RPG
ポポロシリーズ3作品目
開発は「ジーアーティスツ」「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
2000年1月27日発売
特徴としては
前々作の「ポポロクロイス物語」前作「ポポローグ」と変わらず本作は斜めからの見下ろし型である「クォータービュー」である。
フィールドからバトルへの移行がシームレス
追加点と言えば
イベント時はフルボイス
そのせいかディスクは3枚組となった。
あらすじ
前々作「ポポロクロイス物語」で「氷の魔王」を倒し王国を救ったピエトロ王子。
プロローグはその2年後から始まる。
12歳になった「ピエトロ」はポポロクロイス王家に先祖代々行われてきた「王位継承の儀式」を行うため
「王家の洞窟」に一人、足を踏み入れる。
そこで「知恵の王冠」を触れ際に謎の人物に出会い、問いかけられる…
それに答える事が出来ず、月日は過ぎていく。
それから3年が経った15歳になったピエトロ。
「パーセラ」のトンネル工事現場に竜が現れ閉じ込められた人がいるという。
それを調査すべくピエトロはパーセラへ、「ドン」と「ゴン」を引き連れて向かうのだった。
これから自分達の運命を大きく変える事件に発展するとも知らずに…
点数は90点
良い点
・ストーリー
・イベント時フルボイス
・1からのお土産
・モブキャラ含めた展開
悪い点
・難易度低下
・ラスト、仲間が空気
良い点の解説
・ストーリー
相変わらず泣けるなストーリーである。
但し、「ピエトロ」と「ナルシア」の描写がメインとなってくるので
公式のキャッチコピーが
「二人の恋に、涙がポポロ」
だしな。
「ポポロ1」や「ポポローグ」では特に「家族愛」が強かった。
今作にも「家族愛」はあるもののそれよりも「恋愛」の方が色濃いと言えるため
向かない人もいるかもしれない。
・イベント時フルボイス
やっぱり場面をより高めてくれるのがフルボイスだからだろう。
ディスク変更の時に変えないで放置していると
キャラに注意されたり、怒られたりするという遊び心があって面白い。
・Ⅰからのお土産
「Ⅰ」や「ポポローグ」のセーブデータにお土産が入っているとお土産部屋に品物が並ぶ。
中には体験版の限定品や「ポポローグ」の「ポケットステーション」限定品などもあるようでコンプするのは大変かもしれない。
データもあるが、やはり「ポポロクロイス物語」から5年後、「ポポローグ」から3年後という事でキャラのつながりがある。
・モブキャラ含めた展開
メインストーリーが泣けるのもあるがイベント毎に
モブキャラなども時間経過しているのでイベントが終わった後に今まで行った
町などのキャラに会ってみると小さなイベントがある。
「モブキャラAはモブキャラBに恋をしていたが…実ったのだろうか?」
メインストーリーとは関係ない所で展開していくモブキャラ同士のやり取りを追っていくという楽しみ方もあるので散歩が楽しい。
悪い点
・難易度低下
1と比べて難易度が異様に低下している。
製作側は小さい子やゲームが苦手な人でも
プレイしやすいようにという意図があるようだけどね。
歯ごたえがあるような戦闘がしたければ
特技を縛るとか武器を縛るぐらいすれば丁度よくなるのかも
・ラスト、仲間が空気
仲間が多くなり、ピエトロ以外のメンバーを任意で選べるようになる。
そのため、キャラの組み合わせ等で台詞を用意しなければならないためか
ピエトロ以外はみんなだんまりである。
それがダメなら2パーティぐらいにしてキャラは固定で良かった気がするんだけどなぁ…
髭人は
「PSP版Ⅰ部分」→「PS1版」→「PS版2」→「PSP版Ⅱ部分」→「ポポローグ」
という複雑な順番でプレイしている(笑)
PSP版のⅡ部分を先にプレイしなくてよかった…
Ⅱの部分もフルボイスじゃないし、ムービーも影の演出がところどころで見られ露骨な経費削減が見て取れる。
そしてカット部分がひどすぎる!
にしてもⅢを期待したんだがな…
PS2になってピノン世代。ピノン世代はそれで好きなんだけど順番を誤るなって…
大人の事情ってのは悲しいもんだなぁ…
主要キャラの皆さんの紹介
←ピエトロ:15歳
前作、前々作、「氷の魔王」や「夢幻魔王イド」から国を守った幼いながらも凄い経歴を持つ少年。
ナルシアが気になる様子だが一歩踏み出せない様子。天気のことがよく気になる(笑)
「風の刃!」が凛々しい!
