配を企てたのだ。
城の生き残りの憲兵が
『ダルトス』の目論見を伝えると『ラメール一族』は
『ダルトス』討伐の為に身を乗り出した。
その中に『ラメール」の中ので唯一魔法を使える『ルシア』も中にいた。
しかし、「アレクス城」に近づくにつれ
次々と戦士たちは傷つき倒れていき
『ルシア』のみとなってしまった。
しかし、退くこともなく進み続ける。
『ルシア』は「マドゥーラの翼」を取り戻し『ダルトス』を倒せるか?
特徴としては
『ルシア』は剣と魔法を選択して使用する事が出来る。
それらを駆使してゲームを進めていくわけだ。
上ボタン・・・梯子を上る
下ボタン・・・しゃがむ。梯子を下りる
左右ボタン・・・横移動
Aボタン・・・ジャンプ
Bボタン・・・剣を振るう。魔法使用
スタートボタン・・・ポーズ&魔法セレクトモード
セレクトボタン・・・魔法セレクトモード中に押す事で魔法を選ぶことが可能
つまりスタート押して、セレクト押しまくって魔法を選ぶという事である。
そして、スタートボタンでプレイ再開
HPやMPの概念はあるが経験値やレベルはない。
攻撃力のアップはステージに置かれているアイテムで…
HPやMPの強化は雑魚を倒す事で得られる薬で最大HPも最大MPも上がる。
画面上部にある数字がHP
画面下部にある数字がMP
ステージ中のボスを倒し、そいつが持っている玉を入手し
扉に行く事で次ステージに進める。
点数は70点
良い点
・『ルシア』がカワイイ
悪い点
・特になし
良い点
・『ルシア』がカワイイ
むさいオッサンを操作するぐらいならカワイイ女の子を使いたいと思うのは
決して不自然ではないだろう。
ビキニアーマーを着用しているし(ただし下にレオタード着用)
ただ、ゲームとパッケージと結構違うんだよな。
パッケージはレオタードは赤く肩が露出しているのに、
ゲームでは青く、肩も隠れている。
↑
ルシア、左がパッケージ、右がゲーム画面
(右の画像は「熱血!ファミ道」より)
初期のファミコンソフト(1986年)という事もあって、
ゲームでの『ルシア』の動きなどは少なめ。
「歩く」「ジャンプ」「剣を振るう」ぐらいだ。
ブーツを取らずに進めて行くと
後で詰むので注意。
(コンティニューするとクリアした面を任意に選択できるので完全に詰む訳ではない)
このゲームで悩まされるのは『スライム』である。
頭上に集まるという習性があるのでしゃがめばノーダメージ。
しゃがんで攻撃を続けていれば撃破させ続けられる。
が、倒した直後にすぐに出現するので敵が頭上にこもる。
それにこのゲームしようとして
剣の一振りの当たり判定は同時に触れていても
敵一匹のみなので頭上にいる数の分、剣を振り続けなければならない。
これを打破するにはタイミングが良い所を見計らって
スライムの出現地点が終わるまで逃げるしかない。
但し、これをずっと続けていると最大HPや最大MPを
ゲームとしては最も効率よく(多分)上げられるだろう。
ただ、最大HPや最大MPアップの薬の出現率は低く、結構な時間を要する。
指が痛い…
連射パッドが欲しい…
(設置アイテムとして最大HPとMPを上げるアイテムはあるから
MAXまで上げるのは大変って訳でもない)
難易度もそれほど高くなく良作。
裏ワザ、コンテニュー:
ゲームオーバーになってもセレクトボタンを押しながらスタート
ステージセレクト可能。
この「マドゥーラの翼」と同じように
「そこそこ露出度の高い衣装の美少女が剣を使うファンタジー世界の
横スクロールのアクションゲーム」
が、だいたい同時期に徳間書店から発売されている。
それが「夢幻戦士ヴァリス」って所か。
どちらを勧めるかつったらこの「マドゥーラの翼」の方だね。
マップ構成が単純だし、最大HPをあげるという作業があるけど、
それをクリアしてしまえば楽にステージを攻略できる。
このゲームは「ゲームセンターCX」でも有野氏が挑戦していたし
(仮に「ヴァリス」に挑戦しようものなら
ADの手助けなしにクリアするのは無理じゃないだろうか?)
