落ちモノパズルゲーム
キャラクターソフトから発売
1993年1月14日発売
あらすじは特になし
特徴
まず、前作ではブロックが『サンリオキャラクターの頭』であったが
本作では色違いの『キャンディ』となっている。
「赤」「青」「黄色」「緑」「桃」最大5色
ゲームのルールとして
同色キャンディが縦横と3つ以上揃うと消えるというシステム
(前作のような斜めはなし)
本作はキャンディを移動させるのではなく
左端もしくは右端にいるキャラクターを上下に動かす事が出来る。
そのキャラクターはハンマーを持っており、
AボタンもしくはBボタンで端と隣接しているキャンディを叩くと
Aボタンなら1つ分
Bボタンなら2つ分
移動する事が出来る。左右隣にあるキャンディも同様に移動する。
達磨落としの要領で、叩いたブロックに接する上下のブロックには影響しない。
キャラの逆の端ブロックがある時ハンマーで押し出すと反対側の端からループして出現する。
キャンディはキャラクター側の上端部にキャンディがない限り自動で次々に投入される。
キャラ側上端部にキャンディがある場合、投入は止まるがそれでゲームオーバーにはならない。
ハンマーで叩いてスペースを作れば再び投入が再開する。
ゲームは時間制限があり、その間に規定色のキャンディを規定数消すとクリアとなる。
規定色の規定数を満たした後に同色のキャンディを揃えると「灰色」のキャンディとなる。
もしくはゲームのレベルが上がると灰色キャンディが降って来る。
灰色キャンディを消すには縦に一列(10個)全て揃えなければならない。
その為、偏った色のキャンディの消し方ではなく満遍なく消していく事が大切となる。
制限時間までに色と数のブロックを消せないとゲームオーバー。
もしくは消せるブロックが無くなり手詰まりになるとゲームオーバー。
1人プレイの「すてーじ」「ちょうせん」
2人プレイの「たいせん」
という計3つのモードがある。
・すてーじ(ステージ)
規定ブロック数を時間内に消すとステージクリアであり「絵合わせ」が始まる。
キャラクターの顔の絵が3×3、4×4で現れ、1つのブロックが空白となるので
その空白をブロックをずらして顔を作るのだ。
ただ、ハンマーで端を叩くという方式を取っているので操作感覚に非常に戸惑う。
このゲームはボーナスステージみたいなもので時間内に作れなくてもOK。
(ギブアップも可能)
・ちょうせん(挑戦)
ひたすらキャンディ消しを黙々とやる事となる。
手詰まりになると終わり。
・たいせん(対戦)
お互いのフィールドを共有しているという対戦パズルとしてはとても珍しい仕様。
規定ブロック数消すと勝ちとなる。手詰まりになると引き分け。
横軸は5つある。
左端キャラは1P側で左側2マスが1Pエリア
右端キャラは2P側で右側2マスが2Pエリア。
中央の3つ目のエリアは共有しているがブロックを縦で揃えてもどちらのポイントにもならない。
横で揃えて消した場合は3つ目エリアを含んでいても消したブロックが多い方側のポイントとなる。
対戦だけの仕様として爆弾ブロックというものがあり、一定時間経つと爆発する。
自エリアで炸裂すると短い時間ではあるが一定時間キャラの身動きが取れなくなる。
点数は55点
良い点
・スピーディ
悪い点
・ボリューム不足
・キャラゲーとして寂しい
良い点の解説
・スピーディ
前作はファミコンの処理の問題なのかブロックを消したときにカクカクしたが
本作ではスムーズに消え、残ったブロックが落ちるのもスムーズ。
悪い点の解説
・キャラを選べない
通常モード時はステージで決められたキャラだからまだいい。
ただ、2P対戦時が
1P「ハローキティ」
2P「けろけろけろっぴ」
固定って何なん?
キャラ性能が変わらないし喋ったり動き回ったりしないけども…
他のキャラも目立つポイントを作ってあげてもいいんとちゃう?
・ボリューム不足
ステージが5面ってのはちと物足りないわな。
エンディングも簡素過ぎるし…
後、パズルゲーでありがちな音楽選択がないというのも寂しい。
・キャラゲーとして寂しい
サンリオキャラのお祭りゲーなのにキャラが一言もしゃべらないんだよな。
喋らせてはアカンという縛りでもあるんだろうか?
下手に喋らせると性格とか喋り方とか決めないといけないからな。
それは何らかの事情があるのかもしれないが
せめて表情の変化とか付けられなかったかなと
勝って喜んだり、負けて悔しがったり泣いてしまったりとかね。
キャラの動きなどはあまりないから
キャラゲーとしては考えずパズルゲーと考えるのがいいのかもしれない。
ここからがネタバレ
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通常モードは5キャラ分、計5ステージだけだが…
クリアすると
「おしまい」
って出て終わり。スタッフロールもない。
さ、さびし―――――!!
このゲームを検索かけてみるがゲーム紹介やら動画などほとんどない。
1993年というファミコン末期作品だとは言え…
か、かなし――――――!!
にしても本作はゲーム中に小さ目の全身キャラが出る(前作は1枚絵以外は頭のみ)。
その中で
『ハローキティ』や『みんなのたあ坊』『ぽこぽん』『けろけろけろっぴ』は衣服を着ているのに対し
『はんぎょどん』のみ全裸である。
公式絵を見ると衣服を着ているのも見受けられるが基本は全裸のようだ。
みんな集まっている中で1人だけ全裸が混じっている様子を想像すると
「はんぎょどん…孤立してんだろうな…」
「一応集まって入るけど陰口言ってそうな気がする…」
「はんぎょどん…きっと他4人と絶対打ち解け合えないんだろうな…」
「まっぱだカーニバル。すっぽんぽんぽこ ぽんぽこりん」
「あの頃のように産ませてよ!」
って『はんぎょどん』の境遇に涙してまうわ!(苦笑)
PS)下部2つのネタが分かる人とは…
一緒に飲んで語りたいね(アホかッ!)
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