←パウロ:45歳 エレナ:3歳 サニア:不明
おじいちゃんと言っても通用するパウロ。かつて獅子王と呼ばれるほど剣術が優れたお人だった。
エレナ、ピエトロ大好きな女の子。12歳も歳が離れているとこれから一緒にいるの大変だよな。
サニア、アンタ、竜族とは言えチート過ぎないかい?
←ナルシア:16歳
心優しく物静かで引っ込み思案な性格の少女
ピエトロと惹かれあっているようだが性格上、積極的になれず悶々としている様子。
今作でとある秘密が明らかとなる。
CMで見たムービー、ヤベェ!!
ニヤニヤ、感動という波状攻撃で髭人を全力で殺しに来る恐るべき女(笑)
←カイ
何気に「1」でも「2」でも本編のムービーでは「ナルシア」より先に出てくるお人
←白騎士:37歳
高いところダメ、お酒ダメ、お化けダメ、塩ダメ(鎧)案外弱点が多いこのお人
2014年に発売された小説「ポポロクロニクル」にて名前も明らかになっている。
鎧が脱げる瞬間は原作者のHPの質問コーナーでサラッと答えている。
←ガミガミ魔王:45歳
相変わらず「ナルシア」ラブなこのお人。
「I」でガミガミ魔王を気にかけてくれるオバちゃんがいたんだけどね。
メカの天才でロボットや機械の城などを作り上げる。
「10000000000年早い!」&「○○は男の浪漫!」は彼の名台詞。
ここからが新キャラ
←ジルバ:14歳
「ロマーナ王女」
「鋼鉄魔王」に捕まっているところ「ピエトロ」に助けられ、一目ぼれ。我が儘に育ったためか思ったことは即行動。故にプレイヤーから嫌われる事が多い。
髭人は一通りプレイしたら気にしてはない。
初見時はやっぱり「何、コイツ」だったけど(笑)
レオナ:21歳
弓矢に長け、動物と話すことが出来る(ドラゴンは不可)
お話の都合上、その理由などはカットとなったと攻略本に載っている。
寡黙なお人だけど、お酒を飲むとキャラが変わる。
そのギャップがいいよね。
←ガボ:0歳
産まれたてのドラゴン
シリーズでも重要になっていくであろう存在
PS)ソフトの画像を2014年9月10日に追加
友人に貸しあげしていたからな…(借りパクの逆ね)
ここからがネタバレ
↓
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色んなイベントが好きだったな~。
メインの話ではなく他のイベントとかね。
・「星の話」
良い歌。人魚を当てるのはクォータービューって事もあってなんか見づらかったな…
・「ガミガミシアター」
仕置人の所とか笑ったわ。
そしてあんなどーでもいいところに物凄く凝って作っていることに(笑)
糸を噛む奴をやりたくて態々入れ歯を仕込む辺り作り手のコダワリを感じる!!
・「マルチプルタイタインパー」
「パーセラ商工会副会長候補代理」の気持ちはわかる。
何か語呂いいしな。マルチプルタイタンパーって。
久寿玉を割る「ガミガミ」「ジルバ」「レオナ」の3人を見て「みんな…」と呆れる「ナルシア」
個人的には何か加わってほしかった。久寿玉割るのに参加するのではなく
取り敢えず何か誤魔化そうと、「ヒールレイン」でも使って虹をかける。
ちょっとしたショーみたいじゃないか?そこは惜しい。
・「パーセラ」のナンパ男
「ナルシア」に忙しいからとやんわり断られたのを受け入れているんじゃ他の誰も成功しないだろ。お前
・「レオナ」酒豪イベント
その後、「ジルバ」に物まねされて照れている「レオナ」「白騎士」は良い。
・「ウッキィカイザー」
「レオナ」のキャラ崩壊っぷりとかね。
まぁ、飽くまで「ウッキィ」の翻訳しているって立場だがな。
・「スーパーギルダ2号」or「ハネハネショッカク」
是非ともどちらかの名前にして…ダメだよね(笑)
怒る小さいナルシア可愛い。
・「旭日龍宮天政位大帝武者小路助六」
なげぇ…一時期真面目に覚えようとしたな。今は忘れている(笑)
そんなところかな?
あ、忘れてはいけないのは
・「ピピカ村」
ええい!男湯はいい!女湯を映せ!ジルバやレオナの裸ぶりを!
くそ~!PSP版ではそもそもカットしやがってぇぇぇ―――ッッ!
ハッ!!