「ヴァリス」の方はマップが複雑で分かりにくい。(マッピング推奨)
穴など即死要素もあるし、
初期の『優子』が貧弱すぎる!
(後のアイテム取れば解消されるが)
後、何よりゲーム上でのルシアが良い。
『ルシア』は少しデフォルメであり、目があるのに対し正面をむいている。
『優子』はリアル等身の為、目がなく横向き。
(どことなくファミコンの北斗の拳を思い出させるな)
キャラである以上、目って大切だよね。
いくら1ドット2ドットぐらいの小さな点に過ぎなくても。
一応、「ヴァリス」の方が優れている点を挙げておくのなら
「『優子』などの顔が大きなビジュアルが少ないながらもある」
「キャラの台詞も少ないながらもある」
「マルチエンディング」
ゲームとして遊ぶとなるとやっぱり「マドゥーラの翼」の方に軍配が上がる。
個人的に『ルシア』ははしご登っている所が好きだったりする。
(マニアックやな)
PS)カセットに書かれたサブタイトルは「愛と魔法と夢の大冒険」。
ゲーム中に「夢」はないけどなぁ~。
まさかの夢オチ!?
ここからがネタバレ
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にしても、
パッケージの全身黒タイツのオッサン『ダルトス』は劇中には出ない。
確かにラスボスの『ダルトス』はそいつと同一人物であるが
「マドゥーラの翼」によって化け物の姿になった状態で出現する。
パッケージは『フリーザ』第一形態なのに、
ラスボスは第三形態って感じかな?
ダルトスを倒し、「マドゥーラの翼」を使用して
(下+Aボタン押しっぱなし、1回につきMP500使用)
上方に行くと扉がある。
そこに入る事で
にしてもエンディング、
『ルシア』が倒れている王子の元に行くと王子が起き上がり
スタッフロールとなる。
そりゃ、こんなカワイイ子がレオタードアーマーでやってくれば即座に立ち上がるわ。
(アホか…)
ただ、コイツに名前はない。
プレイヤー自身って事なのかなぁ?
しっかし、やはりゲームをプレイした人が誰もが思いだすであろう『スライム』の存在。
2面からちょいちょい出現するのだが、物凄い数、物凄いスピードで
『ルシア』に地形無視で向かってくる。
そして倒しても倒しても無限に出現し、『ルシア』に向かい
恐るべし数で群がり執拗に『ルシア』の体に襲い掛かる『スライム』の執念は
感服するとしか言いようがない。
え?
表現が卑猥?
まぁ…
その…なんだ…
気にするな。
この「スライム」の襲撃は卑猥とかいうのは置いておいて本当に苛烈なんだよな。
初見で「髭人」はまともに戦おうとして倒しても倒しても
無数に沸き続けるスライムに対して
「こんなの避けるの不可能だろ!!」
と、放棄した。
ただ、何度かやっていると、そのパターンが分かった。
「コイツ、しゃがめばノーダメージじゃん」
この『スライム』は『ルシア』の顔目掛けて体当たりを仕掛けてくるので
しゃがむとノーダメージなのである。製作者側の救済処置だろう。
というか下半身狙われたらゲームとして成立しない。
う~ん…
女子主人公ゲーだとこっちの方向に持っていってしまうなぁ…
『ルシア』さ~ん!
この愚かな『髭人』を成敗してくださいませ~!」
『ルシア』、無言で、シューズでジャンプして盛大にスルー。
「え?
……。
倒してさえくれないのか…
ううッ…
ってルシアを追っていた!
うわ!スライムの群れ!
しゃがめばノーダメージ」
しゃがんでノーダメージ
スライム、頭上に停滞。
「ふぅ…
助かった…
けど、剣を持ってない俺はこれからどうすればいいんだ?
………。
終わった…」
終劇
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