…………
ウォッホン!取り敢えず落ち着こう…
さて、イベントの話はこの辺にしておこう。
色々と疑問点
「ナルシア」が「パーセラ」の港で黄金の鍵を捨てた事が甚だ疑問なんだよな。
「ガープ」が何を「ナルシア」に言ったのだろうか?
それを見ているときは「ギルダ」の「魔法の井戸」でだったから声は一切なし。
だからこちらが想像するしかないな…
ガープ「アンタがそれ持っていたらエンディングで『カイ』に変身出来てしまって
みんな感動出来なくなってしまうじゃないかい!ホラ!海に捨てておしまい!」
もしくは
ガープ「次回作の『ルナ』に黄金の鍵をあげるためにここで捨てておしまい!」
かな?
って、勿論冗談だが(笑)
本気で考えるのなら
ガープ「アンタ、黄金の鍵を持っているね。そんなもん持っていると妖精達が姿を現さないんだよ!ホラ!海に捨てておしまい!」
ってな所か?
仮にそうだとしたら何故、「ナルシア」が黄金の鍵を持っていることを知っている?
マイラ側は誰もが知っている事実なのか?ポポロ王家の道具だろ?(PS版Ⅰでは魔女の秘密道具だったけどね)
うう~ん。気になる。
しかし、ガープに言われたにしても何も海に捨てる事はなかったんじゃないかって思うんだよな。
手紙で送るか(ポポロの世界に郵送ってあるか知らんけど)
「パーセラ」ならポストフドッグがある。「ポストフ」「ポストフの弟子」「パミィ」ぐらいいると思うのだが…
あまり考えてはいけない所なのかもしれないな…
エンディング。
「ナルシア」や「サニア」を生き返らせてくれるのなら
「ピエトロ」が殺した大地の竜「ウルスラ」も生き返らせても良かったんじゃないかなぁ?
そこは、罪は背負えってメッセージなんかなぁ…
「老竜神」が「牙には牙」をの話で魂が表れて「ウルスラ」は普通に喋っていたのに
「ピエトロ」が殺る前は何故喋れなかったのか?
「ボクシー」の毒薬のせいかな?
しっかし、大地の竜。「ウルスラ」イベント。
「ピエトロ」は額にグサー!ってやっているからもはや殺る気満々だよな。
誤って殺してしまったというモンじゃない(苦笑)
疑問はそんなもんかな?
後、言いたいことと言ったらニヤニヤイベントだな。
サーカス後のイベント…
アカンなぁ…ニヤニヤ加減が…
「ナルシア」が「ピエトロ」の頬にキスして箒で去っていくくだり
寝転がってプレイしていたらそのまま悶絶して転がっていくわ。
ニヤニヤ寝転がり選手権でもあろうものなら10m以上は記録するんじゃなかろうか?
しかし、2015年6月18日に発売された「ポポロクロイス牧場物語」
舞台はこの「II」の2年前であり「ピエトロ」が13歳、「ナルシア」14歳って事になる。
PVのムービーで、「ナルシア」が「ピエトロ」に
「おまじないするから目をつぶって」
なんて言ってデコチューするんだけどさ。
いやいや…それじゃ2年後のこのイベントが薄れるやん。
プレゼントを「ピエトロ」からもらって「ナルシア」がホッペチューしてからの~
↓
ナルシア「おやすみなさ~い」(照れ)
↓
箒にまたがりスィ~
「ピエトロ」は腰を抜かしている。
やべぇ…流れを書いているだけでニヤニヤしてまうわ。
二人の親密さについて段階を踏むと考えると、「ポポロクロイス牧場物語」のデコチューは早計だったって思ってしまうのだがな。
せめて手を握るぐらいで丁度いいんじゃないだろうか?
にしても攻略本…
これが15歳の絵日記かいな…
「テヘッ」とか見ているほうが辛いわ!
最後の最後、相変わらず俺をニヤニヤさせて殺したいのかい?
このゲーム、ニヤニヤ地獄ですよ。ほんと…逃げ道なし!
しかし告白の言い回しって何だろうね?
ピエトロ「マイラの事でよくわかったんだ。種族とか姿とかそういうのってあまり関係ないんじゃないかな?」
いくら外見が綺麗でも心が醜ければマイラのようになってしまう」
でもユリウス様はそんなになった娘のマイラを大切に想っていたよね。
大切な人を守りたい。好きな人と一緒にいたい。それでいいんじゃないかな?」
ナルシア「ピエトロ…」(涙が光る)
背を向けているナルシアに近づくピエトロ
ピエトロ「ナルシア…」
振り返るナルシア
ナルシア「はいぃ!」
ピエトロ「ボクと…」
ここでカメラが空に向かっていつものナレーションが流れるわけだ。
ボクと…何なんだろね。コレはプレイヤーにセリフは委ねたんだろうけどさ。
うう~む…
「結婚して欲しい!」
ってのは気が早いよね。
「一緒にいてほしいんだ。これからもずっと」
良い感じだけど、もっと直接的言葉が欲しいよね。既に似たようなことを言っているし…
案外難しいなぁ…ボクと…なんやねん!!
気になるわー!!
最後に各キャラにネタバレを込めた一言
「ピエトロ」:「ナルシア」との結婚式の様子見たかったな~。
今後描かれるんかなぁ?
「ナルシア」:ピピカ村の温泉イベント
初見時に
髭人「ナルシア不在時に温泉に入るぅぅ!?
白騎士!てめーはいらんからナルシアを呼んで来い!今すぐにだ!
クッソ!何考えているんだよ製作者ァァァァ!!」
と、思っていたけど一緒に温泉に入っていたら触覚や羽がバレてしまうからな…
ストーリー上は正しいと言える。でも、残念極まりない(まだ言うかい…)
にしても羽が生えているのならコトリコ島。飛べなかったのかな?
バルバラン封印で力使い果たしていたからか?箒も出せなかったしな。
いや、今まで箒で飛んでいたからその時点で羽で飛ぶ事は出来なかったと考えるべきか…
「カイ」:「黄金の鍵」がないという事でもう出てこられないのがちと寂しい。
「白騎士」:「キングナイト」の剣を見つけたら家に帰ってくるのかな?
何やかんやで悪を探す旅を続けそうな気がするな。
「ガミガミ魔王」:「ジルバ」をさらったのは「ナルシア」に似ていたからだそうだが
流石に無理あるだろ。
百歩譲って「ナルシア」に似ていたからとしても性格を考えようぜ。
「カイ」に対して「やっぱりナルシアちゃんがいい」って言っているほどだし
にしてもここから空白の15年。何をしていたんだろうか?
「レオナ」:白騎士とくっつくのは自然な流れだが、旅に行く自由を許すとは胆力がある女性だよな。
おねしょ癖の治りが遅かったけど。(こんな事言うと俺、ボディブロー入れられるな…)
「ジルバ」:どう考えても「鋼鉄魔王」に捕まる事なんてなかっただろ。
「エレナ」「ナルシア」キックのせいで多くの人から嫌われているけども
場面上、そうしなければならなかったと思うんだよね。
「エレナ」に蹴り入れなければ、「ピエトロ」にくっついて離れなかったし
「ナルシア」には、意識も薄い状態だったからこそ、その後のイベントが光るわけだし
そういう状況にさせるため貧乏くじを引かされた不遇キャラともいえる。
あ、デフロボ破壊があったな。あれはただの我が儘だから擁護できん。(笑)
でも14歳で3歳のエレナに「このおばさん嫌い」というので許したよ。
それを笑って蹴られる「ガミガミ魔王」は不憫だが(笑)
「白騎士」「レオナ」のイベントも一人、真似してキャーキャー言って可愛いしな。
ちなみに「月の掟の冒険」の攻略本の田森氏のインタビューで
「娘の名前は決まっている」と明かされている。
きっと出会ったら「ピノン」に惚れるんだろうけど、
今更「ルナ」を押しのけるのは不可能だろう。
となると、「ジルバ」の家系は噛ませ犬になるお家柄って事か?(笑)
やっぱり、「ナルシア」含めての温泉イベントがなぁ…(くどいって?)
でも、迂闊に入ったら「ジルバ」がこう言うんだろうなぁ~。
ジルバ「なぁにナルシア。頭に触覚があるし、背中には羽があるって…変なの。あなた本当に人間なのぉ?」
ナルシア「…(シュン)」
何てまさに人種などの要因に起因する憎悪を集める表現。
ヘイトスピーチをする事になるわなぁ…
プレイヤーから憎しみ受けまくりやな~
ジルバ「で、でも露出がない服だったから気づかなかったけど案外出る所出てるじゃない。」
ナルシア「ふふ…(ちょっと勝ち誇った笑み)」
みたいな…
って別にこの時点でナルシアがグラマーなんて設定はないから髭人の勝手な妄想だけど(苦笑)
取り敢えず今回はこの辺にしておきましょう。
加筆できるときがその時また…
ポポロシリーズ3作品目
開発は「ジーアーティスツ」「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
2000年1月27日発売
特徴としては
前々作の「ポポロクロイス物語」前作「ポポローグ」と変わらず本作は斜めからの見下ろし型である「クォータービュー」である。
フィールドからバトルへの移行がシームレス
追加点と言えば
イベント時はフルボイス
そのせいかディスクは3枚組となった。
あらすじ
前々作「ポポロクロイス物語」で「氷の魔王」を倒し王国を救ったピエトロ王子。
プロローグはその2年後から始まる。
12歳になった「ピエトロ」はポポロクロイス王家に先祖代々行われてきた「王位継承の儀式」を行うため
「王家の洞窟」に一人、足を踏み入れる。
そこで「知恵の王冠」を触れ際に謎の人物に出会い、問いかけられる…
それに答える事が出来ず、月日は過ぎていく。
それから3年が経った15歳になったピエトロ。
「パーセラ」のトンネル工事現場に竜が現れ閉じ込められた人がいるという。
それを調査すべくピエトロはパーセラへ、「ドン」と「ゴン」を引き連れて向かうのだった。
これから自分達の運命を大きく変える事件に発展するとも知らずに…
点数は90点
良い点
・ストーリー
・イベント時フルボイス
・1からのお土産
・モブキャラ含めた展開
悪い点
・難易度低下
・ラスト、仲間が空気
良い点の解説
・ストーリー
相変わらず泣けるなストーリーである。
但し、「ピエトロ」と「ナルシア」の描写がメインとなってくるので
公式のキャッチコピーが
「二人の恋に、涙がポポロ」
だしな。
「ポポロ1」や「ポポローグ」では特に「家族愛」が強かった。
今作にも「家族愛」はあるもののそれよりも「恋愛」の方が色濃いと言えるため
向かない人もいるかもしれない。
・イベント時フルボイス
やっぱり場面をより高めてくれるのがフルボイスだからだろう。
ディスク変更の時に変えないで放置していると
キャラに注意されたり、怒られたりするという遊び心があって面白い。
・Ⅰからのお土産
「Ⅰ」や「ポポローグ」のセーブデータにお土産が入っているとお土産部屋に品物が並ぶ。
中には体験版の限定品や「ポポローグ」の「ポケットステーション」限定品などもあるようでコンプするのは大変かもしれない。
データもあるが、やはり「ポポロクロイス物語」から5年後、「ポポローグ」から3年後という事でキャラのつながりがある。
・モブキャラ含めた展開
メインストーリーが泣けるのもあるがイベント毎に
モブキャラなども時間経過しているのでイベントが終わった後に今まで行った
町などのキャラに会ってみると小さなイベントがある。
「モブキャラAはモブキャラBに恋をしていたが…実ったのだろうか?」
メインストーリーとは関係ない所で展開していくモブキャラ同士のやり取りを追っていくという楽しみ方もあるので散歩が楽しい。
悪い点
・難易度低下
1と比べて難易度が異様に低下している。
製作側は小さい子やゲームが苦手な人でも
プレイしやすいようにという意図があるようだけどね。
歯ごたえがあるような戦闘がしたければ
特技を縛るとか武器を縛るぐらいすれば丁度よくなるのかも
・ラスト、仲間が空気
仲間が多くなり、ピエトロ以外のメンバーを任意で選べるようになる。
そのため、キャラの組み合わせ等で台詞を用意しなければならないためか
ピエトロ以外はみんなだんまりである。
それがダメなら2パーティぐらいにしてキャラは固定で良かった気がするんだけどなぁ…
髭人は
「PSP版Ⅰ部分」→「PS1版」→「PS版2」→「PSP版Ⅱ部分」→「ポポローグ」
という複雑な順番でプレイしている(笑)
PSP版のⅡ部分を先にプレイしなくてよかった…
Ⅱの部分もフルボイスじゃないし、ムービーも影の演出がところどころで見られ露骨な経費削減が見て取れる。
そしてカット部分がひどすぎる!
にしてもⅢを期待したんだがな…
PS2になってピノン世代。ピノン世代はそれで好きなんだけど順番を誤るなって…
大人の事情ってのは悲しいもんだなぁ…
主要キャラの皆さんの紹介
←ピエトロ:15歳
前作、前々作、「氷の魔王」や「夢幻魔王イド」から国を守った幼いながらも凄い経歴を持つ少年。
ナルシアが気になる様子だが一歩踏み出せない様子。天気のことがよく気になる(笑)
「風の刃!」が凛々しい!
←パウロ:45歳 エレナ:3歳 サニア:不明
おじいちゃんと言っても通用するパウロ。かつて獅子王と呼ばれるほど剣術が優れたお人だった。
エレナ、ピエトロ大好きな女の子。12歳も歳が離れているとこれから一緒にいるの大変だよな。
サニア、アンタ、竜族とは言えチート過ぎないかい?
←ナルシア:16歳
心優しく物静かで引っ込み思案な性格の少女
ピエトロと惹かれあっているようだが性格上、積極的になれず悶々としている様子。
今作でとある秘密が明らかとなる。
CMで見たムービー、ヤベェ!!
ニヤニヤ、感動という波状攻撃で髭人を全力で殺しに来る恐るべき女(笑)
←カイ
何気に「1」でも「2」でも本編のムービーでは「ナルシア」より先に出てくるお人
←白騎士:37歳
高いところダメ、お酒ダメ、お化けダメ、塩ダメ(鎧)案外弱点が多いこのお人
2014年に発売された小説「ポポロクロニクル」にて名前も明らかになっている。
鎧が脱げる瞬間は原作者のHPの質問コーナーでサラッと答えている。
←ガミガミ魔王:45歳
相変わらず「ナルシア」ラブなこのお人。
「I」でガミガミ魔王を気にかけてくれるオバちゃんがいたんだけどね。
メカの天才でロボットや機械の城などを作り上げる。
「10000000000年早い!」&「○○は男の浪漫!」は彼の名台詞。
ここからが新キャラ
←ジルバ:14歳
「ロマーナ王女」
「鋼鉄魔王」に捕まっているところ「ピエトロ」に助けられ、一目ぼれ。我が儘に育ったためか思ったことは即行動。故にプレイヤーから嫌われる事が多い。
髭人は一通りプレイしたら気にしてはない。
初見時はやっぱり「何、コイツ」だったけど(笑)
レオナ:21歳
弓矢に長け、動物と話すことが出来る(ドラゴンは不可)
お話の都合上、その理由などはカットとなったと攻略本に載っている。
寡黙なお人だけど、お酒を飲むとキャラが変わる。
そのギャップがいいよね。
←ガボ:0歳
産まれたてのドラゴン
シリーズでも重要になっていくであろう存在
PS)ソフトの画像を2014年9月10日に追加
友人に貸しあげしていたからな…(借りパクの逆ね)
ここからがネタバレ
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色んなイベントが好きだったな~。
メインの話ではなく他のイベントとかね。
・「星の話」
良い歌。人魚を当てるのはクォータービューって事もあってなんか見づらかったな…
・「ガミガミシアター」
仕置人の所とか笑ったわ。
そしてあんなどーでもいいところに物凄く凝って作っていることに(笑)
糸を噛む奴をやりたくて態々入れ歯を仕込む辺り作り手のコダワリを感じる!!
・「マルチプルタイタインパー」
「パーセラ商工会副会長候補代理」の気持ちはわかる。
何か語呂いいしな。マルチプルタイタンパーって。
久寿玉を割る「ガミガミ」「ジルバ」「レオナ」の3人を見て「みんな…」と呆れる「ナルシア」
個人的には何か加わってほしかった。久寿玉割るのに参加するのではなく
取り敢えず何か誤魔化そうと、「ヒールレイン」でも使って虹をかける。
ちょっとしたショーみたいじゃないか?そこは惜しい。
・「パーセラ」のナンパ男
「ナルシア」に忙しいからとやんわり断られたのを受け入れているんじゃ他の誰も成功しないだろ。お前
・「レオナ」酒豪イベント
その後、「ジルバ」に物まねされて照れている「レオナ」「白騎士」は良い。
・「ウッキィカイザー」
「レオナ」のキャラ崩壊っぷりとかね。
まぁ、飽くまで「ウッキィ」の翻訳しているって立場だがな。
・「スーパーギルダ2号」or「ハネハネショッカク」
是非ともどちらかの名前にして…ダメだよね(笑)
怒る小さいナルシア可愛い。
・「旭日龍宮天政位大帝武者小路助六」
なげぇ…一時期真面目に覚えようとしたな。今は忘れている(笑)
そんなところかな?
あ、忘れてはいけないのは
・「ピピカ村」
ええい!男湯はいい!女湯を映せ!ジルバやレオナの裸ぶりを!
くそ~!PSP版ではそもそもカットしやがってぇぇぇ―――ッッ!
ハッ!!
…………
ウォッホン!取り敢えず落ち着こう…
さて、イベントの話はこの辺にしておこう。
色々と疑問点
「ナルシア」が「パーセラ」の港で黄金の鍵を捨てた事が甚だ疑問なんだよな。
「ガープ」が何を「ナルシア」に言ったのだろうか?
それを見ているときは「ギルダ」の「魔法の井戸」でだったから声は一切なし。
だからこちらが想像するしかないな…
ガープ「アンタがそれ持っていたらエンディングで『カイ』に変身出来てしまって
みんな感動出来なくなってしまうじゃないかい!ホラ!海に捨てておしまい!」
もしくは
ガープ「次回作の『ルナ』に黄金の鍵をあげるためにここで捨てておしまい!」
かな?
って、勿論冗談だが(笑)
本気で考えるのなら
ガープ「アンタ、黄金の鍵を持っているね。そんなもん持っていると妖精達が姿を現さないんだよ!ホラ!海に捨てておしまい!」
ってな所か?
仮にそうだとしたら何故、「ナルシア」が黄金の鍵を持っていることを知っている?
マイラ側は誰もが知っている事実なのか?ポポロ王家の道具だろ?(PS版Ⅰでは魔女の秘密道具だったけどね)
うう~ん。気になる。
しかし、ガープに言われたにしても何も海に捨てる事はなかったんじゃないかって思うんだよな。
手紙で送るか(ポポロの世界に郵送ってあるか知らんけど)
「パーセラ」ならポストフドッグがある。「ポストフ」「ポストフの弟子」「パミィ」ぐらいいると思うのだが…
あまり考えてはいけない所なのかもしれないな…
エンディング。
「ナルシア」や「サニア」を生き返らせてくれるのなら
「ピエトロ」が殺した大地の竜「ウルスラ」も生き返らせても良かったんじゃないかなぁ?
そこは、罪は背負えってメッセージなんかなぁ…
「老竜神」が「牙には牙」をの話で魂が表れて「ウルスラ」は普通に喋っていたのに
「ピエトロ」が殺る前は何故喋れなかったのか?
「ボクシー」の毒薬のせいかな?
しっかし、大地の竜。「ウルスラ」イベント。
「ピエトロ」は額にグサー!ってやっているからもはや殺る気満々だよな。
誤って殺してしまったというモンじゃない(苦笑)
疑問はそんなもんかな?
後、言いたいことと言ったらニヤニヤイベントだな。
サーカス後のイベント…
アカンなぁ…ニヤニヤ加減が…
「ナルシア」が「ピエトロ」の頬にキスして箒で去っていくくだり
寝転がってプレイしていたらそのまま悶絶して転がっていくわ。
ニヤニヤ寝転がり選手権でもあろうものなら10m以上は記録するんじゃなかろうか?
しかし、2015年6月18日に発売された「ポポロクロイス牧場物語」
舞台はこの「II」の2年前であり「ピエトロ」が13歳、「ナルシア」14歳って事になる。
PVのムービーで、「ナルシア」が「ピエトロ」に
「おまじないするから目をつぶって」
なんて言ってデコチューするんだけどさ。
いやいや…それじゃ2年後のこのイベントが薄れるやん。
プレゼントを「ピエトロ」からもらって「ナルシア」がホッペチューしてからの~
↓
ナルシア「おやすみなさ~い」(照れ)
↓
箒にまたがりスィ~
「ピエトロ」は腰を抜かしている。
やべぇ…流れを書いているだけでニヤニヤしてまうわ。
二人の親密さについて段階を踏むと考えると、「ポポロクロイス牧場物語」のデコチューは早計だったって思ってしまうのだがな。
せめて手を握るぐらいで丁度いいんじゃないだろうか?
にしても攻略本…
これが15歳の絵日記かいな…
「テヘッ」とか見ているほうが辛いわ!
最後の最後、相変わらず俺をニヤニヤさせて殺したいのかい?
このゲーム、ニヤニヤ地獄ですよ。ほんと…逃げ道なし!
しかし告白の言い回しって何だろうね?
ピエトロ「マイラの事でよくわかったんだ。種族とか姿とかそういうのってあまり関係ないんじゃないかな?」
いくら外見が綺麗でも心が醜ければマイラのようになってしまう」
でもユリウス様はそんなになった娘のマイラを大切に想っていたよね。
大切な人を守りたい。好きな人と一緒にいたい。それでいいんじゃないかな?」
ナルシア「ピエトロ…」(涙が光る)
背を向けているナルシアに近づくピエトロ
ピエトロ「ナルシア…」
振り返るナルシア
ナルシア「はいぃ!」
ピエトロ「ボクと…」
ここでカメラが空に向かっていつものナレーションが流れるわけだ。
ボクと…何なんだろね。コレはプレイヤーにセリフは委ねたんだろうけどさ。
うう~む…
「結婚して欲しい!」
ってのは気が早いよね。
「一緒にいてほしいんだ。これからもずっと」
良い感じだけど、もっと直接的言葉が欲しいよね。既に似たようなことを言っているし…
案外難しいなぁ…ボクと…なんやねん!!
気になるわー!!
最後に各キャラにネタバレを込めた一言
「ピエトロ」:「ナルシア」との結婚式の様子見たかったな~。
今後描かれるんかなぁ?
「ナルシア」:ピピカ村の温泉イベント
初見時に
髭人「ナルシア不在時に温泉に入るぅぅ!?
白騎士!てめーはいらんからナルシアを呼んで来い!今すぐにだ!
クッソ!何考えているんだよ製作者ァァァァ!!」
と、思っていたけど一緒に温泉に入っていたら触覚や羽がバレてしまうからな…
ストーリー上は正しいと言える。でも、残念極まりない(まだ言うかい…)
にしても羽が生えているのならコトリコ島。飛べなかったのかな?
バルバラン封印で力使い果たしていたからか?箒も出せなかったしな。
いや、今まで箒で飛んでいたからその時点で羽で飛ぶ事は出来なかったと考えるべきか…
「カイ」:「黄金の鍵」がないという事でもう出てこられないのがちと寂しい。
「白騎士」:「キングナイト」の剣を見つけたら家に帰ってくるのかな?
何やかんやで悪を探す旅を続けそうな気がするな。
「ガミガミ魔王」:「ジルバ」をさらったのは「ナルシア」に似ていたからだそうだが
流石に無理あるだろ。
百歩譲って「ナルシア」に似ていたからとしても性格を考えようぜ。
「カイ」に対して「やっぱりナルシアちゃんがいい」って言っているほどだし
にしてもここから空白の15年。何をしていたんだろうか?
「レオナ」:白騎士とくっつくのは自然な流れだが、旅に行く自由を許すとは胆力がある女性だよな。
おねしょ癖の治りが遅かったけど。(こんな事言うと俺、ボディブロー入れられるな…)
「ジルバ」:どう考えても「鋼鉄魔王」に捕まる事なんてなかっただろ。
「エレナ」「ナルシア」キックのせいで多くの人から嫌われているけども
場面上、そうしなければならなかったと思うんだよね。
「エレナ」に蹴り入れなければ、「ピエトロ」にくっついて離れなかったし
「ナルシア」には、意識も薄い状態だったからこそ、その後のイベントが光るわけだし
そういう状況にさせるため貧乏くじを引かされた不遇キャラともいえる。
あ、デフロボ破壊があったな。あれはただの我が儘だから擁護できん。(笑)
でも14歳で3歳のエレナに「このおばさん嫌い」というので許したよ。
それを笑って蹴られる「ガミガミ魔王」は不憫だが(笑)
「白騎士」「レオナ」のイベントも一人、真似してキャーキャー言って可愛いしな。
ちなみに「月の掟の冒険」の攻略本の田森氏のインタビューで
「娘の名前は決まっている」と明かされている。
きっと出会ったら「ピノン」に惚れるんだろうけど、
今更「ルナ」を押しのけるのは不可能だろう。
となると、「ジルバ」の家系は噛ませ犬になるお家柄って事か?(笑)
やっぱり、「ナルシア」含めての温泉イベントがなぁ…(くどいって?)
でも、迂闊に入ったら「ジルバ」がこう言うんだろうなぁ~。
ジルバ「なぁにナルシア。頭に触覚があるし、背中には羽があるって…変なの。あなた本当に人間なのぉ?」
ナルシア「…(シュン)」
何てまさに人種などの要因に起因する憎悪を集める表現。
ヘイトスピーチをする事になるわなぁ…
プレイヤーから憎しみ受けまくりやな~
ジルバ「で、でも露出がない服だったから気づかなかったけど案外出る所出てるじゃない。」
ナルシア「ふふ…(ちょっと勝ち誇った笑み)」
みたいな…
って別にこの時点でナルシアがグラマーなんて設定はないから髭人の勝手な妄想だけど(苦笑)
取り敢えず今回はこの辺にしておきましょう。
加筆できるときがその時また…
(2015年7月25日、更新)
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